2019年
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2019/12/19ゼミ活動
- 柔道整復学科【ヘルスケアゼミ】手技による美顔矯正
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校、広報担当です。 12月17日、柔道整復学科自慢の4大ゼミの1つ【ヘルスケアゼミ】の授業見学に行ってきました! 【柔道整復学科 4大ゼミとは?】 ケガゼミ・・・骨折、脱臼、ねん挫などの外傷に対処するための技術を専門的に学びます スポーツゼミ・・・主にスポーツトレーナーとして活躍する際必要とされる知識や技術を学びます ヘルスケアゼミ・・・健康の維持や増進、病気予防、美容といったヘルスケア領域について柔道整復師の技術による対応方法を学びます。 高齢者ケアゼミ・・・病院、介護施設、デイサービスなどで活躍できるように、より高度で専門的な知識と手技を学びます。 今回のテーマはなんと「美顔矯正」!!! なんて素敵な響き・・・いつも以上に気合十分にいざ潜入です。 今回行う矯正は、筋肉やリンパへのアプローチではなく、広がった骨と骨の隙間を矯正することで本来の頭蓋骨の形に戻す治療です。多くの小顔矯正とは違い、痛みがないのが特徴です。 下の写真は頬骨縮小の様子。結構力が入っているように見えましたが施術を受けているほうは眠くなってしまうほど気持ちいいんだとか。 こちらはえら矯正の様子。たるみが気になる人、かみ合わせが悪い人に特に効果的です。 先生のお手本を間近で体験した後はさっそく実践。 グループに分かれてお互いに練習しあいます。 先生に積極的に質問をしている様子や互いに教えあう様子が見られ、全体的にとても活気のある授業だなと感じました。 ヘルスケアゼミの皆さん、ありがとうございました! >>>今年最後のオープンキャンパス!詳しくはこちらをチェック]
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2019/12/13ゼミ活動
- 柔道整復学科 ケガゼミ ~新素材のギプス包帯を体験!!~
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校、広報担当です。 柔道整復学科では、幅広い臨床現場で活躍する柔道整復師育成の取り組みとして、4大柔整ゼミを開講しました。 「ケガゼミ」…骨折・脱臼・捻挫など、柔道整復師の独自技術を徹底的に磨きます。 「スポーツゼミ」…スポーツ分野で必要なスキルを身につけ、現場で活躍するトレーナーを育成。 「ヘルスケア」…健康維持や病気予防・美容に関わるヘルスケア領域を深める。 「高齢者ケアゼミ」…機能訓練指導員として、介護施設やデイサービスで活躍できる人材を育成。 本日は、ケガゼミの見学に行ってきました! ケガゼミは本校校長・奥田先生と、柔道整復学科専任教員・横山先生が顧問を務めています。 今回は「新素材のギプス包帯を体験!!」。 学生も興味津々です。 新素材のギプス包帯は林檎のネットの様な見た目です。 今回はそのネット状のキャスト材(固定材)を使い固定具を作成します。 男子学生の右腕と、女子学生の右足を型取りしました。 固定したい部位に厚手のネットを二重に被せ、その上から常温の水に浸した新素材のキャスト材を被せて、脚や腕の形に馴染むように押さえていきます。 するとキャスト材が蒸しタオルのように暖かくなった後、冷めながら固まっていきます。 他のキャスト材とは違い、固定した後でも冷めるまでは全体を包みカットもしやすい素材です。 そのため、固定具としてだけではなく、カットして外した後も使い方によってはシーネ(固定具)としても再利用できるそうです。 奥田校長も「とてもいい!」と絶賛していました。 キャスト材は刃の振動でカットするため、皮膚が切れる心配はありませんが、まだカットし慣れていない機材のため、学生の皆さんは怖がりつつ代わる代わるカットをしていました。 最後に皆さんで集合写真! おつかれ様でした!! ぜひ、オープンキャンパスやゼミの見学にお越しください! お待ちしております。 <柔道整復学科> ▽ゼミ見学はこちら▽ ケガゼミ見学会 ▽イベントはこちら▽ 12/15(日)13:00~15:00 ケガに強いスポーツトレーナーの施術とは<人気№1イベント!! 12/22(日)13:00~15:00 「ケガゼミ」「スポーツゼミ」「ヘルスケアゼミ」「高齢者ケアゼミ」を知ろう! 1/5(日)13:00~15:00 “仕事と資格がわかる”学校説明会 1/11(土)14:00~16:00 「ケガゼミ」「スポーツゼミ」「ヘルスケアゼミ」「高齢者ケアゼミ」を知ろう! 1/19(日)10:00~12:00 独立開業するには~接骨院・整骨院~]
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2019/12/12ゼミ活動
- 柔道整復学科【スポーツゼミ】脳震盪(のうしんとう)の診断方法・対処法
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こんにちは!日本医学柔整鍼灸専門学校広報担当です。 12月12日(木)、柔道整復学科が誇る4大ゼミの1つ、スポーツゼミの授業見学に行ってきました! 【4大ゼミって?】 ケガゼミ、スポーツゼミ、ヘルスケアゼミ、高齢者ゼミの4分野に分かれて、より専門的な知識を学ぶことができます。 スポーツゼミでは、主にスポーツトレーナーとして活躍する際必要とされる知識や技術を学びます。 今回は、外部講師・NITT所属トレーナーの三田先生による講習会でした。 今日のテーマは脳震盪(のうしんとう)。主に ・脳震盪とは何か? ・どんな症状なのか? ・トレーナーは何を知っておくべきなのか? について学びました。 ちなみに脳震盪が起きたときに最も重要なのは「すみやかな処置」です!!! 脳震盪ってよく聞く言葉だけれど、確かに実際に起きたら焦って適切な行動がとれないかも…こうした知識もトレーナーになるために必須です。 授業の後半では、なんと今回時間が余ったので特別に実際にケガをしてしまった生徒さんを例に、カルテの書き方を学べることに!!! こうした授業の一コマでもプロの技術を学べるチャンスがあるのは嬉しいですね。 "SOAP"というカルテの書き方をもとに患者さんがどのような状態なのか、それに対してどのようにするのかを考えていきます。 「患者さんはどんな状態なのか、それに対してどのようにしたらいいのかを自分たちの知識で客観的に情報を分析していくことが重要だ」と言われていたのが印象的でした。 休憩時間には和やかに先生と生徒さんが談笑する姿が見られたり、終始暖かい雰囲気でした。 スポーツゼミは見学会もやってます!興味のある方、是非気軽にご参加ください! >>>詳しくはこちらをクリック ]
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2019/11/07学習支援
- 【柔道整復学科】国試決起会
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こんにちは 日本医学柔整鍼灸専門学校 新米広報担当です! 日本医学柔整鍼灸専門学校柔道整復学科では、国家試験に向けて、決起会を行いました。 今回は、柔道整復学科夜間部の国試験決起会の様子をお届けします。 国試決起会とは、柔道整復師の国家試験を控えた3年生への激励会です! 森下先生の司会の元、終始賑っていました! <森下先生お疲れ様でした! 奥田校長先生と岸本副校長先生より激励のお言葉を頂きました。 祈願だるまには『勇往邁進』と刻まれており、「目標や夢に向かって、勇敢に進んでゆく」という意味が込められています。 試験直前まで諦めることなく全力で取り組む姿勢が大切です! その後は、クラス全員で祈願だるまの左目を塗りました!<私も少し塗らせて頂きました。 最後は令和元年と掛けましてR-1でカンパーイ!! 受験生の皆さん体調には気を付けて、最後まで全力で頑張ってください!! 昼間部の様子は、インスタグラムでご確認ください。 ↓日本医専Instagram↓ Follow me♪]
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2019/10/25ゼミ活動
- 【高齢者ゼミ】池袋敬心苑様で見学実習
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みなさんこんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校、広報担当です。 高齢者ゼミの活動での見学実習のレポートを木下先生から頂きましたので、報告します。 東京都豊島区南池袋にあります、特別養護老人ホーム・池袋敬心苑様に、高齢者ゼミの学生13人とともに見学実習に行ってきました。 この施設は、特別養護老人ホーム、短期入所事業、デイホーム、障害者支援施設など様々な事業施設が併設されており、素晴らしい施設ばかりでした。 写真提供(http://www.keisinen.or.jp/ikebukuro/gallery/) 今回は、施設長の齋藤様自ら、業界現状をスライド交えお話し頂き、その後、特別養護老人ホーム、短期入所事業、デイホーム等の施設を見学させて頂きました。 その後、機能訓練指導員の牧野様より機能訓練指導員としての仕事内容を体験談にもとづいてお話し頂きました。 ご説明終了後は、学生からの多数の質問に対し、ユーモアたっぷりにご対応頂き、楽しい雰囲気の中で質疑応答が終了致しました。 短時間ではありましたが、非常に内容の濃い実習となり、齋藤様はじめ、牧野様には大変お世話になりました。 心より御礼申し上げます。 最後に参加者と斎藤様、牧野様と記念写真を撮りました。 来年も是非、お伺えできればと考えております。 柔道整復学科 木下美聡 木下先生ありがとうございました! 木下先生の体験授業を11/2(土)のオープンキャンパスで行います。 スポーツトレーナー×接骨院 2つの仕事がわかるスペシャルイベント 直接お話をしてみたいという方はぜひご参加ください。 >>イベントの申し込みはこちらから]
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2019/10/17お知らせ
- 【コラム】柔道整復師が開業する前に知っておきたいこと
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こんにちは!日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 柔道整復師は国家資格であり、理学療法士とは異なり、独立開業権のある仕事です。 そのため、“将来は自分で接骨院や整骨院を開業したい”と考える人が多くいらっしゃいます。 では、実際に柔道整復師が開業ために必要なことはどんなことでしょうか? 1、柔道整復師とは 柔道整復をおこなうことができる医療系の国家資格です。おもにスポーツや日常生活で生じた打撲、捻挫、脱臼などの外傷に対して施術をおこなうことができます。 また、接骨院や整骨院で柔道整復を行うだけでなく、整形外科の病院で活躍することもできます。 2、接骨院と整体院の違い 接骨院では、柔道整復師という国家資格の有資格者が骨折や捻挫、打撲や脱臼に対して外科的な医療行為や投薬を行わずに応急手当を行ったり、医師の同意を得て施術を行ったりして回復を図ります。 この場合には、病院などと同様に健康保険が適用されて自己負担額は1~3割程度になります。ただし、慢性の肩こりや腰痛は健康保険が適用となりません。 また、接骨院とよく勘違いされる整体院は脊椎や骨盤、四肢などに対して手足を使って歪みを整えて不調を改善する施術をおこないます。 整体師は国家資格ではありません。そのため、整体師が行う施術費用は保険適応外となります。 3、柔道整復師の開業に必要なことは? 柔道整復師は国家資格であるだけでなく、独立開業権を持っています。 そのため、柔道整復師の国家資格を持っていれば、接骨院の開業が可能です。 ただし、2017年に厚生労働省より発出された「施術管理者の要件について」で述べられている通り、『平成30年4月以降、接骨院を開業するためには、既卒を含めて、最大3年間の実務経験と一定の研修を要する』と記載されています。 これは、「健康保険を使用する接骨院の場合は、最大3年間の実務経験と一定の研修が必要」と言い換えることができるため、現在開業を考えている方はこの条件をクリアすることに注意しましょう。 4、柔道整復師の開業収入はいくら? 開業を視野に入れている柔道整復師や、これから柔道整復師の国家資格取得を目指して学校に入学を検討している方にとって、最も気になるのが開業してからの年収ではないでしょうか。 実務経験を積み、施術管理者の届け出を行って保険を取り扱いできる接骨院を開業するとなると、当然開業までにかかる費用や準備期間も考えて、決断する必要があります。 柔道整復師の平均年収は、就職先によっても差はありますが400万円前後くらいと言われています。そして、柔道整復師としてキャリアを積んでいくと600万円程度まで上がるようです。 当然のことながら、自分で開業した場合には、その年収はどれだけ患者様がいらっしゃるかによって大きく変わってきます。経営状態の厳しい接骨院から年収1000万円以上稼ぐ柔道整復師もいます。その幅は、250万円~1000万円以上と大きく差が開くのです。 5、柔道整復師の開業手続きについて 接骨院の開業までには様々な流れがあります。その流れをしっかりと把握して、必要な準備を整えて届出をする必要があります。 施術所開設届やそのほかの申請に必要な書類について参考程度にご紹介します。 ①事業計画、収支計画書の作成 ②施術圏調査と物件の選定 ③施術所の施工 ④施術所開設届の申請手続き ⑤受領委託契約 ⑥共済番号取得申請 ⑦労災保険 ⑧人材の確保 ⑨患者数確保のため広報活動(ホームページ制作など) など 6、柔道整復師の開業にかかる費用について 接骨院を開業する場合、施設の規模や機材の選び方によって費用も大きく変わってきます。 また、法人として開業する場合には会社の設立費用もかかる場合があります。 あらかじめ必要な開業資金を把握して、項目ごとに必要な資金を確認しておくと安心です。 例えば、法人として開業する場合は… ・会社設立費用 ・物件取得費 ・設備投資費用 ・広告費 ・ホームページ制作費 ・人件費 など 開業資金が自力で調達する人もいれば、親族などからの贈与や借入、または公的融資を申請して調達するケースもあります。 受けられる助成金や補助金も多岐に渡ることもあるため、事前にしっかりと調べておくことをおすすめします。 柔道整復師の国家資格を取得して、将来の夢である「自分の接骨院を開業する」を叶えるためには、独立開業を支援してくれる学校選びも大切です。 >独立開業支援をしている専門学校 こちら]
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2019/08/30ゼミ活動
- 柔道整復学科 ケガゼミ ~屈曲整復法・中国(古式)の固定法~
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校、広報担当です。 柔道整復学科では、柔道整復師の多岐に渡る現場のプロ育成の取り組みとして、4大柔整ゼミを開講しました。 「ケガゼミ」…骨折・脱臼・捻挫など、柔道整復師の独自技術を徹底的に磨きます。 「スポーツゼミ」…スポーツ分野で必要なスキルを身につけ、現場で活躍するトレーナーを育成。 「ヘルスケア」…健康の維持や病気予防、美容に関わるヘルスケア領域を深める。 「高齢者ケアゼミ」…機能訓練指導員として、介護施設やデイサービスで活躍できる人材を育成。 本日は、ケガゼミの見学に行ってきました! この日は、「屈曲整復法」に転んだときに手をついて手首が骨折してしまったときに用いられる。 ケガゼミ顧問の横山先生から指導があり、その後学生が実際に行いました。 その後、授業内ではなかなか行われることが少ない「中国(古式)の固定法」の【四点固定】を学びました。 この方法は、中国で古来からある4枚の板を使って固定する方法。ギプス普及前に日本でも使われていた方法だという固定法。 校長からの説明があった後、学生の腕の長さに合わせて板の長さを調整し、固定をしました。 なかなか先生がやるようにうまくいかずに苦戦する学生たち。。。 苦労しながらもなんとかできると達成感が笑顔となって表れてきていました。 新しいことを吸収していくことが楽しいといった表情の学生が多くみられました。 その様子の動画がこちら こちらはほんの一部です。 続きはオープンキャンパスやゼミの見学にお越しください! お待ちしております。 ◆柔道整復学科オープンキャンパス日程◆ 8/31(土)14:00~16:00 ≫テーピングの基礎テクニックを学ぼう! 9/7(土)13:00~14:00 ≫ボディメイク・魅せる身体の作り方 ~パーソナルトレーナーの仕事~ 9/7(土)14:00~16:00 ≫テーピングの基礎テクニックを学ぼう! 9/14(土)14:00~16:00 ≫ベストパフォーマンスへ導くスポーツトレーナーの実技 9/23(月)13:00~15:00 ≫スポーツでのケガの応急処置法 ]
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2019/08/20ゼミ活動
- 柔道整復学科ヘルスケアゼミが開講されました!
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みなさんこんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校、広報担当です。 柔道整復学科では、柔道整復師の多岐に渡る現場のプロ育成の取り組みとして、4大柔整ゼミを開講しました。 「ケガゼミ」…骨折・脱臼・捻挫など、柔道整復師の独自技術を徹底的に磨きます。 「スポーツゼミ」…スポーツ分野で必要なスキルを身につけ、現場で活躍するトレーナーを育成。 「ヘルスケア」…健康の維持や病気予防、美容に関わるヘルスケア領域を深める。 「高齢者ケアゼミ」…機能訓練指導員として、介護施設やデイサービスで活躍できる人材を育成。 この日は、本校柔道整復学科4大ゼミのひとつ「ヘルスケアゼミ」が開講しました! 特別講師として株式会社カスケード東京から最高技術者である樋口先生をお招きしての講演です。 柔道整復師・鍼灸師には様々な仕事の場があります。 ざっと例をあげるだけでも、「独立開業」「リラクゼーション」「介護施設」「整骨院」「整形外科」「教員」「スポーツトレーナー」などなど…キリがありません! 先生の講義はどのように時代のニーズに応え、最前線で活躍していくか、役立つ話ばかりでした! また、デモンストレーションでは肩甲挙筋の触診から施術までを行いました。 首回りの施術は必要とされる場面がとても多く、学生の皆さん、真剣に学んでいました!! ヘルスケアゼミでは「多様性」をテーマに様々な分野の知識・技術を持つ専門の先生と協力して手技療法や運動療法の講習会を開催したり、学生からの課題発見型学習などを予定しています。 学生の皆さん、卒業後、多くのニーズに対応し、求められる柔道整復師として自立できるよう、しっかり学んでください! 今後も、定期的に開催する「ヘルスケアゼミ」。 次回以降もレポートをお届けします。お楽しみに!! 柔道整復学科のイベントはこちら]
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2019/08/09その他
- 【コラム】整体師からの柔道整復師へキャリアアップ
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一般の人からはその違いがよくわからず勘違いされる「整体師」と「柔道整復師」。 それぞれ大きな違いがあるものの、どちらも“マッサージしてくれる人”と思われがちです。 どちらも手技を使って施術しますが、その内容は異なります。 1、整体師と柔道整復師の違いはわかってもらいにくい?! ◆整体師とは? ①仕事内容 肩こりや腰痛など筋肉の矯正や緩和をさせる技術で、症状の回復を促す仕事です。 手技で筋肉バランスや骨格を調整し、人の自然治癒力を高め、肩こりなどの症状を和らげます。 ②資格 特に決まった資格がなくても施術することが可能で、極端に言えば明日からでも整体師と名乗ることができます。 整体院で先輩から技術を教えてもらったり、整体師のスクールに通って技術を覚える人もいます。 ③整体師の就職先 主には、整体院やカイロプラクティック院に就職します。 そこで肩こりや腰痛などの痛みを緩和したい患者さまに施術します。 ◆柔道整復師とは? ①仕事内容 柔道整復師は整体師とマッサージ施術で混乱しやすいですが、仕事内容は異なります。 柔道整復師は、骨折・捻挫・打撲など外傷の施術をすることができます。 また、独立開業権があるところも整体師との違いであり、柔道整復師は接骨院を開業することができます。 ②資格 柔道整復師は医療系国家資格です。 最短では3年間の養成校に通って国家試験受験資格と取得し、年1回の国家試験に合格すると柔道整復師の国家資格を取得できます。 ③柔道整復師の就職先 接骨院、病院などのスタッフのほか、スポーツトレーナーとしてスポーツ業界に就職したり、機能訓練指導員として福祉に就職するなど活躍の幅は広いです。 就職先の幅広さも整体師との違いと言えるでしょう。 2、整体師としての将来のキャリアプランは?! ①整体師の年収、やりがい、大変なこと 整体師の給料は、勤務先や個人のスキル・経験によって大きな差があります。 一般的な整体院で働く場合は月給20万円前後が相場とされていますが、なかには歩合制を採用して、お客様から指名をもらいインセンティブがつく職場もあります。 自分で経営して1000万円以上稼ぐ整体師もいますが、整体院の数も増えているため競争が激しくなっています。 整体師のやりがいは、整体を受けていただいたお客様が、つらい痛みや体の不調などさまざまな症状を緩和して、笑顔が見られたときです。 「先生のおかげで楽になりました。ありがとう。」と言っていただけると、1日の仕事の疲れも吹き飛ぶうれしさを感じるものです。 逆に、つらいことや大変なことはどんなことでしょうか。 整体は民間療法として発展してきたこともあり、「この症状には必ずこの施術が合う」という類のものではありません。そのため、整体師が自分でより良い手技はないか考えながら、一人でお客様と向き合わなくてはなりません。なかには、症状が改善しなかったり、マッサージによる力加減による痛みや痺れなどが出てクレームにつながることもあります。 ②整体師の雇用形態・働き方 整体師として勤務する場合には、正職員はもちろん、アルバイトやパート勤務という雇用形態で働く人も多くいます。 どのような形で働くとしても、経験やスキルがあるほうが歓迎される職場です。 ③整体師の転職状況 整体師は、「手に職をつけたい」「将来は独立したい」といった理由で、他業種から転職してくる人が多くいます。また、特に資格がないために転職へのハードルが低くなっており、未経験者を採用して、独自の研修で育てていく整体院も多くあります。 ④整体師のキャリアアップ先で選ばれるのは「柔道整復師」 整体師は資格が必要な職業ではないため、スキルや知識を向上させて、バリバリと活躍し、より良い条件でプロフェッショナルとして働きたいという願望が強くなる人が多くいます。そのときに、整体師からのキャリアアップ先に選ばれることは多いのが、「柔道整復師」です。 国家資格である柔道整復師のように厳格なルールがあり、確かな知識や技術、そして患者様からの信頼を得られる柔道整復師へキャリアアップを考えるわけです。 また、民間の整体師資格よりも、整体とも関連のある「柔道整復師」という国家資格を持っていると、より良い条件で働きやすいでしょう。 将来、独立開業への道も広がります。 >柔道整復師の国家資格を取得したい こちら >整体師のキャリアが活用できる学費サポート制度 こちら]
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2019/07/31その他
- 【コラム】小さなサインを見逃さない、部活での「スポーツ障害」を防ごう!
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いよいよ夏休みのスタートですね! 部活の練習時間も増える夏休み期間、練習中などの痛みや違和感があってもつい無理してしまうことがあります。 ここでは、中学生や高校生に起きやすい「スポーツ障害」についてご紹介します。 昔は当たり前だった練習方法が今では間違いだということがあったり、成長期である中学生や高校生の骨や関節は柔らかいためケガをしやすかったりします。部活などで過度な負担やトレーニングを繰り返し過ぎると「スポーツ障害」の原因になります。ちょっとした痛みや違和感、フォームの乱れなどの“小さなサイン”を見逃さず、スポーツ障害を予防しましょう。 1、スポーツ障害とは スポーツで生じる身体の故障には2つあります。 ①「スポーツ外傷」:骨折、脱臼、捻挫など、瞬間的な外力によって起こる故障 ②「スポーツ障害」:身体に過度な負担が繰り返しかかることによる慢性的な痛みの症状 「スポーツ障害」は早期に対処しないと重症化して、関節が変形したり、骨が分離したまま治らなかったりして、日常生活に支障が出ることがあります。 2、中学生・高校生にスポーツ障害が起きる理由 成長期には、まず骨が成長して、それを追いかけるように筋肉が作られていきます。 《成長期はいつまで?》 ・男子 高校1~2年生まで ・女子 中学3年生まで 成長期の骨は、両端は軟骨になっていて、骨端線と呼ばれる部から骨が伸びていきます。 そのため、骨や関節は成人よりも構造的に弱く、スポーツなどによって強いけん引力や圧迫力が繰り返し続くと、変形したり傷ついたりして障害を生じやすくなります。 これは、成長期に起きる「スポーツ障害」の理由です。 3、おもなスポーツ障害 中高生のスポーツでも盛んな野球では、「野球肘」と言われるスポーツ障害が多く見られます。これは、野球選手の投げ過ぎによる肘の故障です。 このように、成長期の中学生や高校生に発症率の高いスポーツ障害があります。 《中高生に多いスポーツ障害》 ①内側側副靱帯損損傷(内側型野球肘) ・原因となる動作:投球 ・関係するおもなスポーツ:野球 ②離脱性骨軟骨炎(外側型野球肘) ・原因となる動作:投球 ・関係するおもなスポーツ:野球 ③上腕骨外側上顆炎(テニス肘) ・原因となる動作:スクロール ・関係するおもなスポーツ:テニス ④オスグッド・シュラッター病 ・原因となる動作:走る、ジャンプ ・関係するおもなスポーツ:サッカー、テニス、バレーボール、バスケットボール ⑤前十字靱帯損傷 ・原因となる動作:急停止、ターン、ジャンプの着地、カット ・関係するおもなスポーツ:サッカー、テニス、バレーボール、バスケットボール、 陸上、ラグビー、フットボール、スキー、柔道 ⑥シーバー病 ・原因となる動作:絶えず走ったり、ジャンプをする ・関係するおもなスポーツ:サッカー 4、部活でのスポーツ障害を予防する「4つのポイント」 ◆ポイント1:「ウォームアップ」 スポーツによる傷害や外傷(ケガ)を防ぐには準備運動をしっかりやりましょう。 体温や代謝を上げて、関節を柔軟にすると効果があります。 15~20分くらいストレッチやジョギングをして身体を温め、ゆっくりした動作で筋肉を伸ばすようにおこなうことがコツです。 ◆ポイント2:「グールダウン」 クールダウンは、ウォームアップと反対の効果を持つ整理運動です。 スポーツによって興奮した身体を鎮めて、疲労回復を促す効果があります。 急激に運動を停止すると身体によくないため、軽いジョギングやウォーキングなどで徐々に動きを止めて、ストレッチやアイシングをしましょう。 ◆ポイント3:「適度な練習」 スポーツによって一定の動作を繰り返し行うことで関節・筋肉・腱などに継続的に負担が加わります。スポーツ障害は、“オーバーユース”(使い過ぎ)によって起こることがほとんどです。適度な練習量でケガを未然に防ぐことができます。 ◆ポイント4:「成長や体格に応じた練習」 中学生や高校生の成長期といわれる時期では、成長のスピードや体格の個人差が大きいです。部活の顧問やスポーツチームの監督やコーチは、年齢ではなく個人の発育に合わせて指導することが必要です。筋肉トレーニングは、筋肉が増えた時期におこない、できればスポーツトレーナーから指導をしてもらうといいでしょう。 >スポーツトレーナーがわかるイベント こちら >スポーツトレーナーゼミの見学会は こちら >接骨院で働く柔道整復師とは こちら]