「この年齢になっても心が躍る、ワクワクする感覚は、なかなか得られないなと。おいしいものを食べに行っても、旅行に行っても、やはりこういう刺激はないですね。」

そう話すのは、日本医専 柔道整復学科1年生の平田さん、64歳。総合不動産会社に入社し、いまも働き続けながら日本医専へ通っています。仕事を終えてから夜間部の実技授業へ。土日もお仕事で平日休みは、臨床実習と配信されるオンデマンド授業を視聴。完全に休みの日がない毎日です。

日本医専へ通う決断のきっかけは、「体が動けるうちに、まだ脳がちゃんと働けるうちに」という思いでした。

「今何かをやらないと、絶対に後悔する」

新しいことに挑戦すれば、「この年齢から、また前向きに仕事に取り組めるのではないか」そう考えたそうです。

 

体も、脳も、時間も有限。では、あなたは?

とはいえ、入学から半年。初めての前期試験を終えた平田さんの第一声は…

「初めての前期試験が9月に終わりましたけど、本当に何度も、言い方は悪いですけど、やめようかなと思いましたね(笑)」

文系出身で医療の勉強は、全くの初めて。

「担任の先生が解剖学の先生だから単位を落とせないなと思って、解剖学は日々コツコツやり本当に繰り返し動画を視聴したりしました。学生時代より勉強しています。」

大変だと言いながらも、それでも表情は終始明るく、話すのは前向きな日々のお話しばかり。
取材のつもりが、気づけばこちらが「自分はどうする?」と問われていました。

 

――これまでのお仕事と趣味を教えてください。

平田と言います。64歳です。多分今の1年生で最高年齢なんじゃないかな。総合不動産会社に入社し、40年ちょっと勤めております。現在はお客様と接する部署にいます。

趣味は45歳の時から始めているマラソンです!フルマラソンを毎年、1レースから2レースぐらい走っていまして、今年も12月にエントリーしています。一番長く続いている趣味の一つですね。

 

 

――なぜ、柔道整復師を目指したのですか?

マラソンをやり始めて、50歳ぐらいになってから筋力の衰えを感じ始めまして、自分の体を有効的に効率よく動かせることはないのかなと考えていました。その頃から体の構造や機能には、興味を持ち始めていました。そんな中、数年ほど前にぎっくり腰をやっちゃいまして。

近所の整体院の院長先生に施術していただいたんですけれど、施術前は痛みでほとんど歩けない状態で、タクシーで整体院まで行きました。

それが、施術していただいた帰りには自力で歩いて帰れました。

その時点では、柔道整復師っていうのはあまり認識していなかった資格で。でも、腕一つの手技でこんなに数時間前と体の状態が変わるもんだというところに、驚きと感動を覚えました。

もし自分がそういう資格を取って、いろんな経験を積んで、逆の立場になれたらいいなと。特に高齢者の方々にそういうサポートができたらいいなと思って、この資格取得を目指すことになりました。ちょうど2年ぐらい前の、62歳の時です。

 

▷▷▷毎週開催オープンキャンパス

 

――セカンドキャリアについては?

50代に入った頃からセカンドキャリア、次どうしようかなっていうのをずっと考えていました。今まで転職したこともなく、他で働く仕事を一つも経験しないで、社会人を終わるのはどうなのかなと。

あとはやはり役職定年となりますと、仕事の領域や立場が変わり、やりがいについても考えました。これから残された人生で、何に時間と努力を費やすかずっと考えたのですが、なかなか見つからず…

そんな中でぎっくり腰になった時に、”柔道整復師”これをやってみたら、また自分が前向きに仕事に取り組めるのではないかなと思ったのが、正直なところですね。

 

 

――決め手は何でしたか?

やっぱり体が動けるうちに、あと一応まだ脳がちゃんと働けるうちに。また、環境を変えて、自分自身にとって大きなチャレンジをするのは、最後のチャンスだと感じていました。

あと何年かは現在の会社にいられますが、もしこのチャンスを逃したら、多分もうやらないだろうな。今まで通り会社に行って、いつの日か会社を辞める時が来て…。そういう人生を送っていたと思うのですが、自分はそれは嫌だなっと思いましたね。自分の可能性がもしかしたら、自分の知らないところにあるのではないかと思いました。

 

 

――学校見学はいくつ行きましたか?

5校ぐらいは行きました。ここの学校がいい!ってなれば、条件が合わなくても会社は辞めて通おうかなと思っていました。1年間考えましたが、今逃したり躊蹇するぐらいなら来年多分やらないだろうなと思いましたね。

悩んで考えてから行動すると、いい結果も出るかもしれないけれど、悪い結果も出るかもしれないじゃないですか。ただ行動しないと、その結果すらも得られないので。

 

 

――日本医専を選んだ理由は?

まずは仕事との両立を考えました。オンデマンド学習コースがあることが大きかったです。ただオンデマンド授業への不安もありました。経験がなかったですしアナログ派なので。でも日本医専の入試広報課や学生課の方と何度か面談したり、オープンキャンパスなどに参加するうちに気づけば入試面談を受けて、入学手続きをしていましたね(笑)

 

 

――実際オンデマンド学習を利用してみては?

非常に良かったです。自分の好きな時間に授業が視聴でき、途中で中断したり自由度が高く、時間効率がいいです。ただ受講期限があるので(配信されて1週間以内に視聴※視聴自体は受講期限以降も繰り返し可能)溜めてしまうと大変です。私も大変な思いをしました(笑)

 

▷▷▷働きながら、実技もしっかり学べる!

 

――先生はいかがですか?

担任の鴨田先生は非常に暖かく接しやすいです。ユーモアを交えながら授業をされていて、その先生のイメージのまま配信の動画でも出ていて、非常に面白い動画で学べています!

だから私は鴨田先生の授業は絶対落としちゃいけないと思って解剖学はコツコツ勉強していました(笑)

入学する前は、柔道整復師の先生って強面でパワフル系の方が来るのかなと思っていましたけど、どの先生も人間味のある方で、非常にいい先生たちです。

 

 

――クラスメイトはいかがですか?

世代は様々ですね。男女を問わずペアを組んで、包帯を巻き合ったりしています。
やはりね、20代の方はすごく覚えが早いです。教えてもらいながらやることも多くて、実技が一番楽しいかなという感じです!

同じ社会人で、ある程度年数を経っていると、学校に通いながらの悩みというのもありますから、それは分かち合いやすいですね。基本フラットですからね、学生というのは。いろんな医療経験がある方も通っていらっしゃるじゃないですか。

看護師の免許を持っていたり、もう鍼灸師の免許を持っている方とかいらっしゃいますけれども、ただこの授業に参加している段階では、みんなフラット。そういうのすごくいいなと思いますね。すごくいい。

 

 

――お仕事と勉強で休みがなく、正直大変ですよね。

こんなに大変だとは思わなかったです。今思えば甘く見ていたなと。二足のわらじですけど、正直大変ですし、何度かちょっと無理かなと思ったこともこの半年であります。

ただ、辞めるのは簡単じゃないですか。辞めた後の後悔って、多分自分はするだろうなと思いますから。やり切って、結局うまくいかなかったこともあるかもしれないですけど、それはそれで受け止められます。でもまだやり切っていませんからね。だから、本当に辞めるというふうには思ったことはないですね。

 

――年齢のことはどう思いますか?

筋肉と一緒だと思います!スタートが遅いからどうこうって、多分ないと思っているんです。若い頃と比べて記憶力はものすごく悪いし、覚えるのもなかなか覚えられない。でも繰り返し繰り返しずっとやっています。動画見たり聞いたり、資料みたり声出したり。だから一過性の記憶ですけど、それでも点が、だんだん線になってくるじゃないですか。それを考えれば、遅いなんてないと思います。

前期試験は、やり遂げた充実感があり、頑張ったなって思いました。

 

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――卒業式では多くの方が「一瞬だった」と話すそうですよ。

今、私は一瞬じゃないですね(笑)もう長い!濃い毎日。この4月に入学するまでは、正直ここ数年、一年が早くて、年明けたらもう年末か!?っていう感じでしたけど、この4月からはとにかく長くて。

定期テストが今やっと終わっても、また次の後期試験が2月にありますからね。

64歳、いろんな学割を使用中♪夢を叶えるのに、遅すぎることはありません。生涯青春!

自分に本当にできるかな? 遅すぎるかな? 働きながら両立できる?と思ったら、平田さんを思い出してください。

 

「自分の可能性がもしかしたら、自分の知らないところにあるのではないか 」

「この年齢になっても心が躍る、ワクワクする感覚は、なかなか得られないなと。おいしいものを食べに行っても、旅行に行っても、やはりこういう刺激はないですね。」

 

あなたの可能性は、いくつ眠っているのでしょうか。そして好きなことの学びは、ワクワクして楽しい!それらの入口を、オープンキャンパスで探してみませんか♪お気軽にいらしてください!