2021年9月
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2021/09/28ゼミ活動
- 【ヘルスケアゼミ】腰やひざの痛みにおける運動療法の必要性
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みなさんこんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校、広報担当です。 本校 柔道整復学科の魅力のひとつ、4大柔整ゼミの中の『ヘルスケアゼミ』が行われました! 【4大柔整ゼミ】 ケガゼミ、スポーツゼミ、ヘルスケアゼミ、高齢者ケアゼミの4分野に分かれて、より専門的な知識を学ぶことができる本校独自の学習制度です。 <<詳しくはこちら>> 今回のヘルスケアゼミでは、トータルフィットネスクラブ・株式会社 わらわらの最高技術責任者 板井さんが教えてくださいました! 今回のテーマは「腰やひざの痛みにおける運動療法の必要性」です。 授業では腰やひざの痛みに対して、外科的治療や物理療法などで患部に直接的にアプローチする方法を学びますが、今回板井さんには、そもそもケガをしない、これ以上患部を悪化・再発させないようにする「運動療法」でのアプローチ方法を学びました! まずは外傷・障害へ外科的治療や物理療法などで直接的なアプローチを復習です。 そのうえで物理療法などでアプローチしたとしても外傷・障害の再発の可能性は制御できないと説明があり、再発防止や悪化させないために運動療法の必要性を教えてくださいました! 次は腰とひざに痛みがあるときに、筋や骨格がどうなっているのか、こんな症状のリスクがあるのかを解説! そして、運動療法を行う前にする体のチェック方法やオープンブックストレッチ、プレイヤーストレッチなどの運動療法を実際に体を動かしながら勉強しました。 実際にやってみるとなかなかハードな運動療法で、やった後にはみなさんヘトヘトになっていました! ヘルスケアゼミ担任の西村先生にもモデルになってもらいました!! 今回のゼミで運動療法でのアプローチ方法を学び、みなさんの施術の幅が広がったと思います♪ その調子でどんな人でも治療できる医療人になってくださいね! 次回以降もレポートをお届けします! お楽しみに!! 「本物の技を磨くなら日本医専」 一度、日本医専の技を見に来ませんか? 日本医専では他にも様々なイベントを開催しています。 興味のあるイベントにぜひお越しください♪ ★柔道整復学科★ 10/3(日)13:00~15:00「スポーツトレーナーの仕事<柔道整復師・鍼灸師>」 10/9(土)14:00~16:00「意外と知らない接骨院での働き方」 10/17(日)13:00~15:00「あなたの可能性を広げる「4大柔整」を知ろう!」 10/23(土)14:00~16:00「スポーツトレーナーの仕事を体感しよう!」 10/30(日)13:00~15:00「はじめてのスポーツ柔整」 ★鍼灸学科★ 10/3(日)13:00~15:00「やさしい鍼でリフトアップ!美容鍼灸の効果」 10/9(土)14:00~16:00「基礎からわかる美容鍼灸 ~綺麗なすっぴん素肌の作り方~」 10/17(日)13:00~15:00「徹底解説!日本鍼灸と中国鍼灸の魅力」 10/23(土)14:00~16:00「スポーツ・美容・婦人・高齢者 ~4大鍼灸を知ろう!~」 10/30(日)13:00~15:00「耳ツボダイエットと美容鍼灸」 皆さまのご参加を心よりお待ちしております! ★まずは日本医専を知ろう!★ ≪日本医専の資料請求はこちら≫]
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2021/09/17コラム
- 【片橋先生コラム・第12弾】~もうひとつのオリンピック~
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 片橋先生によるコラム・第12弾! もうひとつのオリンピック みなさん、こんにちは。柔道整復学科専任教員の片橋です。 暑さが急に和らぎ、長袖を着る日もでてきました。 いかがお過ごしでしょうか。 夏の大きなイベント東京2020オリンピックが終わりました。1年延期して開催国である日本が緊急事態宣言の中、ほぼ無観客で開催という異例のオリンピックでしたね。 さて、みなさんはオリンピックの起源をご存知ですか? そう、古代ギリシャですね。 ギリシャ神話に出てくるゼウスをはじめ多くの神々を崇めるオリンピア信仰の宗教行事だったのです。 全裸で行っていたため、出場者は男性だけ。戦車競技があったなんて話を聞いたことがあるかもしれません。 この古代オリンピックは何と紀元前9世紀ごろから393年の第293回、1169年間も受け継がれたそうです。 今回の東京オリンピックは第32回です。 近代オリンピックのはじまりは1896年で第1回大会はオリンピック発祥の地ギリシアのアテネで開催されました。 復興を提唱したのはフランスのピエール・ド・クーベルタン男爵。 NHKの大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』で覚えている方も多いでしょう。 ではアジアで最初のIOC委員となったのは?はい、嘉納治五郎先生ですね。 柔道の創始者ですね。 柔道整復師には柔道がついていますから、もちろん関係があります。 さらに新しいのが1960年に第1回と位置づけられたもうひとつの(Parallel)+オリンピック(Olympic)、パラリンピックです。 第2回は1964年の東京大会です。 はじまりは1948年、医師のルードウィッヒ・グッドマン博士の提唱によって、ロンドン郊外のストーク・マンデビル病院内で開かれたアーチェリーの競技会です。 第2次世界大戦で主に脊髄を損傷した兵士たちの、リハビリの一環として行われたそうです。 「リハビリテーションrehabilitation」はなじみのある言葉ですが、医療の分野では非常に新しく、正確な意味も一般には伝わっていません。 re(再び)+ habilis(適した)はすなわち再び適した状態になることで、復職、復権、名誉回復と訳されます。 体の機能回復にとどまらず、病気や犯罪からの社会復帰、壊れた建物の復旧など非常に広い意味で用いられているのです。 東京2020パラリンピックの大きなテーマが多様性でした。アスリートも彼らの支援者も大会の運営者も同じ目標に向かってそれぞれのカラーでキラキラと輝いていました。 (監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員) >>柔道整復学科の過去のコラムはこちらから >>本校の資料を請求する場合はこちらから >>オープンキャンパスや説明会についてはこちらから]
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2021/09/10コラム
- 浮谷先生コラム 第11弾 ~Birthday Olympic~
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 浮谷先生コラムの第11弾をお届けいたします! 皆さんこんにちは。専任教員の浮谷です。 このブログは9月5日深夜から6日にかけて~東京パラリンピック2020が閉会式を迎えた日から記しています。 すでに先月、東京オリンピック2020や甲子園の高校野球大会も幕を閉じました。 コロナ禍で心配される中、今年の《スポーツの夏》も終わりが近づき、「オリパラ・ロス」というのでしょうか? テレビで観戦疲れの人もいるかもしれません。 今回は去り行く夏の大会を惜しみつつ、Birthdayネタで少々お付き合いください。 前回、私のブログでは年齢を隠さず「初老の哀感?」を漂わせていました。 申し遅れましたが自身のBirthdayは6月14日です。 ご存じのようにネットの時代になって、その日にどんなことがあったのか?すぐわかるようになりました。 そこでこの日の出来事~《今日は何の日》からOlympicや医学に関する当時の記録を取り上げてみたいと思います。 Olympic関連で申しますと、6月14日は 1914年(大正3年):「五輪旗制定記念日」 パリで開かれたオリンピック委員会で5色のオリンピック旗(五輪旗)が制定されました。 国旗で言いますと時代がさらに遡りますが 1777年:「フラッグデー」~アメリカ合衆国 アメリカ合衆国議会がこの日、星条旗をアメリカ国旗と制定しました。 日本のニュースでは 1940年(昭和15年):勝鬨橋(かちどきばし)が完成‼ これには少々解説を要します。 1940年直前の日本は「紀元2600年記念行事」の一環として帝都・東京でオリンピック1940と日本万国博覧会1940を開催すべく準備をしていました。 2つの国家的イベントのシンボルとしてこの日、可動橋「勝鬨橋」が完成したのです。 しかし残念ながら2つとも日中戦争の激化等で開催中止になってしまいました…。 記録によれば当初から両大会は現在の月島・晴海会場を設定し、銀座方面から隅田川を渡って入場する言わばオープニング・ゲートとしての役割を勝鬨橋は担っていたわけです。今回のオリンピックで言えば「高輪ゲートウェイ駅」と同じですね! 今や「開かずの橋」になってしまった勝鬨橋ですが「幻の東京オリムピック1940」「幻の日本萬國博覧会1940」のシンボルとして現在に至っております (注/オリムピックや萬國と記載すると、1940年の東京大会を意味するそうです)。 長くなってしまいました。続いては医学関連で2つほど。 「認知症予防の日」:医学者・精神科医であり、「アルツハイマー病」発見者のアロイス・アルツハイマー(1864年/ドイツ)の誕生日に由来して日本認知症予防学会が制定しました。 「世界献血者デー」:病理学者で「ABO式血液型」を発見したカール・ラントシュタイナー(1868年/オーストリア)の誕生日に由来して国際赤十字連盟や国際輸血学会などが合同で制定しました。 おまけ/前回のブログで『東京物語』~小津安二郎監督作品を紹介しましたが、映画がらみでもう1点、 1949年(昭和24年):映倫発足の日 この日、映画倫理規定管理委員会(映倫)が発足したことに由来します。ちなみにこの年の 小津監督作品は『晩春』!キネ旬第1位の名作です。 以前も記したことですが、皆さんもご自身のBirthdayを調べるときっと面白い発見がありますよ。 (監修/浮谷英邦先生:歯科医師・介護支援専門員) >>ほかの柔道整復学科ブログはこちら]
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2021/09/03コラム
- 川崎先生コラム 第11弾「パラリンピックがきっかけで発展したスポーツ車いす」
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 川崎先生コラムの第11弾をお届けいたします! 東京パラリンピックが開催されて終盤を向かえていますが、様々な競技を応援していると困難があっても向き合い乗り越えようとする力と精神力に私自身も気持ちを駆り立てられました。 一番、感動したのはアスリート達の緻密な戦略と工夫で挑戦し続ける姿です。 テレビを観ていると心が熱くなり、今の私は挑戦し続ける思いや行動を忘れてしまっているなと、今までの自分そしてこれからの自分を顧みるきっかけとなりました。 そして、注目したのが車いすです。 選手の脚となり活躍しその機能や形態が進化していることです。また、選手の車いすの操作技術も凄いと感じました。 車いすの歴史 車いすの発祥については明確な背景がありませんが、車いすの原型は16世紀にヨーロッパで生活の中で使用されることがきっかけとなり知られるようになりました。 有名なのはスペイン王フィリップⅡ世が使用していた1595年に作られた下肢障害者用の車いすです。 4つの小型の車輪があり、リクライニングや小型の車輪が付いており、挙上式のフットサポート機能を備えた介助型の車椅子です。 その後、進化して18世紀にデザインも美しくなり駆動方式になりました。 19世紀に自転車が大流行したことで、現在の原型となる大車輪を駆動して自走できる形に変化し、ゴム製の車輪となり屋内、屋外の移動が快適にできるようになったといわれています。 日本では鎌倉時代に使用しているのがみられたといわれ、国産の車いすの製造は大正時代とされています。 スポーツがきっかけで車いすが発展 日本の戦後は、障害をもつ方が社会復帰をすることは余り考えられていなかった時代でしたが、1964年(昭和39年)に開催された東京パラリンピックで来日した海外の選手が自立した生活を送り、車いす自体も高度な機能を備えていることに影響を受け、それがきっかけとなり日本でも改革が進められるようになりました。 そしてこの頃にリハビリテーション医学が導入され医療機器として発展していきました。 スポーツで使用する車いすの種類 競技用の車いすは日常で使用する車いすとは異なり、競技の特性に合わせた形状や機能をもちます。 また、選手の身体機能を補うようにオーダーメイド仕様となっています。 [陸上競技用車いす] マラソンなどで使用されるレーサーという車いすです。 車体は軽く空気抵抗を受けにくい前輪が前方に出た3輪タイプで高速走向が可能な仕様になっています。 [バスケットやラグビー用車いす] バスケットやラグビーでは、選手同士が激しくぶつかり合う競技でもあり前方にバンパーが付いているのが特徴です。 ラグビーで使用されている車いすは選手みんなが同じ様式の車いすかと思っていましたが、攻撃型と守備型で形が異なります。 みなさん気付いていましたか? [テニス用車いす] テニスなどターンやダッシュなどの動きが多く小回りが必要な競技では、車輪が斜めに設計されているのが特徴です。 特にテニスでは、車輪の角度が大きくサーブなどで転倒しないように車いすの前後に小さな車輪が付いています。 スポーツ用の車いすは今でも進化し続けています。 フレームやハンドリム(駆動輪のを回転させる部分)は動きに強く、かつ柔軟性がある素材が使用され軽量化されています。 最も大事なのは選手が座るシートだそうです。 選手が座るシートの高さや膝のポジションによりタイムが変わるといわれています。 車いすも体の一部なので各選手に合わせたものが必要なのですね。 私たち柔道整復師は、臨床現場で車いすを使用する患者様のサポートをすることがあります。 安心して快適に使用してもらえるように配慮していきたいと思います。 最近、日本医専のお母さんと認められた私です。 もうそんな年齢になったんだな~と思いながら、日々学生の心配をしています。 学生はみんな素直でいい子ばかりです。 少し手が掛かるところもありますが夢に向かって頑張って欲しいと思います。 日本医専のお姉さんと呼ばせるために超音波美顔器を購入しました。 効果の程はわかりません。(本当は肌荒れが気になるから買ってみました。(*^-^*)) お姉さんと言われたら効果が出ているのだと・・・・・思います。 本校柔道整復学科専任教員 柔道整復師・鍼灸師 川崎有子 >>資料請求はこちら >>日本医専のイベント情報はこちら >>ほかの柔道整復学科ブログはこちら]