2021年6月
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2021/06/25コラム
- 【浮谷先生コラム・第8弾】あの先生が柔道整復の教科書に載っていました‼
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こんにちは、日本医学柔整鍼灸専門学校です。 歯科医師の浮谷先生コラムも第8弾です。 尾身さんが柔道整復の教科書に載っていました‼ こんにちは。柔道整復学科・浮谷です。 皆さん、連日のニュースで国民注目の尾身茂会長(新型コロナウイルス感染症対策分科会)が柔道整復の教科書に載っていたことをご存じでしたか? 熱心な3年生はすでに発見・確認済みかもしれませんが、 ★全国柔道整復学校協会監修の指定教科書 『衛生学・公衆衛生学』 (改訂第6版)第13章 「地域保健と国際保健」の中、②わが国とWHOとの関係で次のような記述があります。 「~本部または地域事務局職員としてWHOに勤務する日本人としては…(中略)1998年からWHO西太平洋地域事務局長に就任した尾身茂博士がいる.~」 これまで幾度も教科書を使用して参りましたが、この項目はさほど気にせず人名も見落としておりました。 尾身先生すみませんでした。 教科書の記述は上記一文だけでしたので詳しく調べてみますと、尾身先生は西太平洋地域事務局長としてその後10年間勤務され、SARS(重症急性呼吸器症候群)対策やポリオ(急性灰白髄炎)根絶に尽力されたそうです。 多大な功績ですね。 SARSやポリオウイルスは重要な感染症であり、柔道整復の国家試験にも出題されています。 それではWHOで活躍された尾身先生に敬意を表しつつ、国家試験予想問題をどうぞ。 問1.日本はWHOのどの地域に属するか。 ①アメリカ地域 ②東地中海地域 ③南東アジア地域 ④西太平洋地域 問2.WHOの西太平洋地域事務局はどの都市に置かれているか。 ①東 京 ②北 京 ③マニラ ④ニューデリー ※問1はすぐわかりますね。 問2は上記教科書を参照してください。 解答・解説は次回の私のコラムで、柔道整復学科3年生の皆さんはぜひ確認願います。 (監修/浮谷英邦先生:歯科医師・介護支援専門員) >>柔道整復学科コラムはこちらから]
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2021/06/24ゼミ活動
- 【スポーツゼミ】三田先生による「脳震盪について」
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校・広報担当です。 毎週木曜日は4大柔整ゼミのひとつ、「スポーツゼミ」の日です。 【4大柔整ゼミとは?】 ケガゼミ、スポーツゼミ、ヘルスケアゼミ、高齢者ケアゼミの4分野に分かれて、より専門的な知識を学ぶことができる本校独自の学習制度です。 スポーツゼミでは、主にスポーツトレーナーとして活躍する際必要とされる知識や技術を学びます。 >>詳しくはこちら 三田先生の講義の様子を早速取材しました! 三田先生は鍼灸師資格、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー資格のみならず、NATA-ATC(National Athletic Trainers‘ Association)の資格を活かし、NFLサンフランシスコ49ersトレーナー、米国陸上選手タイソン・ゲイ氏(他、代表選手5名)のパーソナルトレーナーを務めるなど、第一線で活躍中の先生です。 今回のテーマは「脳震盪について」です! 脳震盪はラグビーやアメリカンフットボールなど、からだ自体の激しい衝突や接触を伴うスポーツはもちろん、サッカーのように接触の結果転倒したり、バレーボールのように飛び込むプレーが多いものなど、直接・間接を問わず頭部に衝撃を及ぼす可能性の高いスポーツで危険性が高いケガといえます。 現場で活躍している三田先生のエピソードも加えつつ、脳震盪のメカニズムや症状、怖さを話していただいた後、応急処置法や運動中に気を付けるポイントを学びました。 将来スポーツ分野に関わりたいと思っている学生のみなさんは真剣に三田先生の話を聞いていました!! 是非その知識を将来活かしてください! 本校ではゼミの見学会も行っています。 >>ゼミ見学会のお申込みはこちら 是非お気軽にご参加ください。 みなさまのご来校を心よりお待ちしております! >>過去のゼミ活動の様子はこちら >>日本医専のスポーツトレーナー教育についてはこちら]
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2021/06/21未分類
- 【コラム】熱中症になりやすい部活動とは?!
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こんにちは!日本医学柔整鍼灸専門学校です。 東京は梅雨入りしましたが、30℃近くなる夏日も多くありますね。 気温が高くなってくると多くなってくるのが熱中症です。 高校での部活だけでなく、日常でも気を付けなければならない熱中症とはどんな病気でしょうか? 1、熱中症はどうして起こるの? 熱中症を引き起こす条件は、「環境」・「からだ」・「行動」によるものと考えられています。 「環境」では、気温が高い、湿気が高い、風邪が弱いなどです。 「からだ」では、激しい運動や労働によって体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かなくなったりします。 そうすると、めまい、けいれん、頭痛などさまざまな症状を起こし、重症の場合には命の危険にも晒される危険な病気です。 2、熱中症を引き起こす3つの要因 1、環境の要因 ①気温が高い ②湿気が高い ③風が弱い ④日差しが強い ⑤閉め切った屋内 ⑥エアコンのつけていない部屋 ⑦急に暑くなった日 2、からだの要因 ①高齢者、乳幼児、肥満の方 ②低栄養状態 ③寝不足や二日酔いなどの体調不良 ④糖尿病などの持病のある方 など 3、行動の要因 ①激しい筋肉運動 ②慣れない運動 ③長時間の野外活動 ④水分補給できない状況 など 3、熱中症になりやすい部活動ランキング 上位を占めるのは、炎天下の中で活動の多い部活です。 くわえて、屋内でも室内を締め切って激しく動く部活も要注意です! 1位:野球 2位:陸上競技 3位:サッカー 4位:テニス 5位:バスケットボール 6位:剣道 7位:バトミントン 8位:ソフトボール 9位:ハンドボール 10位:ラグビー 部活動では、気温30℃を超える暑い日は無理な運動はせず、急な暑さにも要注意です。 また、運動によって失われた水分はしっかり補給して取りもどすようにしましょう。 部活でスポーツをするときには、薄着で熱中症の予防対策をして、体調不良の時には無理をせず運動を避けるようにしましょう。 暑い時期には、なるべく涼しい時間や場所を選んで、長時間の運動は危険です。 30分に1回程度を目安にこまめな休憩を取るようにしましょう。 【日本スポーツ協会が推奨する飲料】 1、5~15℃に冷やす 2、飲みやすい組成にする 3、胃にたまりにくい組成にする 4、1時間以上運動をするときには、4~8%の糖質を含んだものがよい これからの真夏日に向けては、『熱中症の重症化を防ぐために、早期発見・早期対応』が重要です。 楽しく運動をして気持ちのいい夏を過ごしましょう! >>ほかの柔道整復学科コラムはこちらから]
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2021/06/18コラム
- 【片橋先生コラム・第8弾】予防接種と東京大学医学部
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 片橋先生によるコラム・第8弾! 予防接種と東京大学医学部 みなさん、こんにちは。 柔道整復学科専任教員の片橋です。 夏日が続いていますね、お元気でしょうか。 新型コロナウイルスのワクチン接種、大阪では未成年者への接種も始まり、東京は遅れているような気がします。 先日のコラムで予防接種 種痘の話をしました。 日本へジェンナーの牛痘由来のワクチンが長崎の出島に伝わったのは嘉永2年(1849)。 大阪ではこの年すでに、緒方洪庵が「除痘館」を開いて接種を行なったそうです。 江戸の「種痘所」が設立されたのは安政5年(1858)。 大阪より9年も遅かったのですね。 これは江戸では当時の中心的医学を行う漢方医の勢力が強大だったからです。 対して、種痘所を設立したのは西洋からの医学を行う蘭方医たちです。 最先端の情報は海外との貿易港のある長崎から入ってきたのですが、医学も同様でした。 種痘所を設立した江戸の蘭方医たちの中心がシーボルトの門人でした。 種痘所はワクチン接種のみでなく、蘭方医の研修育成も行っていました。 種痘や治療効果を目の当たりにし、幕府は西洋医学の重要性を認識していきました。 それととともに種痘所の名称が「西洋医学所」になり、さらに「医学所」に変化しました。 優勢だった漢方医学をしのぎ、医学=西洋医学になったのです。 そして、さらに名称を変更していき現在の東京大学医学部へと続いていったのです。 東京秋葉原駅、岩本町に「お玉ヶ池種痘所記念碑/東京大學醫學部」と書かれた碑が据えられています。 散策の際はぜひ足を止めて眺めてみてください。 (監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員) >>柔道整復学科の過去のコラムはこちらから >>本校の資料を請求する場合はこちらから >>オープンキャンパスや説明会についてはこちらから]
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2021/06/17未分類
- 来校型イベント「スポーツゼミ見学会」のお知らせ!
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こんにちは。 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 今回は来校型イベント「スポーツゼミ見学会」のお知らせです! 将来、スポーツ現場で活躍したいと考えている方は必見! 4大柔整ゼミのひとつ「スポーツゼミ」の見学ができます!! 日本医専トレーナーズチーム(NITT)の活動を一緒に体験したり、スポーツトレーナーの実技の様子や、授業の雰囲気を知ることができます。 ★☆スポーツゼミとは…?☆★ 一般成人の健康増進に関わるトレーナーとして必要な知識・技術はもちろん、ジュニアスポーツから高いレベルが求められるプロ選手、アスリートのスポーツトレーナーとして活躍できるようになるための知識や技術を学びます。 スポーツゼミに参加していれば日本医専トレーナーズチーム(NITT)にも所属することができ、在学中から様々な現場経験を積むことができます! >>4大柔整ゼミについて >>NITTについて ★柔道整復学科★ 来校型イベント「スポーツゼミ見学会」 6/24(木)16:30~18:00 7/15(木)16:30~18:00 7/29(木)16:30~18:00 当日予約も可能なので、どうぞお気軽にご参加ください! <<お申込みはこちら>> 過去のゼミの様子も、是非ご覧ください! <<【スポーツゼミ】第1回目のゼミ活動がスタートしました!!>> <<【スポーツゼミ】第2回「足関節のテーピング」>> 他にもたくさんのイベントを実施しております。 <<オープンキャンパス/イベント情報はこちら!>> みなさまのご参加を心よりお待ちしています!]
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2021/06/17コラム
- 伊藤先生コラム 「バレーボールは腰痛の発症しやすいスポーツ種目の1つ」
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 今回は柔道整復学科の副学科長・伊藤先生のコラムをご紹介します! バレーボールによる「腰痛」とその予防法 バレーボールのポジションによっても腰部へかかる負担は変わります。 レシーブでは中腰姿勢の反復により体幹筋に長時間の負荷がかかります。 スパイクでは★伸展回旋動作により左右非対称に負担が生じ、筋肉や筋膜の負担により障害の発生リスクが高くなります。 激しい体幹運動や無理な姿勢による腰部へのストレスが加わると、筋線維の損傷や筋付着部の炎症が生じ急性の腰部痛が引き起こされます。 また、筋肉に限らず腰椎の★伸展動作の繰り返しは、椎体間の関節にも強いストレスが加わります。 それにより関節部の炎症が生じ、痛みが発生します。 成長期(中学・高校12~17歳)では疲労骨折が生じる場合もあり、早期発見・早期治療が大切です。 ★バレーボールでの腰部伸展・回旋運動 スパイク、ジャンプサーブ、バックトス、フライングレシーブ 予防法 ①胸郭の動きをよくしよう! 肋骨がスムーズに動くと肩・腰への負担軽減につながり、強いスパイクを打つための効率の良いスパイクフォームになります。 ②体幹深層筋のトレーニングで体幹を安定させよう! 体幹を安定させることで運動時の腰部への負担を減らしましょう。 ③コア機能を高めよう! コアは過度な外力から脊柱を守り、また中心から外へ力を伝達する役割があります。 ④股関節・骨盤の柔軟性を高めよう! 中腰姿勢(レシーブ)での腰部・骨盤部の筋肉へのストレス軽減につながりレシーブのパフォーマンス向上にも効果的です! 参考引用文献 「医科学的トレーニングのすすめ バレーボールと腰痛 腰痛に負けるな、バレーボール選手たち!」 埼玉県バレーボール協会・医科学委員会 ISBN978-4-905519-04-1 C3075 2015年3月31日発行 (監修/柔道整復学科 伊藤恵里先生) オープンキャンパスではストレッチ体験、リハビリプログラム体験などを実施しております! 皆様のご参加をお待ちしております! >>オープンキャンパスやイベントの情報はこちら! >>ほかの柔道整復学科コラムはこちら! ]
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2021/06/11コラム
- 川崎先生コラム 第8弾「柔道整復師が診るテニス肘」
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今回はスポーツ障害の一つ、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)についてお話し致します。 テニスと言えば、大坂なおみ選手の精神的問題、心の健康について大きく取り上げられていますね。世界で活躍するほど注目を浴びマスコミにも様々な面で取り上げられます。スターである上での試練でしょうか。 私も、大学時代柔道の谷亮子さんと一緒に練習していましたが毎日取材などで安らぐ時間があまり無いだろうなぁ~と思うことがありました。 選手がいつもポジティブでいることは難しく多くの選手は優れた技術を持ち最高レベルのパフォーマンスを保持していますが、その裏ではかなりプレッシャーを感じながらプレーしていることも事実です。メンタルの維持は試合の勝敗にも関係してきます。 私たち柔道整復師もスポーツトレーナーとして、選手が最高のパフォーマンスを発揮できるようにフィジカル面でのサポートだけでなく、試合やリハビリなどの場面で前向きになれるようにメンタルのサポートをしていくことも必要です。選手のスキルアップの為に心と身体もケアできるスポーツトレーナーになることが理想ですね。 テニス肘とは テニス肘は上腕骨外側上顆炎といいテニスの愛好家に多くみられるため、テニス肘と言われています。 テニスのバックハンドストローク動作やゴルフ、パソコンのタイピング動作、重い物を運んだり手をよく使う作業などで肘関節の外側部の腱が炎症を起こし疼痛を引き起こします。 多くは使いすぎが要因で筋力の弱い40~50歳の女性に好発します。 テニス肘(外側上顆炎)の発生 発生要因としては、前腕を回内位(親指を下に向けるような回旋動作)で手関節の背屈(手首を上に上げる)時に、強い負荷がかかり前腕の伸筋群(短橈側手根伸筋)が強い収縮力を強いられることで緊張が高くなり、外側上顆に繰り返しストレスがかかることで炎症を引き起こします。 その他、筋が付着している外側上顆部での微小断裂や骨膜の炎症、滑液包炎などを起こすこともあります。 どんな症状が出るの? 手関節の背屈時や前腕を回内位で物を持ち上げたり、タオルを絞る動作などで、肘関節の外側部に圧痛や前腕部に疼痛が出現します。局所の熱感や腫れなども診られます。 症状を見分ける検査法 ① 手関節伸展テスト(Thomsen test) 患者さんの手関節を背屈させた握り拳を検者が抵抗を加えて掌屈(手首を下に向ける)させると疼痛が誘発される。 ② 椅子テスト(Chair test) 前腕を回内位で椅子などの重い物を持ち上げると疼痛が誘発される。 ③ 中指伸展テスト(Middle finger extension test) 患者さんの前腕を回内位で中指を伸ばした状態で検者が下に抵抗を加えると疼痛が誘発される。 治療法について 炎症が軽減するまでは安静にさせることが一番です。手の使用を最小限にし、テーピングや局所の安静のための固定(テニス肘バンド)を使用することも有用です。疼痛が軽減したらストレッチや筋力増強訓練を徐々に行い再発防止に努めていきます。 外側上顆に付着している筋肉は指の骨に筋の停止部を持つため、手首や指を動かすだけで短橈側手根伸筋の伸張ストレスが発生します。手首を動かすと肘の外側部の筋肉が動いていることがわかります。 私の場合は、局所の固定だけでは早期に痛みを軽減させることが難しく、筋肉の伸張ストレスを軽減するために手関節部の固定を施します。 仕事などで固定が難しい場合は、night装具を作成して手を使用しない時間や就寝時に固定を継続してもらい、安静にする時間を多くつくるように工夫をしています。 柔道整復師は患者さんの症状に合わせたオーダーメイドの固定具を作成できるところも魅力ですね。 柔道整復師・鍼灸師 本校柔道整復学科専任教員 川﨑有子 最近、暑くなってきましたね。 暑さで疲れやすくなっているので食事をしっかり取るようにしています。 最近の楽しみは学校の近くにおいしいパン屋さんができたのでよく買いに行きます。 炭水化物は控えて高タンパク、低脂質の食生活をしていましたが我慢ばかりはストレスになるので、疲れやすいと言う理由をつけて時々パン屋さんに通っています。(*^-^*) 皆さんも、暑い季節に加えてマスクをしているため熱中症になりやすいです。 水分をしっかり取り体調に気をつけてお過ごし下さい。 >>ほかの柔道整復学科コラムはこちら]
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2021/06/04コラム
- 【浮谷先生コラム第7弾】『続・あごの話』
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こんにちは、日本医学柔整鍼灸専門学校です。 浮谷先生コラムも第7弾です。 歯科医師の浮谷先生の「あご」のはなしの続編です。 『続・あごの話』 こんにちは。柔整科教員・浮谷です。 以前記したコラムの続編をお送りします。 顎関節脱臼とは? あごが外れること、すなわち「顎関節の脱臼」とは何らかの原因によって関節が正常な運動範囲を越えて関節面の正常な相対的関係を失い、下顎頭の転位を起こした場合のことを言います。(少々専門の解剖学用語が続きますが)顎関節では関節包、関節靭帯、下顎窩ならびに下顎頭などが異常顎運動を阻止するように構成されています。これら顎関節構成体の形態変化あるいは機能低下とともに、強制的な運動による下顎窩と下顎頭の正常な位置的関係の失われた状態が顎関節脱臼です。 顎関節脱臼の分類 顎関節脱臼は脱臼方向により、前方・側方・内方・後方脱臼などに分類されます。また脱臼後の経過時間により新鮮あるいは陳旧性脱臼があり、その程度により完全・不完全脱臼、さらに原因、症状から外傷性・先天性・習慣性脱臼などに分類されます。 顎関節前方脱臼について 症状:顎関節脱臼の大部分を占めるもので顔貌は長くなり、下顎前突様を呈します。 両側性では開口状態で固定され閉口不能となります。耳珠前部が陥凹し、下顎頭は頬骨弓下に突出します。片側性の場合でも同様の症状を呈しますが、下顎は健側に偏位します。 治療:新鮮例では徒手整復のあと、固定・安静をはかり再発・習慣化を防ぎます。 徒手整復ができない場合は全身麻酔下で整復することもあります。 整復法の例 脱臼症状により様々な整復法がありますが、ひとつの例を挙げますと、 まず患者の後方に立って患者の頭を術者の下腹部の高さに固定します。 次に術者の拇指を患者の臼歯後部に、小指を下顎角の後方に、薬指を下顎角の前方に、中指と示指をオトガイ下部にあてがいます。 ついで、腕を伸ばしながら術者の体重を拇指にかけるようにして後臼歯部を後下方へ押し下げると同時に、 手首をひねって示指と中指でオトガイ部を上方へ、下顎角部を中心に回転させるようにします。 このような手順できわめて容易に整復できると言われています。 以上は私が歯科学生時代に教わった内容です。柔道整復師を目指す皆さんは今後「柔道整復学」や「整形外科学」で学習すると思います。基本は「解剖学」ですから教科書を中心に頑張って取り組んでください。ご健闘を祈っています。 (監修/浮谷英邦先生:歯科医師・介護支援専門員) >>柔道整復学科コラムはこちらから]
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2021/06/03授業見学
- 【授業レポート】柔道整復学科の実技授業を見学してきました!
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こんにちは。 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 柔道整復学科 昼間部 2年生の実技授業を見学させていただきました! 担当は遠畑先生です。 今回の授業は【薬指の中手骨の整復法】でした! 最初に先生が骨の折れ方や整復法を説明していきます。 説明の後は3人1組で早速実践練習! 「施術者役」と「助手役」、「患者役」に分かれて整復法を練習していきます。 学生同士が教えあったり、遠畑先生が1グループ1グループ丁寧に教えていき、後半には完璧とまではいきませんがスムーズに巻けるようになっていました! これからもどんどん練習して、どんどん上手になっていってください! 真剣に、けれども楽しそうに進んだ実技授業でした!! >>過去の授業体験レポートはこちら 毎週末のオープンキャンパスでは、柔道整復学科/鍼灸学科の体験授業が受けられます! <<日本医専のイベント情報はこちら>> <<日本医専の資料請求はこちら>>]