2024年
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2024/07/12コラム
- 【片橋先生コラム】げた骨折
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日本医学柔整鍼灸専門学校です。 今回は柔道整復学科専任教員 片橋先生によるコラムの第55弾をお届けします! げた骨折 今回は、げた骨折のお話 げた、下駄です 日本の履物ですね 下駄を履いていて足をひねったときに、ここを骨折することが多いため、このような名前がつきました 場所は足の甲の小指側で、触ると一番出っ張っているところです 骨名は第5中足骨といいます 足をひねる方向は前距腓靭帯、二分靱帯と同じ内がえしで起こります ですから、やはり足の外側です 足をひねる角度の違いで負担のかかる場所が、つまり、ケガをする部位が変わるのですね 下駄は高さの同じヒールが2つ、前後についています 下駄を履いて足をくじくと、足首を真横にひねることになります すると、第5中足骨の付け根が引っ張られます ここには筋肉が腱となって着いていて、この腱に骨が引っ張られて骨折するのです 今はもちろん、履物の主流は下駄ではありませんからスニーカーなどの靴でも起きますよ 足首をひねる角度が問題なのです これから暑い時期ならではの楽しみがたくさんありますね 下駄を履くと一気に夏モードになって涼や雰囲気、気分が変わりますね 履きなれない方も多いと思います ケガには十分気をつけて夏を満喫しましょう! (監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員)]
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2024/07/04コラム
- 【山中先生コラム】~のぼせ~
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校です。 柔道整復学科専任教員、山中先生によるコラム 第30弾をお届けします! のぼせ 暑い季節がやってきました。 梅雨はいったいどこへ❔ 暑さが厳しいそんな時、皆さんはどのように過ごしていますか? 首に冷たいものをまいたり、冷たいものを摂取したり、冷感のある服を着たり.様々な対策を取られているかと思います。 のぼせると、だるさが出たり、頭痛や発汗・鼻血や動悸など様々な症状が出てきますよね。 そうなる前に、対処法をいくつかご紹介いたします。 身体から余分な熱を追い出して、快適な日常を送りましょう。 ①百会(ひゃくえ)穴 頭のてっぺんにあります! 頭の先から余分な熱を追い出しましょう。 ②曲池(きょくち)穴 肘を曲げた際、肘に出来るシワの一番外側にあります。 (難しく言うと…肘窩横紋外側端にあります) ③太谿(たいけい)穴 内くるぶしとアキレス腱の間にあります。 ペコっとへこんでいると、疲れがたまっているサインかもしれません。 ④湧泉(ゆうせん)穴 足の裏で、指をぎゅっと曲げた時に一番へこむところにあります。 頭の先から、足の裏まで刺激をしながら余分な熱を追い出しましょう。 これからやってくる本格的な暑さに身体が負けないよう、今から対策をしていきましょう。 是非ためしてみてください。 日本医学柔整鍼灸専門学校 柔道整復学科 専任教員 山中 直樹 健康長寿・認知症 Gold-QPD 実践セミナー地域フロンティア代表 。 健康長寿・認知症 Gold-QPD 実践セミナー講師。 鍼灸師・柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師。 ▽山中先生は本校TikTokでも活躍中✨ 是非ご覧ください!▽]
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2024/07/02コラム
- 【川﨑先生コラム】アスリートと歯の健康
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こんにちは!! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 川﨑先生コラムの第54弾をお届けいたします! アスリートのリカバリー 歯がスポーツにおける身体能力に関わりがあるということを知っていますか? プロの選手や一流アスリートはとても歯を大切にしていて虫歯や歯周病がほとんどないそうです。 より良いパフォーマンスを発揮するためには、虫歯や歯周病がない健康な歯で、とくに噛み合せが重要となります。 歯の噛み合せが悪いことで、顎関節症や頭痛・肩こり・腰痛・姿勢異常、睡眠の質低下などの身体的な不調が生じることがあります。 また、高齢者では、歯が健康であるほど脳機能の活性化や生活の質の向上、また運動機能に優れていることが明らかになっていて、介護の分野において、転倒予防や認知症予防を目的とした口腔ケアが重要視されています。 歯の健康を維持することは、食物を咀嚼する消化に関わる事だけでなく、会話を楽しみいつまでも自分の歯で美味しいご飯を食べるなど日常生活の豊かさにもつながります。 近年では歯科を通じて、スポーツ外傷の予防、栄養管理、体力づくり、健康の維持・増進など健康コントロールにスポーツコンディショニングの一つとして重要とされています。 だから、スポーツトレーナーも歯とスポーツの関係について知識を伝え、歯の健康指導を行っています。 歯にかかる力はどれくらい 成人男性(20~30歳)の噛みしめ時に奥歯にかかる力(咬合力)の平均は 60kgで、歯を食いしばった時には自分自身の体重に匹敵するくらい大きな力が奥歯にかかっています。 普段の食事の際に奥歯にかかっている力(咀嚼力)は最大咬合力の 1/2~1/4でおよそ10~20㎏程度の力がかかっています。 噛む力の強さより、左右の奥歯でしっかり噛めていることが大事です。 歯の噛みしめで大切なこと 歯の噛みしめで重要となるのは奥歯です。 噛み合せが悪く奥歯に均等に力が入らないと身体の筋力が最大に発揮できなくなります。 歯並びや噛み合せが良いアスリートは、全身の発揮筋力が4~6%程度UPするそうです。 全身の発揮筋力を1%上げるだけでも大変と言われているのでこれだけUPするのは凄いことですね。 静的動作の時にしっかり歯を噛みしめることで、筋肉への神経伝達が良くなり体幹が安定し筋力や瞬発力が発揮しやすくなります。 皆さんも、重い荷物を持つ時などに歯を食いしばって持つと思います。 一度、口を開けた状態で持ってみてください。力の入り方に違いを感じると思います。 噛み合せと運動能力への影響 筋の働きをスムーズに発揮するためには顎の位置を固定することが必要です。 力を発揮するときに顎が正しい位置になければ十分に力が発揮できません。 顎を正しい位置にするためには歯並びが重要で、噛むことにより咬筋に力が入り頸部が安定します。 歯並びや噛み合せが悪いと顎や頭部の位置が不安定になり、身体のバランスが崩れ安定した姿勢が調整できなくなります。 それにより運動能力が低下し、最大パフォーマンスが発揮できなくなったり障害の発生につながったり、頭頚部を安定させようと過緊張状態になり肩こりや頭痛、顎関節症につながります。 噛む力のバランスは体のバランスと考えていくことができます。 柔道整復師はスポーツトレーナーとして選手のコンディショニングケアを行いますが、痛みや障害の発生している原因が骨盤や体幹のコアバランスという視点だけでなく、噛み合せの問題からもコンディショニングを捉え、スポーツ歯科と協力しスポーツマウスガードの活用や全身バランス調整+頭頚部とフェイスマッサージなども加えてケアしていくことも必要です。 スポーツ選手がガムを噛む理由 スポーツ観戦をしているとガムを噛んでプレーしている選手がいますね。 噛むという動作で運動機能を司る脳の運動野の働きが活発になり、脊髄の運動神経が活性化されます。 それにより体の軸がぶれにくくなる効果が生まれるので、動作に合わせて噛むことができれば体の反応が良くなり競技力の向上が期待できます。 また、認知機能を司る前頭前野の血流も上がるため試合中の集中力が高まり判断力にも影響があります。 スポーツ選手がプレー中にガムを噛んでいることは意味があります。 口腔ケアの重要性 スポーツ選手は身体的、精神的ストレスにより、交感神経が優位になり血管が収縮するため、唾液は水分が少なくなったネバネバした唾液で分泌量が少なくなります。 また運動中は口呼吸になることで口の中が乾燥しがちです。 この状態はミュータンス菌(虫歯菌)が増殖しやすい環境です。 スポーツドリンクを摂取すると、そこに含まれている糖分をもとにプラーク(歯垢)を作り、ミュータンス菌は増え続け唾液のPHが低下(酸化)し虫歯の原因になります。 予防方法としては、スポーツドリンクを摂取した後、水で口をすすぐと虫歯予防になります。 唾液の分泌が低下すると、虫歯が発症しやすくなるのに加えて、上気道感染(カゼ症候群)も起こりやすいという研究結果もあります。 その他、スポーツ選手は3度の食事以外にエネルギー補給をするため食事の回数が多くなります。 歯を痛めると柔らかい食物を取りがちになり炭水化物が多くなり、タンパク質やビタミン、ミネラルが不足してし栄養摂取からパフォーマンスに影響を及ぼしてしまいます。 日本オリンピック委員会では、選手の健康のコントロールに力を入れていて、試合や遠征で歯が痛くなると結果に影響が出るため、派遣前に内科・整形外科・歯科の受診を義務付けています。 最大のパフォーマンスを発揮するためには虫歯や歯周病がなく、歯の噛み合せがしっかりしていることが大切です。 日頃の歯磨きだけでなく虫歯や歯周病予防のための口腔内ケアをしっかり行い、規則正しい生活やバランスの取れた食事、よく噛んで食べるなどのオーラルケアを続けて頂ければと思います。 また、噛み合せが良いことは、しわやたるみをなくしてフェイスラインの美しさにつながりますよ。 柔道整復師・鍼灸師 本校柔道整復学科 専任教員 川﨑有子]
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2024/06/20コラム
- 【片橋先生コラム】足首をひねったら・・・②
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日本医学柔整鍼灸専門学校です。 今回は柔道整復学科専任教員 片橋先生によるコラムの第54弾をお届けします! 足首をひねったら・・・② <<前回のコラムはこちら>> 足首をひねったら、実は、骨折になることがあります! 前回お話しした捻挫、靭帯ではなく、骨が折れてしまうことがあるんです 靭帯や筋肉の端である腱は骨についています 骨のように固くはないのですが、骨を引っ張った結果、骨の方が負けて折れてしまうことがあるのです 前回出てきたよく捻挫しやすい靭帯、外くるぶしについてる前距腓靭帯 この靱帯が外くるぶしを引っ張って、くるぶしが欠けたように折れてしまうこともたびたびあります ですから、「足首をひねった=捻挫」ではないのです また、足首をひねった角度によって別の靱帯を痛めることもあります 前距腓靭帯の少し前に二分(にぶん)靱帯というものがあります ここを捻挫することもあります この靭帯も周りの骨についています ですから、周りの骨を引っ張って骨折になることもあるんですよ (監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員)]
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2024/06/14コラム
- 【山中先生コラム】~自律神経調節~
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校です。 柔道整復学科専任教員、山中先生によるコラム 第29弾をお届けします! 自律神経調節 皆さんは、季節の移り変わりで身体に不調をきたしていませんか? なんだか疲れが抜けない、寝たいのに寝付けない、身体がだるさ等感じている方に必見の場所を3つご紹介します。 梅雨・・・そして夏がやってくるその前に体調管理を始めましょう。 ①百会(ひゃくえ)穴 頭のてっぺんにあります。 季節の変わり目や、天候によるすっきりしない頭痛にも効果的! ②合谷(ごうこく)穴 母指と示指の間で、示指寄りにあります。 ※鏡に映る場所(目・鼻・口・喉・耳・肌)の悩みにも効果的! ※美容にもオススメです。 ③太衝(たいしょう)穴 足の甲足の第1指と第2指の間です。 ※ストレスチェックにも使えるので、日々の体調管理にもオススメ! これから迎える梅雨や暑い夏を、ツボ押ししながら快適な毎日に変えていきましょう。 是非試してみてください。 日本医学柔整鍼灸専門学校 柔道整復学科 専任教員 山中 直樹 健康長寿・認知症 Gold-QPD 実践セミナー地域フロンティア代表 。 健康長寿・認知症 Gold-QPD 実践セミナー講師。 鍼灸師・柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師。 ▽山中先生は本校TikTokでも活躍中✨ 是非ご覧ください!▽]
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2024/06/11コラム
- 【川﨑先生コラム】アスリートと歯の健康
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こんにちは!! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 川﨑先生コラムの第53弾をお届けいたします! アスリートのリカバリー アスリートは全てのトレーニング要素が重要ですが、トレーニング効果が構築され短期的・長期的にスポーツを成功に導くカギとなるのはしっかりと身体のリカバリー(休息)をすることです。 トレーニングは体にストレスを与え続けるため、運動後のクールダウンを放置してしまうと翌日の生活やトレーニングまた競技パフォーマンスに影響を及ぼしてしまいます。 トレーニングと同じようにリカバリーにも気を配り蓄積した疲労を早期に回復させることが大切です。 1.リカバリーの重要性 リカバリーとは、「疲労回復」を行うことです。 頑張るためには休むことも大切です。 トレーニングによる疲労というと、筋肉の使い過ぎと考えることが多いと思いますが、筋肉だけでなくそれをコントロールしている神経も関連します。 神経-筋活動の反射が低下したり、自律神経系のバランスが悪くなると、睡眠の質が下がり疲労が回復しないケースもあります。 適切なトレーニング刺激は、年齢、経験や経歴などの要因により異なりますが、激しいトレーニングを行う事と同じように、時々強度を落とし「運動」と「休息」をコントロールする必要があります。 例えば、筋力やパワーの向上などを目標にした「激しい運動」をした日の翌日は、運動量と負荷を軽減させた「軽い運動」を行うようにスケジュールを組み、肉体的な休息だけでなく精神的な休息ができるように全体的に調節をしていきます。 リカバリーができないスケジュールを組むとパフォーマンスが低下し、オーバートレーニングの危険性があります。後々、障害につながる要因となってしまいます。 2.ユーストレス(正のストレス)とディストレス(負のストレス) スポーツ選手は、結果や競争がもたらす「状況的ストレス」や、より良いパフォーマンスを発揮しなければならないという「心理的ストレス」を感じながら競技に向き合っています。 ストレスは不安、葛藤、欲求不満、情緒不安、心理的外傷、挫折感などの様々な心理状態が含まれていて、人間にとってネガティブなものであると考えられますが、必ずしもパフォーマンスに悪影響を与えるものではありません。 プレッシャーをきっかけとして競技パフォーマンスが良い方向に向く事があり、状況によって有用性があると考えられています。 ストレスには、「ユーストレス」と「ディストレス」の2種類があります。 「ユーストレス」は、快い適度の刺激で意欲や向上心を掻き立て、活き活きとした活動や成長のために必要なもので、力を引き出す活力となります。 「ディストレス」は、過度の刺激やプレッシャーで、身体の運動機能や働きなどの生理学的限界をもたらし、意欲を低下させいずれ健康までも損なってしまうもので、力の発揮を妨げる因子となります。 例えば、ストレスレベルが低い環境なのに力を発揮することができなかったり、ストレスレベルが高すぎて仕事や勉強に集中できなくなってしまうという経験はみなさんあると思います。 ストレスを出来る限り軽減すれば良いということではなく、適度なストレスがある方が最適なパフォーマンスを発揮できることがあるということです。 3.汎適応症候群に注意 ディストレスになってしまった場合、私たちは過剰なストレス反応を起こします。 ストレスを受け適応反応が起こることを「適応症候群」と呼び、さらに全身に反応が起こったものを「汎適応症候群」といいます。 汎適応症候群には大きく分けて3つの段階があり、それぞれの段階によって心身に現れる適応反応が異なります。 ①警告反応期:ストレスを受けた初期段階で、交感神経と副交感神経がバランスを保つように働き苦痛・不安・緊張等を緩和させ、ストレスに適応するための反応が起こります。 ②抵抗期:ストレス状態がさらに続き、体が抵抗を続けてストレスと戦っている段階です。 副腎皮質ホルモンの分泌によって体の抵抗力を高めストレスとのバランスを保とうと働きますが、この段階で無理をしてバランスが崩れてしまうと次の疲幣期に移行してしまうことになります。 ③疲弊期:ストレスを受け続け耐えられなくなり疲れきっている状態で、ストレスに対する抵抗力が衰えている段階です。 メンタル的にはやる気が起きなくなり「燃え尽き症候群」に陥ってしまう状況です。 疲弊期が続くとホルモンバランスが崩れ、睡眠障害や精神疾患、心拍や血圧、体温などが低下するなどの症状がみられ病気へとつながる可能性が高くなります。 この最後の段階がオーバートレーニング状態ということになります。 疲弊期に入る前に、ストレスを管理し十分にリカバリーを行うことで心身を回復させることが最も重要となります。 アスリートは、トレーニングの強度に慣れており、苦痛を好む傾向にあります。 むしろ、何もしないで休むことが不安に結びついたり結果が出ないという考えを持っていたりします。 休むことやリラックスすることが、ケガの治癒や予防、心身の健康、身体の強化に重要であるという考え方を持ち、トレーニングとリカバリーのバランスを取ることが最も効率の良いエネルギーの使い方であると認識する必要があります。 4.運動負荷に応じたリカバリー方法 運動負荷に応じたリカバリー方法に、アクティブレスト(積極的休養)とパッシブレスト(消極的休養)があります。 「アクティブレスト」は積極的に軽く体を動かし疲労回復を行うリカバリー法です。 ウォーキングやストレッチ、ヨガなど20分~40分の範囲で軽い運動を行います。 代謝系や免疫系の機能にストレスをかけることなく、血液循環が高まり酸素を含んだ血液が筋線維に流れ、各細胞に供給されます。 これにより体内の疲労物質の排出を促し、乳酸の分解やカルシウムの再吸収により筋肉が収縮しやすくなります。 運動後に軽く体を動かすクールダウンもアクティブレストの一つです。 例えば、サッカー選手が試合後にランニングしている姿をみたことがあると思います。 試合後に疲れないのかな?と思ったことがあると思いますが、選手は疲れを残さないためにリカバリーをしているんですね。 身体を動かさずに休むだけでは、疲労物質が排出されず疲労感が残ったままになってしまう可能性があります。 デスクワークが多い人や休養を取っているのに疲れが取れないという場合は、アクティブレストが有効です。 「パッシブレスト」は睡眠や入浴、マッサージなど身体を動かさずに安静にすることで身体や脳の疲労を回復させるリカバリー法です。 その他、瞑想や音楽鑑賞、アロマテラピーなども含まれます。 パッシブレストは長く続けると疲労感が蓄積され、疲れやだるさなどが生じることがあるため少し回復したらアクティブレストに切り替えて使い分けると日々のパフォーマンスを維持しやすくなります。 計画的なトレーニングは、競技パフォーマンスの向上に必要不可欠な要素です。 そして、リカバリーもトレーニングの一つだと考えてください。 「あと少し、あと一歩」力が発揮出来たら結果が変わっていたかもと思ったことはないでしょうか。 次の一歩のためのコンディションをコントロールして、更なるパフォーマンスを高めて下さいね。 リカバリーによる身体の変化や効果を感じ取ることでモチベーションも維持することができます。 柔道整復師・鍼灸師 本校柔道整復学科 専任教員 川﨑有子]
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2024/06/08授業見学
- 【授業レポート】柔道整復学科:肩こり・腰痛の特別講座
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日本医学柔整鍼灸専門学校柔道整復学科 学科長の森下です。 柔道整復学科卒業生の小板橋先生が、臨床現場で培った施術技術を後輩に伝えるために特別講座を開催! 主なテーマは肩こり・腰痛などの慢性痛へのアプローチ方法についてです。 1年生から3年生まで幅広く参加し、交流もできて終始とても楽しい雰囲気でした! 小板橋先生が実際に臨床現場で使用するAI姿勢分析や腰痛施術の考え方などを紹介してくださり、学生さんは熱心に耳を傾けていました! そしてよくある肩こりについても医療の視点で考え直しました。 そもそも肩こりとは何なのか…そんなところから皆で話し合いました。 そして、具体的な肩こりへのアプローチ方法を伝授していただきました。 今回の特別講座は全部で5回。 そこで基本的なことを身に付けることができるメニューとなっています。 柔道整復師は急性痛の対応だけではなく慢性痛の原因を自分自身で見極めそこに直接アプローチできる国家資格である、ということが学生さんに伝わると思いました。 小板橋先生には、母校にて講座を開いてくださり本当に感謝しています。 学生の皆さんも、この機会に是非先輩の技術を身につけていきましょう!! 日本医専のTikTokにも登場しているので、是非ご覧ください♪ @nihonisen 国家試験に向けて、卒業生から応援メッセージ✨ #柔道整復師 #鍼灸師 #スポーツトレーナー #専門学校 ♬ Kitto Daijyobu - Little Glee Monster ▽卒業生来校イベント多数!オープンキャンパスへ是非お越しください▽ ▽日本医専のパンフレットで卒業生の活躍も知ることができます▽]
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2024/05/31コラム
- 【片橋先生コラム】足首をひねったら・・・①
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日本医学柔整鍼灸専門学校です。 今回は柔道整復学科専任教員 片橋先生によるコラムの第53弾をお届けします! 足首をひねったら・・・ みなさんは足首をひねったことはありますか? きっとありますよね ひねった程度によっては、残念ながらケガになってしまうことがあります どのようなケガになるでしょうか? それにはケガをしたときの足のひねり方が関係しています どちらの方向にひねりましたか? 絵のような方向にひねったのではないでしょうか つまり、つま先が中を向いて、足の裏が内側に見えるような方向です 足の形から、この方向にひねることが多いのです 内がえしといいます そうすると、どこを痛めますか? そう、足の外側ですよね 足の外側の何を痛めるでしょうか? 「じんたい」を傷めたと聞いたことがある方、いらっしゃいますね 「靱帯」と書きます 靭帯は、骨と骨をつないで、関節の動きを制御しているヒモです これが切れると・・・捻挫(ねんざ)になります 靭帯は関節の周りにたくさんあって、どこの靱帯を傷めても捻挫というのですね その中で、傷めやすい靭帯がいくつかあります まず、足の外側にある外くるぶしの少し前、捻挫ではここの靱帯(前距腓靭帯)を痛めることが圧倒的に多いです ケガの程度がひどいと、この靱帯の後ろにある靱帯(踵腓靱帯)も切れてしまいます それから、足の甲の外側 こちらには別の骨を止めている靭帯(二分靱帯)があって、ひねった時の角度によって傷めることがあります ほかにどこを痛めそうですか? 実は、同じように足をひねっても、骨折になることがあります! 足をひねって傷つくのは靭帯とは限らないのです 靭帯がくっついている骨の方が折れてしまうことがあるのですね この続きは次回、お話しますね (監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員)]
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2024/05/30授業見学
- 【授業レポート】柔道整復学科:スポーツコンディショニング
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日本医学柔整鍼灸専門学校です。 今回は、柔道整復学科 昼間部 1年生 スポーツコンディショニングの授業を取材しましたので、その様子をお届けします。 担当は人気YouTuberコムドットさんのバスケ企画もサポートした、現役スポーツトレーナーの西村先生です! 日本医専の実技授業は教員2名体制で行い、学生たちをサポートします。 助手を務めるのは日本医専 柔道整復学科の卒業生であり、同じくコムドットさんのバスケ企画、27時間TVの100Kサバイバルマラソンをサポートした、がんばれゆうすけ先生! 学生からも「コムドット見ました!」と声をかけられていました。 今日は足首のテーピングで、ヒールロックとフィギュアエイトを重点的に学びます。 「綺麗にシールを貼るようなテーピングではなく、きちんとポイントを押さえて、機能的に行いましょう!」と西村先生。 固定のポイントをペンで印をつけながら説明していきます。 この授業では、柔道整復の基礎技術を用いたスポーツコンディショニングの目的・知識・技術を身に付けていきます。 主にテーピング固定や各種手技・運動療法について学んでいき、日々技術を磨く学生たち。 技術だけでなく、授業終わりにシンクもピカピカに磨いてくれました! こうした教室美化に励む学生の姿は、学校としても誇らしいです。 これからもしっかり、西村先生とがんばれゆうすけ先生から学んでいきましょう! お疲れ様でした!✨]
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2024/05/24コラム
- 【山中先生コラム】~腰痛・転倒予防~
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校です。 柔道整復学科専任教員、山中先生によるコラム 第28弾をお届けします! 腰痛・転倒予防 皆さんは、腰痛で困った経験はありませんか? また、現段階で腰に何らかの異常をきたしている方はいませんか? 今は症状がなくても、今後腰痛を起こさないようにするためにもこれからご紹介するポイントを試していただければと思います。 対処法として『入浴、ストレッチ、休息』など自分でケアをしているのに変化がない!そんな時におススメの場所をご紹介します。 ①腰痛点(ようつうてん) 図を参考に、手の甲で示指と中指の間・薬指と小指の間にあります。 腰が痛いときなど、押しながら体を曲げたり倒したりしてみましょう。※腰痛対策 ②足臨泣(あしりんきゅう)穴 足の甲にあり、第4指と第5指の間の指と指の間にあります。 仰向けで両膝をかかえて、曲がりの悪い側を押してみましょう。 ※股関節の可動域(動く幅)up!・転倒予防・腰痛対策 毎日のセルフケアが、大きな怪我(ぎっくり腰 等)の予防につながります。 運動をされる方はパフォーマンスのアップにつながりますし、年齢の高い方は転倒防止につながります。 年齢に関係なく、足臨泣で股関節周囲の動きを改善し日々の生活を有意義なものにしていきましょう。 是非試してみてくださいね。 日本医学柔整鍼灸専門学校 柔道整復学科 専任教員 山中 直樹 健康長寿・認知症 Gold-QPD 実践セミナー地域フロンティア代表 。 健康長寿・認知症 Gold-QPD 実践セミナー講師。 鍼灸師・柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師。 ▽山中先生は本校TikTokでも活躍中✨ 是非ご覧ください!▽]