浮谷先生コラム 第13弾~柔道誘導員16年目に思い出したこと~
2021/10/29
こんにちは!
日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。
浮谷先生コラムの第13弾をお届けいたします!
~柔道誘導員16年目に思い出したこと~
こんにちは。柔道整復学科・専任教員の浮谷です。
今月の柔整学科は3年生の認定実技審査があり、それに備えて学生さんも教員の先生方も皆大忙しです。
31日の本番を前に先日も2回目の模擬実技試験を実施しました。
試験は「整復実技」と「柔道」の2部門に分かれており、私はもっぱら柔道部門、と言いましても柔道場への案内係(誘導員)ですが、今年で16年目?‼を数えるに至りました。
長いような早いようないつの間にか年月が過ぎてしまいました。
これまで毎年たくさんの学生さんと接してきましたが、実技認定試験を受ける3年生は一番若い人で20~21歳です。
ちょうど2000年生まれの息子と同じ世代です。
「ああそうか、ついに息子の世代まで来たのか」と感慨ひとしおでした。
うちの息子は一浪して今大学2年生ですが、もし日本医専に入学していたら柔道や整復実技できたかな?と思うと何か微笑ましくなります。
学生さんを誘導しながらふと16年前、自身が日本医専に入職した頃を思い出しました。
「絵本読み聞かせの思い出」
そのころ息子の年齢はまだ5歳、保育園に通っていました。
現在学校に来られる教職員の先生方やこのコラムをご覧頂いている学生さんや保護者の皆さんも子育て真っ最中の人が多くいらっしゃると思います。
毎日コロナ禍で本当にお疲れ様です。
振り返れば私もあの頃確かに苦しかった、でもあの『子育て時代』が親子密着した最も楽しい、充実した日々だったことを実感しています。
当時妻が闘病中で保育園の往復も自分がやりながら日本医専に勤務していました。
忙しい日々でしたが、その中で救いだったのが毎晩寝る前に息子に読み聞かせる絵本の時間でした。
もともと子供が生まれたら絵本の読み聞かせはパパの役目!と夫婦で決めていましたのでそのまま実行しました。
私自身本が好きでしたし、子供も喜んでくれて「パパ読んで‼」とせがまれると多少眠くても応じました。
懐かしい思い出です。
「母校で図書読み聞かせ委員を全うする‼」
絵本の読み聞かせは息子の保育園時代続けましたが、その後小学校は自身の母校でもある地元の公立校へ進みました。
当時は保護者の方々で月一回「図書読み聞かせ」の会が開かれており、好きな本持ち寄りで各クラス児童たちに読み聞かせの時間がありました。
私も図書委員として加わらせて頂きましたが、息子の卒業まで実に6年間、毎回母校に出向きました。
その中で父親が読み聞かせ担当したのは私だけだったかもしれません。
そのころはもう自宅での読み聞かせはなくなりましたが、息子にとっては親父から10年近く本と付き合わされたことになります(笑)
子供への読み聞かせに対する意見は多々あるようですが、ひとつ言えることは幼児期の親子のコミュニケーション育成には役立つということ。
その場合語り手は両親でなくともご家族、ご親戚、ご近所さんなど身近な人にやってもらうとよろしいでしょう。
そしてこれはたまたまうちの息子の場合ですが、絵本好きになって毎週図書館から何冊も読みたい本を借りてきて、そのうち自分で読書するようになりました。
文字や絵を書くことで学習能力も上がり、特にこちらが「勉強しろ」と言わなくてもそのまま自分で進めていきました。
読み聞かせは子供の成長にプラスになったと思います。
「親子2代、思い出の絵本を紹介‼」
最後に自身が読んだ経験があり、懐かしくて再購入した絵本の数々を紹介します。
男の子なので「乗り物系」の本が多いですが、現在子育て中の皆様に参考になれば幸いです。
「のろまなローラー」(福音館書店)
「しょうぼうじどうしゃ じぷた」(福音館書店)
⇒父子で大好きな本、息子はセリフまで暗記してしまいました!その後本物のじぷたを探しに四谷の「消防博物館」まで連れて行きました。
「とらっく とらっく とらっく」(福音館書店)
「たろうのおでかけ」(福音館書店)
「きかんしゃやえもん」(岩波書店)
⇒著者が阿川弘之氏だったことは後年知りました。イラストは岡部冬彦氏。
トーマスの本が世に出る前はこれが鉄道絵本のバイブルでした。
「ちびくろサンボ」復刻版(径書房)
⇒絶版の試練を乗り越えて、復活。実はこの本、亡き母から私のお気に入りだったと
聞かされていました。【ぐるぐる回転してバターになりました‼】が忘れられません。
今回のコラムは日本医専でなく、系列校の児教専(日本児童教育専門学校)向きだったかもしれません。
絵本に関しては他にもディズニーやトーマス関連でたくさんの思い出がありますが、きりがないのでこの辺で。
3年生の皆さん、認定実技審査まで体調整えておきましょう‼
(監修/浮谷英邦先生:歯科医師・介護支援専門員)
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