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2021/11/25ゼミ活動
- 日本医専の「ヘルスケアゼミ」&「特別イベント」をご紹介♪
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こんにちは。 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 今回は柔道整復学科の魅力のひとつ、4大柔整ゼミの中の「ヘルスケアゼミ」と11/28(日)に開催される特別イベントについてご紹介します♪ ヘルスケアゼミとは? ヘルスケア領域での様々な理論とテクニックを学び、資格取得後の幅広い領域での活躍を促進するゼミで、「運動療法」「手技療法」「物理療法」など、柔道整復師の技術による対応方法を学びます。 健康の維持や増進、病気予防、美容といったヘルスケア領域は年々需要が高まりつつある分野です。 様々なニーズに対応できるよう、ヘルスケア分野に力を入れている企業からその知識と技術を学び、多様性のある思考と技術を習得できることを目標にしています。 接骨院の先生はもちろん、パーソナルトレーナーを目指す方にもおすすめのゼミです! ▼ヘルスケアゼミではこんなことを学んでいます▼ <<正しいストレッチを学ぶ>> <<手技による美顔矯正>> 実技に力を入れている日本医専では、このように様々な技術を学ぶことができます! 11/28(日)に特別イベントを開催!! そして、11/28(日)にはヘルスケア分野の体験型イベントを開催します 「柔道整復師は接骨院やスポーツ以外でどんな活躍ができるのかな?」 「やっぱり医療人になりたい!」 「もう一度進路を見直してみたい!確認したい!」 という気持ちや考えを持っている方、大歓迎です♪ 当日は「10年後にも活躍できる医療人」を目指し、本校独自の教育プログラムの「柔整ゼミ」で講師もされている新居和真先生をお招きして、「柔道整復師の仕事の魅力」や「接骨院で働くこと」を楽しく学べるイベントを開催します! 【特別イベント】骨のゆがみを整える美顔矯正 顔の骨は頭蓋骨とひとくくりにされますが、実は23個の骨が集まって形成されています。 また咀嚼の癖・噛み合わせなどのあごに関係する動きや物を見ようとするときの微調整時などの蓄積によってバランスを崩してしまいます。 当日は、様々な要因によってバランスが崩れてしまった骨の歪みを整える“技”について詳しくお話します! <<お申込みはこちら>> みなさまのご参加を心よりお待ちしております!! 柔道整復学科ブログではゼミの各ゼミの様子やコラムなどをご紹介しております。 興味のある方は是非ご覧ください! <<柔道整復学科ブログはこちら>>]
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2021/11/19コラム
- 浮谷先生コラム 第14弾~ウキウキ散歩⁉~歯科用語放浪記~
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 浮谷先生コラムの第14弾をお届けいたします! ウキウキ散歩⁉~歯科用語放浪記~ こんにちは。 だいぶ冷え込んで参りましたが皆様いかがお過ごしですか? 柔道整復学科・教員の浮谷です。 今回は久々に歯科の話です。 と申しましても寄る年波で、新しい情報を提供するよりもついつい昔の思い出を語る機会が増えてしまうことをどうかご容赦ください。 タイトルにあるように特別散歩したわけではなく、たまたまテレビドラマの再放送を観ていたのですが『帝銀事件 』(※)を扱ったドキュメンタリー風ドラマで、今年亡くなられた田中邦衛さんが刑事役で出演されていました。 ※帝銀事件:戦後未解決な怪事件の一つ。昭和23年、帝国銀行椎名町支店(当時)で発生した、何者かによる行員12名の毒殺と現金・小切手が奪われた事件。 ドラマの冒頭、犯人とおぼしき男性が銀行内で次のように発言し行員に予防薬(※)を飲ませる場面がありました。 「歯の琺瑯質(ほうろうしつ)を痛めるから舌を出して飲むように」 ※予防薬:事件で使用された薬物は「予防薬」などではなく、青酸カリや青酸ナトリウム、アセトシアノヒドリンといった毒物が疑われた。 いずれも一般の人々の入手は困難であり、旧軍やGHQ、医療関係者まで捜査が及んだ。 ドラマの展開はコラムの内容と異なりますので省きますが、私が気になったのは「琺瑯質」という言葉です。 この歯科用語は現在の「エナメル質」のことで、私の学生時代は「ほうろう質(エナメル質)」表記で教わりました。 帝銀事件は戦後まもなく昭和23年1月に発生したので「ああそうか、この時代はまだ琺瑯質という言葉が使われていたのか」と認識しました。 現在の柔整の解剖学の教科書や国試問題集を見ても歯の表面は「エナメル質」であって「琺瑯質」の文字は見当たりません。 一般の医療や歯科関連本ですら「エナメル質」で表記が統一される傾向にあります。 ここであらためて知識を整理しますと 【ヒトの歯はエナメル質、象牙質およびセメント質の三硬組織と、歯髄という結合組織から出来ています】 それではなぜ「琺瑯質」の表記は消えてしまったのでしょうか? 歯科学生時代、ある教授が言っていました。 「最近は何でもカタカナ用語が増えているが、エナメル質も元は琺瑯質、セメント質は白亜質が正しいのだ」と。 なぜか象牙質だけは現在も残っていてそのまま使用されていますが。 振り返って自身の在学当初は全国に多くの歯科大学や歯学部が誕生し、いわば医師・歯科医の増産時代でした。 その中で母校は日本最古の歯科教育機関であることを誇り、明治時代から歯科用語にも取り組んでいたようです。 帝銀事件の起きた昭和23年頃はまだ歯科大学の数も少なく、それだけ母校の影響力は大きかったと思われますが、やがて全国に国立や私立の歯学部ができて教育内容も少しずつ変化していきました。 歯科用語の変遷は国家試験にも表れ、昔は「琺瑯質」・「白亜質」だけだったものが、⇒「琺瑯質(エナメル質)」・「白亜質(セメント質)」に併記 ⇒「エナメル質(ほうろう質)」・「セメント質(白亜質)」に表記逆転‼ ⇒ 現在は「エナメル質」・「セメント質」のみとなっています。 ほうろう質が用語として文字どおり「放浪」しているのがわかります。 ここで再び教授の話に戻りますが、正論だなと思う部分があるので記しておきます。 「せっかく諸先輩たちが名付けた用語を変えるのはいかがなものか?英語で琺瑯質はenamel、象牙質はdentin、白亜質はcement。だからそれぞれエナメル、デンチン、セメントと記すならわかる。 それをカタカナ用語で「―質」をくっつけて「エナメル質」や「セメント質」などと呼ぶことはもはや専門用語ではない。 それならなぜ象牙質を改めて「デンチン質」としないのか、おかしいではないか‼まるで一貫性がない。諸君、そうは思わないか?」 なるほどなぁと感心しましたが、講義の最後に教授はやや声を落として「時代の流れで仕方ないが、君たちの国家試験はエナメル質やセメント質で出題されても我慢しなさい」と言われました。 当時の母校の授業はこのように気骨ある先生の話が聴けました。 現在はどんな様子でしょうか?母校に限らず国試、国試でどこの歯科大・歯学部も予備校化している噂も聞きます。 自身が言うのもおかしいですが少々寂しい気がします。 (監修/浮谷英邦先生:歯科医師・介護支援専門員) 先生のコラムや授業の様子がわかる! >>ほかの柔道整復学科ブログはこちら まずは日本医専を知ろう! >>資料請求はこちら]
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2021/11/12コラム
- 川崎先生コラム 第14弾「冬のスポーツで起きるアクシデント」
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 川崎先生コラムの第14弾! 今回のコラムではスキーやスノーボードなど、冬のスポーツで起きる怪我や対処法をご紹介します! 冬のスポーツで起きるアクシデント 11月に入り寒くなってきましたね。 これからWinterスポーツを楽しもうと準備をしている方も多いのではないでしょうか。 冬のスポーツとして馴染みのあるのはスキーやスノーボードです。 2月頃が最も積雪が多い時期ですが、シーズンは11月下旬から3月頃まで楽しめます。 キラキラ光る一面の雪景色に澄んだ青空、ゲレンデの森は静けさに包まれ最高のロケーションです。 私も子供の頃からスキーをしていました。 毎年スキー学校に入っていた記憶があります。 ひざを怪我してからは、なだらかなゲレンデや森林コースを滑走することしかできません。 しかし温泉で疲れを癒やしたり、森を散策したり、夜の星空を楽しみながらロマンチックな気分に浸るなど、大自然に心癒やされる時間を過ごすことができるのも幸せなひとときです。 しかし、癒やしの時間を過ごすことができる反面、滑走中はスピード感に興奮し不幸にも無理なジャンプやスピードコントロールができずに転倒や周囲への不注意による衝突などで捻挫や骨折、脱臼などの怪我をする人が多くいます。 中級者・上級者になるほど難易度の高い場所の滑走やスピードを出しすぎる傾向があるので、怪我の割合も多くみられます。 軽傷で済む範囲であればいいですが、場合によっては身体機能に障害を残してしまったり、最悪は死亡事故につながることもありますので、怪我や事故が起こらないように認識をもって楽しんでもらいたいです。 スキーとスノーボードの怪我の違い 共通している最も多い原因はスピードコントロールができずに転倒して怪我をするケースです。 スキーとスノーボードではそれぞれ足の固定状態が異なるため受傷状況に違いがあります。 スキーでは、靴とスキー板が一体化されていてピンディングが外れずに転倒した場合に下半身を捻ることが多いため下半身の怪我が多くみられます。 スノーボードは両足を固定している状態でバランスを崩して上半身から転倒することが多いため比較的上半身の怪我が多く見られます。 スノーボードの方が人口が増えていることもありますが、ジャンプやトリックなどの失敗による転倒が多いためスキーに比べて事故が多いと報告されています。 しかし大事故につながるのはスピードがでるスキーの方です。 どんな怪我が多いのか ①ひざの損傷 最も多い捻挫で発生率が高い怪我はひざの靭帯損傷です。 靴とスキー板が一体化されていて、内側エッジが引っかかりひざを内側に捻るように転倒した際に特にひざ関節の内側にある内側側副靭帯を損傷します。 ②肩の損傷 特にスノーボードで発生率が高い怪我は肩関節の脱臼と鎖骨骨折です。 ジャンプの失敗などで転倒した際に肩や手をついて肩関節を脱臼することがあります。 場合によっては鎖骨を骨折することもあります。 ③足首・下腿の損傷 スキーの場合、足首が固定されるためひざ下の骨に回旋の力が働いて、スキー骨折といわれる足関節の骨折や、ブーツトップ骨折といわれるブーツがすねにあたる部分の下腿骨の骨折をすることがあります。 ④手首・手指の損傷 転倒時に手をついて手首を捻ったり、骨折することがあります。 特徴的なものとしてスキーヤー母指といわれるストックのストラップに指を引っかけて親指の付け根の靭帯を損傷することがあります。 ⑤頭部損傷 転倒時に頭部を打ち付けたり、ボードがぶつかり頭皮の切創(切り傷)が多くみられます。 スキーではストックをつくことができるので頭部の障害は少ないですがスノーボードでは上半身から転倒したときに受傷することがあります。 頭部内に出血が起きると、受傷後は症状がなくても時間の経過とともに意識障害が生じてくるので経過観察が必要です。 頭部の怪我は命の危険につながることもありますので早急な対応が必要です。 ⑥頚椎(けいつい)損傷 後方へ転倒した際に、頚のむち打ち損傷をすることがあります。 重傷のものでは脊髄を損傷する場合で、四肢の麻痺や呼吸筋の麻痺などの神経障害の症状がみられます。 ⑦脊椎(せきつい)損傷 背部の強力な打撃により肋骨の骨折や脊椎の骨折、尾骨骨折を生じることがあります。 重傷のものでは内臓の損傷などを伴い腹腔内に出血が起きると、出血性ショック(出血により血液循環量が低下する)を引き起こします。 意識障害、チアノーゼ、呼吸数の増加、脈拍数の増加、低体温になっていきます。 出血から死亡まで2時間といわれていますので緊急性を要し迅速な対応が必要となります。 ★怪我の対処方法 ①安全確認 まずは、周囲の安全確認を行いましょう。 また、速やかに端に移動し新たな事故が起きないように配慮して下さい。 ②協力要請 周囲の人に協力してもらうなどして状態を確認してから処置を行うことが大切です。 周囲の人は、受傷状況をしっかり認識して救護隊員に説明できるようにしてください。 ゲレンデで怪我や事故が起きた際には、現地に救護にあたるパトロール隊員が常駐しています。 また、パトロール隊員は怪我の処置まではできないため、柔道整復師が連携しながらゲレンデでの怪我の応急処置や治療に携わっています。 万一、事故に遭遇した場合は周囲の人に協力を依頼して連絡を取るなど対処するようにしてください。 ③損傷部位の確認と意識確認 どこを損傷しているか確認し、バイタルサイン(生命徴候)を確認しましょう。 バイタルサインとは生命に関わる基本情報で、意識があるか、呼吸をしているか、脈が触れるかを確認して異常があれば心肺蘇生を行うことも視野に入れる必要があります。 スキー場では低体温になることもあるので、しっかり保温を行います。 ④予防 ヘルメットやプロテクタ―の装着、衣服での保護などを行い、転倒してもできるだけ軽傷で済むように予防しましょう。 また、レベルに合った楽しみ方や、スキーやスノーボードの基本的な知識、特に転倒の仕方を学んでおくことも必要です。 ★怪我をしないための準備運動 ①滑走前にウォーミングアップを行いましょう。 怪我をしないためには準備運動は必要です。 “これから負荷をかけていくよ~”と身体にサインを送る必要があります。 準備運動には色々ありますが、運動直前に行う効果的な準備運動は、ゆっくりじっくり伸ばす「静的ストレッチ」を行い、次に軽くランニングしたり、ジャンプしたり、足上げをしたりなどの「動的ストレッチ」を行います。 スキー板やストックを利用したストレッチもお勧めです。 身体をほぐしながら温めていきましょう。 ②滑走後はクールダウンを行いましょう。 楽しく滑った翌日に体が痛くて動けない。 なんてことにならないように滑走後も「静的ストレッチ」を行いましょう。 翌日も滑る予定がある方は怪我をしないためにも時間をかけて行って下さい。 ③日頃から体の備えを行いましょう。 スキーやスノーボードは、バランス感覚と柔軟性が最も必要なスポーツです。 バランス感覚を養うためには体幹と足の筋力トレーニングが必要です。 自宅でも簡単にできる腹筋や背筋、スクワットでバランス感覚を養い、柔軟性には静的ストレッチを行いましょう。 寒くなってきたので鍋料理が多くなりました。 野菜をたくさん取れてヘルシーです。 私は、薬膳だしの素というのを使っています。 麹菌で小麦を発酵させたものに、高麗人参、甘草、桂皮、椎茸、昆布、山芋などが原材料として入っています。 この薬膳だし一つで他の調味料がいらないくらいおいしくなります。 鍋料理以外のお料理にも使っています。 心も体も温まるお料理を楽しんでいます。(*^O^*)☆彡 川﨑有子 柔道整復師・鍼灸師 本校柔道整復学科 専任教員 授業、ゼミの様子やコラムが盛りだくさん! >>ほかの柔道整復学科ブログはこちら まずは日本医専を知ろう! >>資料請求はこちら]
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2021/11/05コラム
- 【片橋先生コラム・第14弾】~認定実技審査~
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 片橋先生によるコラム・第14弾! 認定実技審査 みなさん、こんにちは。柔道整復学科専任教員の片橋です。 急に涼しくなり一気にコートの出番となりました。 衣替えが追いついていません。 お元気でしょうか。 秋の柔道整復師養成専門学校では実技試験があり3年生が追い込みの時期になっています。 この実技試験は認定実技審査といい、それぞれの学校に外部の審査員が来て行われます。 審査の内容は整復と固定の実技と柔道実技の大きくは2本立てです。 それぞれの項目は事前に決められていて練習することができます。 しかしながらこの項目の数がなかなか多くて・・・ 整復・固定の審査項目は当日、審査会場内で受審者である学生自身がカードを選んで決まります。 緊張の一瞬です。 審査はすぐに始まって時間制限があります。 終了すると着替えて柔道の審査へ向かいます。 実技試験のため、通常は患者役や助手役を使って体に接触して行っています。 柔道はもちろんコンタクトスポーツ。 昨年と今年は新型コロナウイルス感染拡大のため、できないのでは?と思っていたのですが、患者役や助手役を使わずに口述主体での実施となりました。 感染対策は消毒、マスクはもちろん、フェイスシールドを装着します。 モデル役を使って動作を再現する従来の方法だと、「ここを持ちます」「このように動かします」などきちんと言葉にできなくても説明できます。 それが、口述となると曖昧な言い方では審査員に伝わらないという難点があります。 柔道は形や礼法など一人でできるものと、口述を行います。 校内の試験であれば、知っている教員ですからすこ~し甘く採点、ということもあるかもしれません。 それが外部審査員で当日初めて会うのですから、十分に準備しておかねばとなりますね。 一生懸命に練習して、審査で緊張して、やり遂げると達成感や充実感と自信がつきます。 3年秋の認定実技審査を乗り越えると、学生の雰囲気が変わります。成長しますね。 そしてこの経験を糧にさらに高いハードルである国家試験へと学生の挑戦は続きます。 あともう少し。自分を信じてGo! (監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員) >>柔道整復学科の過去のコラムはこちらから >>本校の資料を請求する場合はこちらから >>オープンキャンパスや説明会についてはこちらから]
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2021/11/04ゼミ活動
- 【スポーツゼミ】現場実習を見学してきました!
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校・広報担当です。 スポーツゼミで行われた現場実習に参加してきました! 【4大柔整ゼミとは?】 ケガゼミ、スポーツゼミ、ヘルスケアゼミ、高齢者ゼミの4分野に分かれて、より専門的な知識を学ぶことができる本校独自の学習制度です。 スポーツゼミでは、主にスポーツトレーナーとして活躍する際必要とされる知識や技術を学びます。 >>詳しくはこちら 今回参加させていただいたのは武蔵小杉駅近くにある「なごみ鍼灸接骨院」です!スポーツゼミでおなじみの三田先生が働いている治療院で、当日はスポーツゼミの学生が2名参加していました。 三田先生は鍼灸師資格、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー資格のみならず、NATA-ATC(National Athletic Trainers‘ Association)の資格を活かし、NFLサンフランシスコ49ersトレーナー、米国陸上選手タイソン・ゲイ氏(他、代表選手5名)のパーソナルトレーナーを務めるなど、第一線で活躍中の先生です。 この日はアメリカでアメリカンフットボール選手として活躍して、今は日本のXリーグで活躍している外国人選手(イアン選手とポール選手)が2名来ていたので、スポーツゼミの学生も一緒にサポートさせていただきました! 三田先生に指示を受けつつ、まずは電気療法から始めます♪ 電気療法が終わると、次は全身への施術へ! アメフトの外国人選手ということもあり、日本人よりはるかに筋肉量が違いますね… 三田先生と選手の許可を得て触らせてもらって「筋肉の張り具合も全然違う…」と学生も驚いていました。 三田先生が楽しく解説しながら施術をしてくれるので、学生たちも楽しんで学ぶことができます♪ 親指の関節を痛めていたので、アイシングも手伝わせてもらいました! 三田先生もスポーツゼミの学生も患者さんにしっかりと寄り添って対応していて終始楽しそうな現場実習でした! 本校では、スポーツゼミの見学も行っています。 参加希望の場合は、電話・メール・LINEにてお申し出ください! >>柔道整復学科のゼミ活動の様子はこちら >>日本医専のスポーツトレーナー教育についてはこちら >>日本医専の資料請求はこちら]
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2021/11/01ゼミ活動
- 【スポーツゼミ】~痛みの根本を探る!~
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校・広報担当です。 4大柔整ゼミのひとつ、「スポーツゼミ」の取材へ行ってきました! 【4大柔整ゼミとは?】 ケガゼミ、スポーツゼミ、ヘルスケアゼミ、高齢者ケアゼミの4分野に分かれて、より専門的な知識を学ぶことができる本校独自の学習制度です。 スポーツゼミでは、主にスポーツトレーナーとして活躍する際必要とされる知識や技術を学びます。 >>詳しくはこちら 今回は三田先生の講義です! 三田先生は鍼灸師資格、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー資格のみならず、NATA-ATC(National Athletic Trainers‘ Association)の資格を活かし、NFLサンフランシスコ49ersトレーナー、米国陸上選手タイソン・ゲイ氏(他、代表選手5名)のパーソナルトレーナーを務めるなど、第一線で活躍中の先生です。 いつもプロテインのようにタピオカを飲んでいます笑 腰部疾患の評価とリハビリテーション 患者さんの中には慢性的に腰の痛みを繰り返す人がいます。 まずは「なぜ痛みが出るのか」という根本を探る事が大切です。 実際に腰を痛めている生徒を三田先生が問診しながら、カルテを作成していきます。 この問診のなかで症状の約80%がわかるので、患者さんの話したことは全て書きましょう! 例えば、患者さんが話す「筋トレが好き!」という言葉から、この人は痛くてもやってしまう、無理してしまう事がわかります。 ただ、だから筋トレをやめろということではありません。 筋トレに限らず、山登りをする、お孫さんと買い物に行くなど、「好きなことをする」=「痛くなる」という痛みのメカニズムがあるのであれば、その好きなことをさせながらどう良くしていくかを考えるのが柔道整復師、鍼灸師の大切な役割です。 患者さんのライフスタイルに寄り添う三田先生の言葉を、生徒の皆さんも真剣な表情で聞いていました。 実技では、腰のストレッチを生徒同士で施術し合いながら学んでいきます。 腰は立っている状態よりも、かがんだ状態の方が負担がかかるので、腰を痛めないようにしっかりと自分の身体を守りながら施術していきましょう。 腰の安定性がとれるようなストレッチや筋トレは、患者さん自身の努力が必要なものになるので、 「大好きな筋トレが出来るようになりますよ」 「お孫さんと買い物が出来ますよ」 といった、その苦しみの先には何があるのかを伝えて患者さんのモチベーションを上げていきましょう! みなさんの真剣に学ぶ努力の先にも、輝く未来がありますよ! \真剣!/ 本校ではゼミの見学会も行っています。 >>ゼミ見学会のお申込みはこちら 是非お気軽にご参加ください。 みなさまのご来校を心よりお待ちしております! >>過去のゼミ活動の様子はこちら >>日本医専のスポーツトレーナー教育についてはこちら まずは日本医専を知ろう! >>資料請求はこちら]
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2021/10/29コラム
- 浮谷先生コラム 第13弾~柔道誘導員16年目に思い出したこと~
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 浮谷先生コラムの第13弾をお届けいたします! ~柔道誘導員16年目に思い出したこと~ こんにちは。柔道整復学科・専任教員の浮谷です。 今月の柔整学科は3年生の認定実技審査があり、それに備えて学生さんも教員の先生方も皆大忙しです。 31日の本番を前に先日も2回目の模擬実技試験を実施しました。 試験は「整復実技」と「柔道」の2部門に分かれており、私はもっぱら柔道部門、と言いましても柔道場への案内係(誘導員)ですが、今年で16年目?‼を数えるに至りました。 長いような早いようないつの間にか年月が過ぎてしまいました。 これまで毎年たくさんの学生さんと接してきましたが、実技認定試験を受ける3年生は一番若い人で20~21歳です。 ちょうど2000年生まれの息子と同じ世代です。 「ああそうか、ついに息子の世代まで来たのか」と感慨ひとしおでした。 うちの息子は一浪して今大学2年生ですが、もし日本医専に入学していたら柔道や整復実技できたかな?と思うと何か微笑ましくなります。 学生さんを誘導しながらふと16年前、自身が日本医専に入職した頃を思い出しました。 「絵本読み聞かせの思い出」 そのころ息子の年齢はまだ5歳、保育園に通っていました。 現在学校に来られる教職員の先生方やこのコラムをご覧頂いている学生さんや保護者の皆さんも子育て真っ最中の人が多くいらっしゃると思います。 毎日コロナ禍で本当にお疲れ様です。 振り返れば私もあの頃確かに苦しかった、でもあの『子育て時代』が親子密着した最も楽しい、充実した日々だったことを実感しています。 当時妻が闘病中で保育園の往復も自分がやりながら日本医専に勤務していました。 忙しい日々でしたが、その中で救いだったのが毎晩寝る前に息子に読み聞かせる絵本の時間でした。 もともと子供が生まれたら絵本の読み聞かせはパパの役目!と夫婦で決めていましたのでそのまま実行しました。 私自身本が好きでしたし、子供も喜んでくれて「パパ読んで‼」とせがまれると多少眠くても応じました。 懐かしい思い出です。 「母校で図書読み聞かせ委員を全うする‼」 絵本の読み聞かせは息子の保育園時代続けましたが、その後小学校は自身の母校でもある地元の公立校へ進みました。 当時は保護者の方々で月一回「図書読み聞かせ」の会が開かれており、好きな本持ち寄りで各クラス児童たちに読み聞かせの時間がありました。 私も図書委員として加わらせて頂きましたが、息子の卒業まで実に6年間、毎回母校に出向きました。 その中で父親が読み聞かせ担当したのは私だけだったかもしれません。 そのころはもう自宅での読み聞かせはなくなりましたが、息子にとっては親父から10年近く本と付き合わされたことになります(笑) 子供への読み聞かせに対する意見は多々あるようですが、ひとつ言えることは幼児期の親子のコミュニケーション育成には役立つということ。 その場合語り手は両親でなくともご家族、ご親戚、ご近所さんなど身近な人にやってもらうとよろしいでしょう。 そしてこれはたまたまうちの息子の場合ですが、絵本好きになって毎週図書館から何冊も読みたい本を借りてきて、そのうち自分で読書するようになりました。 文字や絵を書くことで学習能力も上がり、特にこちらが「勉強しろ」と言わなくてもそのまま自分で進めていきました。 読み聞かせは子供の成長にプラスになったと思います。 「親子2代、思い出の絵本を紹介‼」 最後に自身が読んだ経験があり、懐かしくて再購入した絵本の数々を紹介します。 男の子なので「乗り物系」の本が多いですが、現在子育て中の皆様に参考になれば幸いです。 「のろまなローラー」(福音館書店) 「しょうぼうじどうしゃ じぷた」(福音館書店) ⇒父子で大好きな本、息子はセリフまで暗記してしまいました!その後本物のじぷたを探しに四谷の「消防博物館」まで連れて行きました。 「とらっく とらっく とらっく」(福音館書店) 「たろうのおでかけ」(福音館書店) 「きかんしゃやえもん」(岩波書店) ⇒著者が阿川弘之氏だったことは後年知りました。イラストは岡部冬彦氏。 トーマスの本が世に出る前はこれが鉄道絵本のバイブルでした。 「ちびくろサンボ」復刻版(径書房) ⇒絶版の試練を乗り越えて、復活。実はこの本、亡き母から私のお気に入りだったと 聞かされていました。【ぐるぐる回転してバターになりました‼】が忘れられません。 今回のコラムは日本医専でなく、系列校の児教専(日本児童教育専門学校)向きだったかもしれません。 絵本に関しては他にもディズニーやトーマス関連でたくさんの思い出がありますが、きりがないのでこの辺で。 3年生の皆さん、認定実技審査まで体調整えておきましょう‼ (監修/浮谷英邦先生:歯科医師・介護支援専門員) 先生のコラムや授業の様子がわかる! >>ほかの柔道整復学科ブログはこちら まずは日本医専を知ろう! >>資料請求はこちら]
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2021/10/22コラム
- 川崎先生コラム 第13弾「登山やハイキングで起きるアクシデント」
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 川崎先生コラムの第13弾をお届けいたします! 今回のコラムでは登山やハイキングでのアクシデントと対処法、また登山を楽しむためのトレーニング方法をご紹介します。 登山やハイキングで起きるアクシデント 紅葉を楽しみ心の癒しを求めて登山やハイキングを楽しむ季節になりました。 日常から少し離れて自然の風景や歴史的背景のあるコースを歩き、その絶景を楽しむことで心豊かな時間を過ごすことができます。 患者さんの中にもそろそろ紅葉狩りに行こうという話題が出ています。 自然の中でお弁当を食べたり、季節の草花を観察して趣味の写真を撮ったりするのが至福のひと時だそうです。 最も多く相談されることは、「足が痛くなること」です。 中には転倒して捻挫や骨折をした方もいます。 登山やハイキングはそれぞれ距離や難所が異なりますが共通することは長時間歩くためそれなりに運動量があることです。 まず、自分の身体能力を理解して基本的な体力と筋力をつけることが必要です。 柔道整復師のお仕事で、患者さんがアクティブに活動できるようにコンディショニングを整え不安や悩みを解決していくサポートはとても重要な役割の一つです。 痛みや怪我につながるだろうと想定できる身体的問題は、事前に日常生活指導を受けて治療で改善していき趣味を楽しんでもらいたいです。 どのような怪我と対処法があるの? 登山やハイキング中は、周囲の景色や草花に気を取られ足元が不注意となり怪我をすることがあります。 最も多い怪我は、捻挫・打撲・骨折です。 万一、怪我をしたら落ち着いて対処することが重要です。 また、ファーストエイド(応急処置)用品の事前準備をしっかりしておくことが必要です。 持ち物で不足している場合は周囲を見渡し使用できるものがないか落ち着いて確認してください。 ①捻挫や骨折 傾斜や段差で足を滑らせたときに足関節や膝関節を捻る、転倒時に手を衝き手関節や肘関節、肩関節を捻ることがあります。 また骨折をしてしまうことがあります。 捻挫の場合は、関節を動かしても痛くない方向にテーピングや包帯で固定し、痛みと腫れを緩和させます。 時間とともに腫れが強くなることがあるので経過をよく見る必要があります。 腕や肩の怪我では三角巾で吊ることも必要な場合があります。 三角巾がない場合はTシャツや包帯、ビニール袋を代用として使用できます。 骨折の場合は、通常より激しい痛みが伴い変形が見られることがあります。 また患部を動かすことができなくなります。 ファーストエイドだけでは限界があり、骨折を疑う状態であれば周囲の木を副木として患部に当て、テーピングや包帯で固定し、まず患部を安静に保つように処置を行いましょう。 出血を伴う骨折の場合は、緊急性が高く出血が多いとショック状態に陥ります。 命の危険性があるため6~8時間以内に治療を受ける必要があります。 ②打撲 転倒した際に体や頭部を打撲することがあります。 打撲では、早期に血腫を吸収させることが重要となります。 筋内出血が多い場合は、腫れが強く出て皮膚に光沢が出ることがあります。 厚めのガーゼやハンカチなどを患部に当て、その上から包帯やテーピングできつく圧迫し処置を行ってください。 圧迫によりコンパートメント症候群を起こすことがあるので、感覚障害や循環障害が出ないように注意が必要です。 頭部の打撲は、たんこぶ(皮下血腫)程度だから大丈夫と思われがちですが、頭蓋骨骨折や硬膜外血腫、脳挫傷などを起こしていることがあり、命の危険性があります。 脳内に出血がある場合、徐々に血腫が脳を圧迫して数時間から数か月かけて症状が出ることがあり、忘れたころに急に嘔吐・吐気、頭痛・ふらつき・認知症状がでることがあります。 頭を打撲した24時間~72時間は安静にし、無症状でも経過観察をするように注意してください。 ③切り傷 転倒した際に手を切ることがあります。 水できれいに洗い流して洗浄し、圧迫することで止血を行い、傷口を保護することが大切です。 最も大事なのは菌の感染を防止するために洗浄をすることです。 十分に洗い流せることができれば消毒は不要です。 持っている滅菌ガーゼや包帯で圧迫止血を行いますが、ない場合はガーゼの代わりに清潔なタオルやハンカチを当ててバンダナやテーピングなどを包帯の代用として使用し処置を行いましょう。 楽しむために必要なトレーニングは 登山やハイキングを楽しむ為にはある程度歩ける状態に体を整えておくことが必要です。トレーニングで備えておくと大きな怪我につながることもありません。 長時間の歩行で膝が痛くなる、足底が痛くなるなどは筋力の不足が原因です。 同行している仲間に迷惑をかけないように日常生活の中から意識をして備えましょう。 ①持久力をつけよう 長時間疲労に耐えて歩くことができるように、ウオーキングやランニングなど行い筋持久力を高めましょう。 日常では階段を利用する、駅まで歩いていくなどの工夫をするのも一つです。 患者さんの中にはノルディックウォーキングをしている方がいます。 2本のウォーキングポールを使用して歩行運動を補助します。 基本的には体力に自信がない方やリハビリで使用したりしています。 腕を振りながら上半身を起こして歩くことで姿勢改善の効果があります。 また両手両足の4点歩行となるので、足腰の負担が軽くバランスの保持がしやすく転びにくくなる利点があります。 ハイキングや登山でもウォーキングポールを使用している方がいます。 ②筋力をつけよう 太ももの筋肉(特に大腿四頭筋)は股関節や膝関節の動きに関わっており、鍛えることで足腰の持久性が高まります。 運動に慣れていない方は椅子スクワットから始めてみてください。 また安定した歩行は体幹の軸となる筋肉が必要です。 リュックを背負う負荷も考えて腹筋や背筋を鍛えることもしていきましょう。 ③バランス感覚を養おう 不安定な道を歩くため、軽い段差でぐらついたりすることが多いです。 とっさの動きに対応できるようにバランス感覚が必要です。 体をまっすぐに伸ばし片足で数秒立つなどを行い、筋肉トレーニングと組合せ体幹バランスを鍛えましょう。 皆さんは1分間でどのくらい立てるでしょうか? ④柔軟性をつけよう 柔軟性は関節と筋肉の動きの滑らかさとも関係しています。 無理な体勢をとっても柔軟性があれば動きに対応できます。 柔軟性をつけることは、筋肉の血液循環がよくなり伸張性や関節の可動域を広げる効果があり障害を予防することができます。 柔軟性の低下は筋肉の伸張性を妨げ血行不良となり筋肉や腱の損傷や筋肉痛の原因につながります。 体幹・太もも・ふくらはぎのストレッチを行い怪我のリスクを減らしましょう。 ラジオ体操なども効果的です。 日頃からトレーニングが必要だと思うと、気持ちが前向きにならない方もいるのではないでしょうか。 しかし、軽いハイキングであっても思わぬトラブルが起きるものです。 日常から身体能力を高めておくと、登山やハイキング以外でも役立つことがたくさんあります。 老化を防ぎ何歳になっても生き生きと輝くことができ長い人生の中で後悔はしません。 無理のない範囲で簡単な運動から始めてみましょう。 寒くなってきましたね。 外出がややおっくうになります。 衣服も何を着ればいいのか迷い朝からクローゼットを見つめています。 寒いのは苦手でモチベーションを上げなければ出勤できません。 皆さんはこんな時どうしていますか? 私はとりあえず、しばらくサボっていた筋トレを再開して筋肉量を増やそうと思います。筋肉をつけることで熱量を上げて代謝を亢進するので冷え性の予防になりますよ。 川崎有子 柔道整復師・鍼灸師 本校柔道整復学科 専任教員 授業、ゼミの様子やコラムが盛りだくさん! >>ほかの柔道整復学科ブログはこちら まずは日本医専を知ろう! >>資料請求はこちら]
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2021/10/15ゼミ活動
- 【スポーツゼミ】~トレーナーのための実技講習会~
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校・広報担当です。 4大柔整ゼミのひとつ、「スポーツゼミ」の取材へ行ってきました! 【4大柔整ゼミとは?】 ケガゼミ、スポーツゼミ、ヘルスケアゼミ、高齢者ケアゼミの4分野に分かれて、より専門的な知識を学ぶことができる本校独自の学習制度です。 スポーツゼミでは、主にスポーツトレーナーとして活躍する際必要とされる知識や技術を学びます。 >>詳しくはこちら 今回は三田先生の講義です! 三田先生は鍼灸師資格、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー資格のみならず、NATA-ATC(National Athletic Trainers‘ Association)の資格を活かし、NFLサンフランシスコ49ersトレーナー、米国陸上選手タイソン・ゲイ氏(他、代表選手5名)のパーソナルトレーナーを務めるなど、第一線で活躍中の先生です。 プチ情報として、いつもタピオカを飲んでいらっしゃいます笑 今回はトレーナーのための実技講習会です。 「とにかく触って触られて、感覚を掴みましょう!」という三田先生の勢いそのままに、熱く実技が進んでいきます。 これまでのスポーツゼミで学んだひざの検査法や肩関節の検査法などの復習も兼ねながら、どのように刺激を与えたら効果的なのか、三田先生が実演しながら説明。 復習しやすいようにメモだけでなく、スマホで動画を撮る生徒たちの熱心な姿が印象的でした♪ 施術は「手」でやる、という固定概念を捨てて、その患者さんにとって最高の施術方法をチョイスしてほしいと三田先生。 ヒザやヒジを使って施術していきます。 背中に全体重を乗せているときは、施術者側のバランス感覚が心配にもなりましたが、皆さん上手に刺激を与えていました! 知識だけでは補えない感覚の力も必要になってくるので、柔道整復学科 専任教員でスポーツゼミ担当の大隅先生もしっかりサポートしていきます。 生徒同士で施術し合い、お互いに痛みや要望を伝えます。 三田先生から「個人的な感想で良いよ!自分がやってほしいことを伝えるの。それがコミュニケーションだから!」とお言葉をいただきました。 どのように力を入れたら効果的なのか実技授業で試し、どう施術したら喜んでもらえるのか、じっくり考えて施術していきましょう! \笑顔、じっくり、じっくり!♪/ 本校ではゼミの見学会も行っています。 >>ゼミ見学会のお申込みはこちら 是非お気軽にご参加ください。 みなさまのご来校を心よりお待ちしております! >>過去のゼミ活動の様子はこちら >>日本医専のスポーツトレーナー教育についてはこちら まずは日本医専を知ろう! >>資料請求はこちら]
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2021/10/15コラム
- 浮谷先生コラム 第12弾~柔道整復師とクロサワ映画~
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 浮谷先生コラムの第12弾をお届けいたします! ~柔道整復師とクロサワ映画~ こんにちは。柔道整復学科専任教員の浮谷です。 これまで自身のコラムでオリンピックの話題と共に映画監督・小津安二郎さんについて記してきました。 本日は小津監督と並ぶ世界のクロサワ‼~黒澤明監督について、特に柔道関連の作品を探っていきたいと思います。 では初めに皆さんがどのくらい黒澤作品を知っているか? 国試型式で出題します。 是非チャレンジしてください! 問1. 以下の映画の中で黒澤明監督が手がけた最初の監督作品はどれか。 1. 生きる 2. 七人の侍 3. 姿三四郎 4. 用心棒 【解答・解説】 答えは3.選択肢はいずれも黒澤監督の名作ですが、「姿三四郎」がデビュー作です。 時は昭和18年、太平洋戦争の真っ只中です。 この作品は富田常雄氏の同名小説の映画化でした。 主役の三四郎を演じたのは藤田進。 彼は「ハワイ・マレー沖海戦」や「加藤隼戦闘隊」といった当時の戦意高揚映画に出演したスター俳優でした。 作品は明治中期、古くからの闘技としての柔術と、講道館設立の父・嘉納治五郎による近代スポーツとしての柔道との対立が激しかった頃が題材として取り上げられています。 この作品は好評だったため、やがて続編が作られました。 問2. 前作の続編のタイトルで正しいものはどれか。 1. 柔道一直線 2. 続姿三四郎 3. 新姿三四郎 4. 帰ってきた三四郎 【解答・解説】 答えは2.続編のためそのまま「続―」としたのか?時局柄(昭和20年、封切りは終戦直前の5月)適当なネーミングを探す余裕がなかったのかもしれません。 内容は前作とほぼ同様、藤田進主演です。 ただ戦時色が前作よりさらに濃くなって、例えば乱暴なアメリカ人船員を三四郎が投げ飛ばしたり、外人ボクサーと柔術師との試合のシーンがあったりして民族意識を高める傾向が見られます。 おそらく当時の軍部の意向と思われますが、「三四郎」「続三四郎」2作品ともに決して黒澤監督は戦意高揚を狙って作ったわけではないと多くの識者が述べています。 あの時代、軍部の統制下にあって明治の柔術~柔道を題材に質の高い娯楽・芸術作品を撮り、その後の『世界のクロサワ』の基盤となった記念すべき作品と言えるでしょう。 柔道整復師を目指す皆さんには柔道の歴史を知る手がかりになると思います。 これらの作品は小津作品同様、現在上映の機会は少ないですが、DVDがありますので是非ご覧ください。 最後に:『日本医専の姿三四郎』といえば、どなたでしょう? ⇒やはり柔道整復学科で本校柔道部出身の熱血漢‼森下先生しかいませんね。 失礼いたしました。 (監修/浮谷英邦先生:歯科医師・介護支援専門員) >>ほかの柔道整復学科ブログはこちら]