みなさん、こんにちは!
日本医学柔整鍼灸専門学校です。
本校教員が執筆するコラム「東洋医学を正しく知って不調改善」が日刊ゲンダイヘルスケアに掲載されましたので、ご紹介します!
自律神経を整えるツボは? 「盤龍刺」でバランスを正す
自律神経とは、体温や呼吸の維持、発汗、食物の消化吸収、排泄、体温調節など、生体を維持するために必要な基本的な生命活動に関与する神経系の総称のこと。
自律神経には、心と体を興奮状態にする「交感神経」、心と体を休息・リラックスさせる「副交感神経」、内臓の感覚を脳や脊髄に伝達する「内臓求心性神経」があります。
自律神経系が乱れると、胃がキリキリ痛くなったり、睡眠不足が続いたりといったさまざまな体の不調が生じます。
鍼灸は、自律神経の乱れを整えられる方法の一つになります。
よく知られているもので、「盤龍刺(ばんりゅうし)」という刺法があります。
頚椎から腰までの背骨の左右にあるツボが対象で、骨盤から背中にかけて、まるでドラゴンが昇るかのような刺激があることから、この名前がつきました。
「盤龍刺」の後は呼吸がかなりしやすくなります。
体に負担が少なくかつ広範囲に刺激を受けられ、乱れた自律神経が整って極上の感覚になるため、とりこになる患者さんもいるほど。
「龍を昇らせて欲しい」というリクエストも、患者さんからよく受けます。
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遠藤久美子 先生/鍼灸学科専任講師
はり師、きゅう師。
AJESTHE認定フェイシャルエステティシャン
CIBTAC認定スキントリートメント]