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2023/06/02その他
- 【山中先生コラム】~疲れ~
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校です。 柔道整復学科専任教員、山中先生によるコラム 第13弾をお届けします! 疲れ 皆さんは、疲れに対してどのように対策されていますか? 睡眠時間をたくさんとる。 好きな物を食べる…(私はこれです)。 遊びに行く、旅行に出かける、ぼーっとする。 など、たくさんの方法があると思います。 そんな時に、プラスして頂きたいポイントをお伝えします。 今回は、頭と足の2つのポイントになります。 1、『百会(ひゃくえ)』 頭の丁度てっぺんにあります。 ※左右の耳を結んだ線と、鼻のラインを通る線の交わるところにあります。 2、『太衝(たいしょう)』 足の甲にあります。 ※足の甲で、第1指と第2指の指の間、骨と骨が合わさるところにあります。 季節の変わり目で、疲れも溜まるし時期になってきています。 頭と足を1日の終わりにおしてみてください。 セルフケアをして、疲れを吹き飛ばしましょう! 担当教員:山中 直樹先生(本校柔道整復学科 専任教員) 鍼灸師・柔道整復師 あん摩マッサージ指圧師 整膚師師範 ▽山中先生は本校TikTokでも活躍中✨ 是非ご覧ください!▽]
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2023/05/30その他
- 【第1弾】日本医専の柔道整復学科が選ばれている理由や、その魅力とは・・・?
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校・広報担当です。 今回は「日本医専の柔道整復学科が選ばれている理由や、その魅力とは・・・?」についてまとめました✨ 部活動を引退した高校生のみなさん!そしてキャリアチェンジを考えている社会人の方々! です🌸 【第1弾】日本医専の柔道整復学科が選ばれる理由 ~圧倒的な技術力を修得できる環境!~ 日本医専は他校と比べても、現場のスキルを修得できる機会が多い学校です! 1日の授業は、午前もしくは午後で終了しますが、プラスして「未来活躍プログラム(ゼミ)」を導入しています! (※選択制、希望すれば全部のゼミを学ぶことできます。) ✅ゼミの様子 それはなぜか、、、 医療系の有資格者というと、「治療」のイメージがありますが、近年では「治療」以外のほかの分野においても柔道整復師の活躍フィールドが広がっていると言われています。 皆さんの身近にある例でいうと、AIやITの分野でも技術進歩が目覚ましく、デジタルが様々な産業を拡大・発展してくれると言われています。それを「X‐Tech(クロステック)」と言い、AIやIT自体の必要性は向上しながら、周辺の産業にとっても必要な存在となってくれています。 柔道整復師においても、健康意識の高まりやヘルスケア分野への関心から、「柔道整復師×〇〇」という風に「スポーツ」をはじめ、「高齢者」や「美容(ボディメイク)」などの分野からニーズが高まっています。なので日本医専では、ゼミを通して、それぞれの分野の専門スキルを学びことができ、卒業後すぐに現場で活躍できる!ということです。 ~このように考えている方にもおすすめ~ 〇柔道整復師になりたい!けど、具体的に働くイメージが沸かない… →入学してから考えても大丈夫です!日本医専では1年からゼミを開講しており、各分野の現場の特徴をゼミで学ぶことができます。 〇どの分野で柔道整復師としてのキャリアを歩むか迷っている… →1年間で同時に複数のゼミに参加することが可能ですので、自分に合うかどうか比較しながら勉強することができます。 日本医専独自のプログラムなので、もっと詳しいことを知りたい場合は 平日・土日のイベントで教職員、在校生からしっかりお伝えします! 次回は【第2弾】で日本医専の柔道整復学科の魅力をお送りしますので、楽しみに🌸]
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2023/05/26コラム
- 川﨑先生コラム「モチベーションUP!頑張れ1年生☆彡」
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 川﨑先生コラムの第37弾をお届けいたします! モチベーションUP!頑張れ1年生☆彡 日本医専の1年生が入学してから約2か月になります。 季節の変わり目もあり、体調不良の学生も出てきていますが、『学校に行きたい!楽しい』と言って休むことなく頑張っています。 担任としてはとても心配で、休むことも必要な時があると諭しています。 感心するのは、そのモチベーションです。 体調が悪いと”今日は休もう”と思うものですが『勉強したい!』『休むと授業内容がわからなくなるから休みたくない』『学校に行きたい!休みたくない。』と言うのです。 将来はトレーナーになりたい・体を治してあげたい・開業したいなど、みんなが夢と目標を持って学習に取り組んでいますが、授業を受けるその姿勢から見える成長意欲の高さは本当に素晴らしいと思います。 1.学校に行きたいと思う理由 ★ クラスの友達に会いたい。 ★ 新しい勉強が楽しい。 ★ 学校が楽しい。 ★ ゼミや実技が楽しい。 クラスのお友達に会うことが楽しいから学校に行こうと思っている学生が多いようです。 勉強についても、難しい言葉などがあるけど新しいことを学ぶのは楽しいと話していました。 また、ゼミについては先輩たちと交流があり、様々な技術を学ぶことができるので頑張ろうと思うきっかけになっているようです。 学生を見ていると、放課後も友達と一緒に勉強していたり、ご飯を食べて自由な時間を楽しんでいたり、何をするにも笑って楽しそうに過ごしています。 2.興味がある授業(好きな科目) ★ スポーツコンディショニング ★ 解剖学 ★ 柔道整復理論 何といっても№1は「スポーツコンディショニング」の授業です。 人気の理由は、実際にトレーナーとして活躍している教員の指導のもと、テーピングの練習をしているのが楽しいようです。 この授業では様々な部位をテーマに、テーピングの巻き方を学んでいます。 解剖学では図を書いたり、体を動かして筋肉を覚えたりするので覚えやすく楽しいと話していました。 柔道整復理論では、骨折や脱臼、捻挫などの基礎を学んでいますが外傷について知ることができるところに興味を持っているようです。 やはり、スポーツトレーナーを希望している学生が多いので外傷やテーピング、筋肉などを学ぶ授業は興味を持ちやすい科目のようです。 3.授業外の学習に積極的に参加 日本医専といえばゼミが人気ですが、ゼミ以外でも様々な実技の練習会を実施したり、学習会を行ったりしています。 ★ 包帯練習会 ★ テーピング練習会 ★ 学習会 包帯練習会では、外傷の処置として包帯を使用した固定方法を学び習得していきます。 授業やゼミでは学べない包帯技術を身に着けることができます。 テーピング練習会では、スポーツコンディショニングで学んだ技術を更に練習し、現場で活躍できる力を育てています。 学習会では、課題に取り組みグループワークを中心に楽しく学び合うことを実施しています。 4.モチベーションを維持するためには 学校が楽しいだけではなかなかモチベーションを維持することは難しいです。 モチベーションを維持・向上するためには計画や目標を立てて、「今自分が何をやるべきか」を把握することが大切です。 計画を立てることで行動に移しやすく、時間の使い方も工夫ができて日々を充実させることができます。 昼間部はアルバイトをしながら学校に通っている学生も多いので、勉強だけでなく自分の趣味も充実できるように時間の使い方を工夫してほしいと思います。 5.誰でもくじけることはある やる気を出して頑張るのはわかるけど、どうしてもやる気が出ない時もあります。 やる気が出ないうえに、目標が高すぎると結果が出ず途中で息切れをしてしまい、その結果、心が折れてしまいます。 そうなると、本来のゴールを見失いモチベーションは上がりません。 目標は少し頑張れば達成できるものにして、大きな目標を小さな目標にすることで一つ一つ達成できたという達成感を感じることができます。 そして、目標を達成した自分を頭の中でイメージして描いてみましょう。 そして、一人で勉強をしないでクラスの仲間と勉強をしてみることもモチベーションを上げるきっかけとなると思います。 6.終わりに 学生がなぜ活き活きしているのか?を考えた時に、将来をはっきりと見据えて目標を持っているからだと感じました。 そして、人間関係の構築がとても上手だと思いました。 グループ学習やイベントを実施していますが団結力もあり、イベントも全力投球で勝負してきます。 一人一人魅力があり、すごいパワーを感じています。 将来の可能性に期待して、応援しながらサポートをしていきたいと思います。 柔道整復師・鍼灸師 本校柔道整復学科 専任教員 川﨑有子]
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2023/05/19コラム
- 【片橋先生コラム】介護実習
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日本医学柔整鍼灸専門学校です。 今回は片橋先生によるコラム・第37弾をお届けします! 介護実習 日本医専では、3年ぶりに外部施設での介護実習が始まっています 介護施設には特に感染予防に注意の必要な高齢者の方々がいらっしゃいます そのため、接骨院や整形外科に比べて実習の受け入れが厳しく制限されていました 今ももちろん、感染対策を行った上での実習です 受け入れ前に施設の方に様子を伺ったところ、「利用者様が積極的に外出されていますので、実習生を受入れようと思います」とお話がありました 高齢者の方々が非常に元気で前向きであることがわかり、実習生がおじゃましても大丈夫だと思いました 学生の方は、介護についてのイメージはあるものの実際の施設がどんなところなのか、何をしているのか、医療資格者が高齢者の方々にどのように関わっているのか、わからないことがほとんどです また、接骨院と違って、実習の指導者が柔道整復師とは限りません 指導者は機能訓練指導員という資格で高齢者の運動器(関節、筋肉など)を中心とした体の機能を維持したり改善したりするアプローチを行っています 医療資格としては、鍼灸師、理学療法士、作業療法士、看護師などをもっています ですから、柔道整復師以外の考え方や施術の仕方に触れるとても貴重な機会なのです 実習に行った学生は初めてのことに最初は戸惑いもあったようです しかし、指導者やスタッフの方々の熱心で心温まるご指導と利用者様の一生懸命さに心を打たれたようです 「介護のイメージが変わった」 「目指すべき人に出会った」 「とてもよかった」 「指導者の先生に感謝している」 学生の感想です 外部施設での実習ができて本当によかったと思っています 先日、実習先を訪問しました。 こちらは神奈川県の介護施設の指導者の方です なんと一昨年前の卒業生なのです! 就職活動中から介護施設で働きたいと言っていた通り、希望の職種に就職☆彡 日々の仕事をコツコツとこなしながら、自分の目指す方向に進んでいるからこその抜擢 頼もしいです 他の施設様にも日本医専の卒業生がいます 訪問した際に「卒業生です」こう言われると初めて実習でお世話になる施設がとても身近に感じます 卒業生ではないのですが、「以前の職場に日本医専の卒業生がいて、御校のことを知っています」と指導者の方がおっしゃったことがあります おわりに 介護実習のほか、日本医専では校内接骨院実習、外部接骨院実習、整形外科実習を行っています。 さまざまな進路を視野に入れて将来を考えられるようにとの想い、伝わっています (監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員)]
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2023/05/12コラム
- 【山中先生コラム】やる気をアップ
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校です。 山中先生によるコラム・第12弾! やる気をアップ 皆さんは、ゴールデンウィークあけ気持ちが落ちていませんか? リフレッシュして、やる気に満ち溢れているかたもいらっしゃるかもしれませんが、やる気スイッチがなかなか入らない方もいらっしゃるのではないでしょうか? そんな方にオススメの場所をご紹介します! 『膻中(だんちゅう)』 胸骨の真ん中(両乳頭の間)にある治療ポイントです。 気持ちを上げたい時は、胸の骨を下から上に! 気持ちを落ち着けたい時は、胸の骨を上から下に! それぞれさすります。 皆さんの助けになるポイントですので、是非使ってみてください。 担当教員:山中 直樹先生(本校柔道整復学科 専任教員) 鍼灸師・柔道整復師 あん摩マッサージ指圧師 整膚師師範 山中先生は本校TikTokでも活躍中✨ <<定期的に開催されるペヤングチャレンジの様子はこちら>> ]
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2023/04/28コラム
- 川﨑先生コラム 第36弾「ヒザが痛い!ヒアルロン酸注射は効果があるの?」
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 川﨑先生コラムの第36弾をお届けいたします! ヒザが痛い!ヒアルロン酸注射は効果があるの? ヒアルロン酸という言葉はよく聞くと思います。 多くは、変形性膝関節症の痛みの緩和治療として使用されていますが、その他、美容分野でもしわのたるみ改善に使用されていたりします。 接骨院でも患者様から「整形外科でヒアルロン酸の注射をしてもらっているが続ければ痛みが取れるのか?」と聞かれることが多くあります。 変形性関節症の治療の一つとして、「なぜヒアルロン酸注射をするのか、効果があるのか」をお話したいと思います。 1.ヒアルロン酸とは ヒアルロン酸は目(硝子体)・皮膚・関節など体の各部位にあり様々な役割を担っています。 ヒアルロン酸は糖の仲間で、アセチルグルコサミンとグルクロン酸という糖が結合してできています。 グルコサミンやコンドロイチンなどテレビのサプリメントのCMなど聞いたことがあると思います。 ヒアルロン酸の材料となるのがグルコサミンで軟骨の構成成分でもあります。 グルコサミンは粘性のある物質で潤いと弾力を持った組織に多く含まれています。 体内のヒアルロン酸量は40代後半から減少していくことがわかっており、高齢になるほどヒアルロン酸の分泌量が減り、関節に負担がかかることで痛みの原因となります。 そして、進行すると変形性膝関節症になってしまいます。 2.ヒアルロン酸の作用は 1. 衝撃を吸収し、痛みや炎症の緩和。 2. 関節運動を滑らかにする。 3. 軟骨を保護し栄養を与える。 4. 関節軟骨の弾性を高める。 3.ヒアルロン酸注射の適応疾患 ヒアルロン酸注射を適応する疾患は、関節リウマチにおける膝関節痛や肩関節周囲炎そして変形性膝関節症です。 だいたい、65歳以上の年齢で適応となります。 4.関節の構造と機能について 骨と骨の間に関節が構成されていますが、骨の表面を硝子軟骨という軟骨組織が覆っています。 硝子軟骨組織はコラーゲンとグルコサミン・プロテオグリカン・コンドロイチンなどを含む糖タンパクと軟骨細胞で構成されています。 コラーゲンは強度を与え、グルコサミンやプロテオグリカンなどは、水を引き付けて潤滑性を保つ働きがあります。 関節軟骨の厚さは平均2~4mm程度です。 そして、関節は関節軟骨に負担がかからないように関節液に満たされています。 関節液の主成分はヒアルロン酸で、関節を包んでいる滑膜(関節包)から分泌され、関節の潤滑と軟骨の栄養を担っています。 分泌量は0.1~3.5ml程度分泌されます。 その分泌は自律神経によって調節され一定にコントロールされ保たれています。 関節軟骨は、血管や神経が分布していないため軟骨の栄養は関節液から吸収することで維持しています。 関節液の吸収は、関節運動による負荷で関節軟骨内の軟骨細胞まで吸収されていきます。 5.ヒアルロン酸注射の効果は 関節の構造と機能でお話した通り、関節の潤滑、保護、軟骨の栄養はヒアルロン酸を含む関節液が担っています。 年齢とともにその分泌量が減少し、ヒアルロン酸濃度も低下すると滑らかさや弾力性が失われていきます。 そして、関節への負荷が増大し関節軟骨がすり減り摩耗してしまいます。 そこで、ヒアルロン酸を補うことで関節内の環境を整えて関節液の働きを正常にして炎症を抑えます。 ヒアルロン酸注射は、1回25mgを1週間ごとに連続5回を投与していきます。 ヒアルロン酸注射の効果は長く持ちません。 効果の持続期間は1〜2週間程度です。 6.ヒアルロン酸注射による落とし穴 ヒアルロン酸を投与すると、関節内の環境が改善されて、一時的に痛みが緩和されます。 それにより、関節を酷使して悪化させてしまうことがあります。 つまり、治っていないのに痛みだけ感じにくい状態なので、ひざを酷使しやすい危険な状態と言えます。 ヒアルロン酸注射は対症療法であり、根本的な解決にならないことは十分に理解してほしいと思います。 大切なのは、ヒアルロン酸注射と運動療法を組み合わせて環境と関節の支持性を高めることが必要です。 7.再生医療に期待 今、世界でも注目されているのがPRP(多血小板血漿)療法です。 自分の血液中の血小板の成分だけを高い濃度で抽出して、患部に直接的に注射する方法です。 スポーツなどによる肘や膝の痛み、腱や筋肉の損傷などに対して、ステロイド剤を使わない新しい治療法として注目が高まっています。 プロ野球選手の田中将大選手やロサンゼルス エンゼルスの大谷翔平選手が右肘の靱帯損傷に対して、「PRP療法」を行なったことはよく知られています。 血小板に含まれる成長因子により損傷した組織を修復また再生させることができ、さらに治療期間を短縮できるためスポーツへの復帰が早くなります。 血小板は、血液凝固作用があるものでかさぶたを形成したりする役割をしていますが、成長因子の種類によってコラーゲン・ヒアルロン酸の産生や血管の新生、骨細胞を刺激するなど組織の修復や細胞増殖を促進する働きもしているので自然治癒力が高まります。 本来なら手術をする必要があるようなケガでもその必要がなくなる可能性があり、変形性関節症に対する腫れや痛みの緩和に対しても期待されています。 すでにヒアルロン酸注射を受けているにも関わらず十分な効果が得られない場合や人工関節を検討している場合は、関節機能そのものの回復が期待できるPRP療法の再生医療を考えてみるのも選択肢の一つです。 柔道整復師・鍼灸師 本校柔道整復学科 専任教員 川﨑有子 ]
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2023/04/21コラム
- 【片橋先生コラム・第36弾】二足歩行の功罪
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日本医学柔整鍼灸専門学校です。 今回は片橋先生によるコラム・第36弾をお届けします! 二足歩行の功罪 こんにちは、柔道整復学科専任教員の片橋です 前回の私が腰痛になったコラムのときに、腰痛は二足歩行をするようになった人類の宿命とお話しました。 そのことを今回はお伝えしようと思います ヒトがなぜ二足歩行をするようになったのか? この答えはまだはっきりとしていないようですが、「物を持って運ぶようになったから」が一つの理由のようです 手を使うというのがヒトの大きな特徴で、ご存知の通り、手を使うことで脳も発達して賢くなりますよね 二足歩行をすることで大きくなった脳が支えられるようになったこともあり、二足歩行、手の発達、脳の増大は連動して起きていったように思います その他の二足歩行のメリットは、視点が高くなったおかげで遠方まで見渡せるようになったこと、敵に早く気がついたり、エサを捜したりが有利になりました デメリットの方は、走るスピードやパワーが低下したこと、逃げ足が遅くなったのですね でも、脳が発達して賢くなったこと、道具を使用するようになったことで、このデメリットをカバーしてきました しかし、頭部が重くなったことで姿勢維持が不安定になりました ヒトは二足歩行を獲得する進化の過程で、背骨を重力に抗して体を支えられるように大きく進化させました ヒトの背骨はS字状をしています このS字状構造は、「重力の影響を和らげるクッションの役割がある」とか「発達が不完全な状態である」とかいわれています とにかく、ヒトの正常な背骨は横から見た時にS字なのですね でも生まれた時からではないのです 赤ちゃんはお母さんのおなかの中で丸まって育ちます だから、背骨はC字状 それが1歳頃に立って歩き始めるとS字に変わっていくのです この重力に耐える姿勢を保つためヒトは体を引き起こす背中の筋肉とお尻の筋肉を発達させました ですので、背中が丸くなってS字カーブが乱れると、腰の負担が増えて腰痛になってしまうのですね そういわれると腰だけではないですね 姿勢が悪くなると、肩こりや背中が痛くなりませんか? 原因は同じく姿勢が悪くなったことですね ですから、腰痛にならないためには正しい姿勢を維持するってことですね 正しい姿勢の目安は、壁に頭と背中、お尻を軽くつけて立ったときに、腰のところに手のひら一枚が入るくらいの隙間がある姿勢です 自分の背骨のS字の状態、確認してみてください (監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員)]
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2023/04/14コラム
- 【山中先生コラム・第11弾】~不安解消~
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校です。 山中先生によるコラム・第11弾! 不安解消 新年度が始まりましたが、不安を感じたり悩んでしまったりしていませんか? 皆さんそれぞれ対策を講じていることと思いますが、ここで1つ施術ポイントをご紹介。 オススメの施術ポイントは『内関(ないかん)』です。 ※手首から指3本分の腱と腱の間にあります。 不安を感じたり、気持ちがそわそわ落ち着かなかったりする時に是非押してみてください。 気持ちが落ち着いてきますよ。 新しい生活が始まり、気持ちの乱れが出やすいタイミングとなりますので上手にツボ押しをおこなって素敵な新年度のスタートを切りましょう。 皆さんの周囲で悩んでいる方がいたら、アドバイスをしてあげてほしいと思います。 担当教員:山中 直樹先生(本校柔道整復学科 専任教員) 鍼灸師・柔道整復師 あん摩マッサージ指圧師 整膚師師範 山中先生は本校TikTokでも活躍中✨ <<定期的に開催されるペヤングチャレンジの様子はこちら>> ]
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2023/04/11授業見学
- 【授業レポート】柔道整復学科:外傷予防
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日本医学柔整鍼灸専門学校です。 柔道整復学科昼間部1年生外傷予防の授業を取材しましたので、その様子をお届けします。 担当は柔道整復学科専任教員・いつも笑顔いっぱいの山中先生です。 本校の卒業生である山中先生は柔道整復師と鍼灸師、両方の資格を取得しています。 両方の資格を取得することで、接骨院や鍼灸院だけでなく、鍼灸整骨院や整形外科、高齢者施設など活躍フィールドが拡がるほか、筋肉などの外傷へのアプローチ(柔道整復)と、内臓やメンタルへのアプローチ(鍼灸)ができ、施術の幅も拡がるなど様々なメリットがあります。 <<W資格取得について詳しくはこちら>> 山中先生の経験談も交えたお話を、学生さんたちはしっかり吸収するように聞いている姿が印象的でした。 授業の流れとしては、最初に骨や筋肉についての解剖学的内容の確認を行っていきます。 骨にはどのような構造があるのか?筋肉は骨のどこについているのか?などを丁寧に学んでいきましょう! また、患者さんへの声のかけ方やコミュニケーションの取り方も大切なポイントです。 技術だけでなく、心で寄り添う山中先生。 外傷予防の授業では、まず柔道整復の基礎技術を身に着ける! 日常臨床の場において通過することの多い代表的な外傷などについてを学びます。 外傷予防技術の基礎を理解し、実施することができるようにしていきましょう! お疲れ様でした!✨]
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2023/04/07コラム
- 川﨑先生コラム 第35弾「新入生のみなさんに感動!!&友達を作ろう!」
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 川﨑先生コラムの第35弾をお届けいたします! 新入生のみなさんに感動!!&友達を作ろう! 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。(*^-^*) 4月3日に、日本医学柔整鍼灸専門学校の入学式がありました。 新入生は少し緊張していましたが、希望に満ちた表情をしていました。 入学式の後は、新入生のオリエンテーションを行い、これからの学校生活のことや学習方法についての説明、クラスの友達と打ち解けるためのグループワークを行い楽しい時間を過ごしました。 新入生の魅力に感動!!■入学1日目 少しクラスの雰囲気を心配していましたが、とにかくみんな明るくて元気!元気! 友達とすぐに打ち解けていてインスタ交換して雰囲気は和気あいあいでした。 個性豊かなかわいい一面もたくさん感じることができました。 ■2日目のオリエンテーション 本校の教室に設置してあるMAXHUB(高性能なカメラ、マイク、スピーカー、パソコン、大画面タッチスクリーンが一体化となったオールインワンのミーティングボード)を使用して、『AIと柔道整復師』をテーマにグループワークを行いました。 少し難しいテーマですが積極的に意見交換して、発表も考えを簡潔明瞭に伝えてすごく上手でした。 柔道整復師として大切な人を「思いやりの心」や「温かさ」など患者さんと向き合うために必要な要素をしっかりと考えられているところに感動!!しました。 MAXHUBを使用して楽しく発表ができ、操作もすぐに覚えるところが今どきの学生なんだな~と感心しました。 ■そして3日目から授業です。 初日は、私が担当する基礎柔道整復学の授業でしたが、教科書をみて初めて見る専門用語に戸惑いを感じていました。 勉強するモチベーションを高めて欲しいと思い、『勉強をする必要性』についてグループワークを行いました。ここでも、感動!! 学生みんなが、「自分が患者さんを治療する上で必要であること」、「症状を鑑別するために必要なこと」、「責任がある仕事だから」、「より良い治療ができるようになるため」など、常に患者さんを中心に考えがあり、将来、自分が目指す職業やその理想をしっかり持った意見がたくさん出ました。 なぜ学ぶ必要があるのか?というその「本質」をしっかりと考えてもらうことで難しい勉強も乗り越えて欲しいと思っています。 授業の後は、高田馬場周辺の飲食店にお昼ご飯を食べに行ってくるねーなんて言いながら集団で帰っていきました。 高田馬場は、美味しいお店がたくさんあるんですよね。これも楽しみの一つですね。 ■ 次の日も感動!! 昨日の授業で、宿題とした課題を友達と一緒に勉強をしていました。 教科書を見ながらお互いに学び合いをしている姿に感動!! 質問があったので覗いてみると、なんと!教えていないところまで教科書を調べながら学習をしているではないか!!私は嬉しくてたまりませんでした。感動!! 入学後から感動!!の連発で、これからの3年間に期待がふくらみ、私自身も頑張ろうとモチベーションが上がりました。 ■新入生が感じていること 1.友達ができるかな? 2.実技が楽しみだから頑張ろう! 3.勉強頑張ろう! 4.専門用語が難しいから大丈夫かな? 5.朝寝坊しないで学校に行けるかな? 入学時の一番の悩みは、新しい友達と仲良く打ち解けることができるだろうか、友達ができないかも・・・・と不安を感じている人が多いです。 実際は、同じ目標に向かっている学生同士なので、すぐに仲良くなっている傾向があります。 でも、内気で積極的にみんなの輪に入れない学生もいると思います。 嫌われたらどうしよう、孤独になったらどうしようと考えて過ぎて、自信が持てない行動になったりしていませんか。 余計にその雰囲気が人を寄せ付けなくなっていることもあります。 嫌われたらどうしようと不安になる気持ちも分かります。 話しかける前に相手を探ったりしてしまうことをせずにできるだけ多くの人に話しかけるのが大事です。 人は第一印象が優先されるので、見た目もそうですが、相手が感じる雰囲気も大事になります。 ■お友達を作るための心理効果 心理学に「初頭効果と親近効果」というのがあります。 第1印象に関係するのが初頭効果です。 人間は、出会って数秒の間に相手の印象を決定する傾向があります。人は見た目で判断と言われますね。 最初に、怖い・気弱・話しかけづらいなどの印象を与えてしまうと、その印象が長い間残り続けてしまうのが初頭効果の影響です。 これは、勉強でも「何かを覚える」という時に初頭効果が影響することがあります。 勉強をしたい気持ちはあるが、最初に苦手と感じた場合積極的に取組むことができなくなります。 相手の印象を変えるのが親近効果です。 終わりや去り際の印象を与え、最初に得た印象から、その人のたくさんの情報を得ることで相手の印象が変わり最後に与えられた印象や情報が影響するのが親近効果です。 よくあるのが、最初は仲良くなれなかった友達も相手を知る時間が長ければ長いほど印象が変わり仲良くなっていくことがありますよね。 それが初頭効果と親近効果という関連の人の心理なのです。 入学するとまず初めに自己紹介があります。 みんなと打ち解けていないときの自己紹介は人物像の全体的なイメージが定着します。 この、初頭効果と親近効果を上手く使うことで関心度が高まります。 積極的になれない性格の人は、初頭効果を利用して話を工夫し、相手の関心を引くような話を冒頭に持ってきて第1印象がより引き立つようにアピールすると印象が良くなります。 そうすれば、クラスの仲間と打ち解ける時間は長くかからないと思います。 これからゼミなどに入り、先輩ともたくさんの交流があると思います。 最初のインパクトに左右されず相手の良いところをたくさん見つけて欲しいと思います。 春ですね。温かくなり身体を動かしやすい季節になりました。 4月から柔道の授業を担当することになり、自分の身体が動けるか心配でトレーニングをしています。 学生から、先生!本当に柔道ができるんですか?と言われます。 小学生から社会人まで本格的に柔道をしていたので特技と言えば柔道なのですが、学生からは“お母さん”という印象しかないらしいです。 授業でビシッと技を決めて、お姉さんと言われるように楽しく頑張りたいと思います。(笑(*^-^*)笑) 柔道整復師・鍼灸師 本校柔道整復学科 専任教員 川﨑有子 ]