2021年2月
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2021/02/26コラム
- 【片橋先生コラム・第3弾】オンライン授業(在宅ワーク)で凝り固まった筋肉をほぐす方法(腰痛編)
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 片橋先生による第3弾です♪ オンライン授業(在宅ワーク)で凝り固まった筋肉をほぐす方法(腰痛編) みなさん、こんにちは。柔道整復学科専任教員の片橋です。 お元気でお過ごしでしょうか。日中は春を感じる日差しのこともありますね。前回は肩回りの凝り解消法をご紹介しました。>>前回のコラムはこちらから 今回は腰回りの凝り解消法です。筋肉は同じ姿勢を長くしていると疲れてしまい、それがコリや痛みにつながります。つまり、オンライン授業やデスクワークで座ったままだと、腰痛になるんですね。座りっぱなしは痔(ぢ)にもなるそうです。 ほぐす方法 まずは立ち上がり、できたら少し歩きましょう。 ではストレッチ。 両足を肩幅に開いて、両手を頭の上で組んでぐぐ~っと上へ引っ張り背伸びをします。そのまま右に倒して左の腰を伸ばして、反対の左に倒して右の腰を伸ばします。気持ちよく伸びているのを感じてください。息は止めずにゆっくりと吐きます。そしてゆっくりと右に捻って、左に捻ります。 今度は両足を大きく開き、左膝を曲げて右脚の付け根を伸ばします。左脚の付け根も同様に伸ばします。そのまま体を右に向けて、左のアキレス腱を伸ばします。体を左に向けて右のアキレス腱を伸ばします。 次はどこかに左手をおいて体を支え、右手で膝頭を持って股関節を外に開きます。手を入れ替えて左股関節も開きます。脚の付け根やお尻が気持ちよく伸びます。 最後に脚の付け根から体を前に倒し、前屈をします。脚のうしろの伸びを感じたり、腰や上半身を軽くゆすってみたり。 さあどうでしょう、腰周りが軽くなりましたか?一度に時間は短くてかまいません。数時間おきにこまめにやると効果があります。 机と椅子の高さなど、デスクワークの環境もコリや痛みにつながります。肘も膝も90度に曲がり、足裏が床に着くのが体に負担が少ない姿勢です。座っているときも足で体をしっかりと支えるのですね。下図を参考にしてください。 足を組みたくなるのは机や椅子の高さに問題があったり、疲れてきたりのサインです。椅子から立ち上がって休憩しましょう。 (監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員) >>柔道整復学科の過去のコラムはこちらから >>本校の資料を請求する場合はこちらから >>オープンキャンパスや説明会についてはこちらから]
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2021/02/19コラム
- 【川﨑先生コラム・第3弾】「免疫力UPで!あなたの笑顔が輝く日々を…!!」
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 2021年からスタートの、柔道整復学科教員によるコラムシリーズ♪ 今回は川﨑先生の第3弾です! 免疫力UPで!あなたの笑顔が輝く日々を…!! ☆ 花粉症の季節到来! 今回は花粉症のお話です。 花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)の季節になりました。くしゃみ、鼻水などの症状は憂鬱になりますね。 季節性アレルギー性鼻を引き起こす花粉は一年中飛散していて、春先のスギやヒノキだけでなく、初夏のシラカンバ、秋のブタクサなど季節によって異なります。今年は3月からスギ・ヒノキ花粉の飛散ピークを向かえるようですが、2月から徐々に飛び始めています。早めの対策が必要となりますね。くしゃみに関しては、新型コロナウイルス感染症のこともあり周囲に一層配慮が必要となります。 ☆ 花粉症とは 花粉症とは、季節性アレルギー性鼻炎のことでさまざまな植物の花粉が引き起こすアレルギー反応の一つです。花粉にさらされることでくしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどが起こります。 人間には体内に侵入してくる異物から身を守る免疫機能が備わっています。花粉症の場合、本来は無害なはずの植物の花粉を体が異物として認識することがあります。このときに過剰に免疫機能が働いて「IgE抗体」という異物を攻撃する抗体がつくられ、免疫反応(アレルギー反応)が起こります。目や鼻の粘膜から侵入した花粉をできるだけ体外に出そうとするので、くしゃみで吹き飛ばす、鼻水や涙で洗い流すなど防御反応として花粉症特有の症状が出てきます。 ☆ 花粉症のリスクを防ぐには 花粉症は遺伝的な要素が関係していて生まれつきアレルギー体質の人は花粉症になりやすいといわれます。その上、食生活の乱れや睡眠不足、運動不足、ストレスなどが重なると免疫バランスが崩れ、よりアレルギー反応を起こしやすい体になってしまいます。今は発症していない人でも将来的に発症する可能性があります。花粉症の悪化を防ぐには、日頃の食生活や生活環境がとても大切です。バランスのとれた食事、十分な睡眠、規則正しい生活、上手なストレス解消など体調を整えることが大切となります。 ☆ 日常の花粉症対策 1)外出時は、コロナウイルス感染のリスクを減らすためにも鼻をかむ前の手指消毒が勧められています。 また、サングラスやメガネ、つばの広い帽子を着用しガードすることで予防になります。 ただし、風の強いときは効果が下がるので注意が必要です。 2)帰宅後は、衣服や髪をよく払ってから家に入りましょう。 コロナウイルスのことも考慮して手洗いを最初に行った後、洗顔、うがいをしてから鼻をかむようにしてください。 シャワーや入浴を済ませ、体や髪に付いた花粉を洗い流すのが理想的です。 3)室内の換気においては、花粉が多い日は窓や戸を閉め、ふとんや洗濯物の外干しはさけましょう。 換気をする際は、窓を小さく開けて短時間に留めたほうが良いです。 また、空気清浄機は花粉症に有効です。部屋の出口付近に設置すると有効性が高いそうです。 4)新型コロナ感染拡大で、公共交通機関などでくしゃみや咳がしにくく、周囲の人に配慮と理解が必要です。 花粉症バッジを活用することで花粉症であることをアピールできます。 くしゃみや咳をするときは、マスクの上からさらにハンカチなどで口元を覆うなどしてください。 5)花粉症の治療薬には抗ヒスタミンや薬、鼻噴霧ステロイド薬などがあります。 現在は、薬剤を使用しない治療法もあります。 お薬の服用については必ずお医者様に相談してください。 (花粉症バッジ) ☆ 免疫機能を高めよう! 花粉症の予防や症状の緩和には、免疫機能を高める食生活が良いとされています。 免疫が正常に働くことで、花粉を異物と捉えることもなく花粉症を軽減することができます。免疫機能を高めるポイントは「細胞の酸化を防ぐ」こと、「腸内環境を整える」ことです。 特に腸は食べた物を消化・吸収するだけでなく、ウイルスや病原菌などの異物を排除して体を守る仕組みを持っているので腸活はとても大事なのです。ビタミン、ミネラルを多く含む野菜やポリフェノール、DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸を多く含む魚などは抗酸化作用が高いので積極的に取ることが良いとされています。最近流行の亜麻仁油(オメガ3脂肪酸)でも簡単に摂取することができます。ポリフェノールと言えば赤ワインですが玉ねぎに含まれるケルセチンもポリフェノールの一種です。乳酸菌や発酵食品、食物繊維を多く含む食品などは腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を良好に保ちます。 腸内環境を整えることは免疫機能を高めるだけでなくメタボリックシンドロームや生活習慣病予防、美容にもつながります。皆さん、「免疫機能UP!」で笑顔になりましょう!! ☆ 麹の力で免疫力UP! 私が患者様に勧められて約2年くらい続けている発酵調味料(醤油麹)をご紹介します。 簡単に作れて、付けだれや下味、自家製ドレッシングなど何でも使えて、お料理の味付けも深い風味になりおいしく仕上がりますよ。私はお料理が上手じゃないけど発酵の力はすごい!魔法のようにおいしくなります。 醤油麹の作り方 1)お醤油と米麹(生麹でも乾燥麹でもOK。)を用意します。 2)滅菌した保存容器にほぐした米麹を入れ、お醤油をひたひたに注ぎます。 3)翌日、麹がお醤油を吸っていたらその分足します。 4)常温で保存し、1日1回かき混ぜて、10~14日くらい経つととろんとしてきます。できあがり! 出来上がったあとは、冷蔵庫で保存します。(3ヶ月保存可) (お醤油と乾燥麹) (シュワシュワーっと麹菌が発酵し始めます。) 是非、醤油麹を試してみてくださいね。おすすめです! 監修/川﨑有子 先生(柔道整復師・鍼灸師。本校柔道整復学科専任教員) 最近は健康につながる食事に興味があり色々試しています。特に薬膳にも興味があり薬膳料理やクコの実を使ったクコ酒(薬膳酒)を作っています。出来上がるまでがとても楽しみで気分が上がります。ダイエットをきっかけに食事改善を始めて以来、身体の不調が少なくなりました。皆さんも食生活の改善を考えてみてください。 <<柔道整復学科ブログはこちら>> 日本医専では、柔道整復学科をご検討中の方にピッタリなイベントを開催しています! ▼お申し込みはこちら▼ 2/20(土)14:00~16:00 スポーツトレーナーになるには 2/27(土)14:00~16:00 「ケガ」「スポーツ」「ヘルスケア」「高齢者ケア」4大柔整を知ろう! その他のイベントは▶▶こちら]
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2021/02/12コラム
- 【浮谷先生コラム・第2弾】マスク着用により〇〇が増えると体調不良の原因に!?
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 2021年から、本校柔道整復学科教員によるコラムがスタート! 今回は、浮谷先生のコラム第2弾です。 唾液の力・噛む力 皆さんこんにちは。専任教員の浮谷です。前回の自身のコラムで「ああ歯医者さんなんだ」と言われたかどうか? 「たまには歯科の話を」ということでコラム第2弾をお送りします。 新型コロナウイルスが収まらず、みんなマスク着用で苦しい日々が続きますね。私は自宅でテレワークしている時はマスクを外すことが多いですが、先日ラジオの健康番組で「マスクと唾液について」の話を聴きました。その時納得したことも含めて記します。 マスク着用により口呼吸が増えると体調不良の原因に!? 皆さんはマスク着用の時、お口の中はどのような状態ですか?しっかり口を閉じている人もいればそうでない人もいると思います。 私はどちらかといえば半開きの状態で開いている時間の方が長い気がします。ほとんど無意識にそうしていましたが、口腔衛生学的にいうと問題があるようです。 すなわち今回のコロナ禍で多くの人が感染予防のためにマスクを着用する時間が長くなることで口呼吸が習慣化し、やがて体調不良の原因になるというわけです。 口呼吸のままですと当然口の中が乾きやすくなり、口の周りの筋肉も衰えて噛む力も弱まってしまいます。歯周病など歯科疾患が悪化するおそれもあります。 ではどう対処すれば良いのか?そこで役立つのが唾液の力です。 【唾液の役割-消化】 唾液は舌の下や頬などにある唾液腺から絶えず分泌され、口の中や歯の表面を滑らかに潤しています。 唾液には消化酵素が含まれています。食べ物を歯で噛み砕き、唾液とよく混ぜあわせることで口の中から消化は始まっています。 【唾液の役割-お口の清掃】 また唾液は口の中の細菌が増殖するのを抑えたり、酸を中和する働きがあります。いわば口の中を常に清潔に保つ自浄作用を行っているのです。 そのほか、人は緊張すると口の中が乾いてしまうことがあります。そのような時はガムなどを噛んで唾液の分泌を促せばリラックスさせる効果があります。 ガムに関しては虫歯予防も考慮してキシリトール配合ガムをお勧めします。 (監修/浮谷英邦先生:歯科医師・介護支援専門員) >>柔道整復学科コラムはこちらから いかがでしたか?昨今多くの著名な先生方が感染症対策や口腔衛生関連のご本を出版されていますのでそれらも参考になさってください。 本日のひと言「マスクをしていても噛むことを忘れずに唾液とともに‼ 」 おまけ 国家試験に出ない問題を1題。 問題 以下の人物で浮谷教員と同じ誕生日の人間を選べ。 ①森 喜朗(オリンピック委員会会長) ②安倍晋三(前首相) ③菅総理大臣 ④ドナルド・トランプ(前大統領) 正解は…次回のコラムで!]
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2021/02/05未分類
- 【片橋先生コラム・第2弾】鬼と豆と桃
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 2021年から、本校柔道整復学科教員によるコラムがスタート! 片橋先生による第2弾「鬼と豆と鬼」です♪ 鬼と豆と鬼 みなさん、こんにちは。はじめまして。柔道整復学科専任教員の片橋です。 コロナ禍の中、いかがお過ごしでしょうか。 2月に入り節分が過ぎましたね。 昨年は鬼の映画が大ヒットし、まだまだブームですね。 作品を観ていない私に、学生が熱くそのストーリーを語ってくれました。 さて、昔は災害や病気など目に見えない恐ろしいことの原因を疫病神や邪気(鬼)、怨霊、神罰、虫などの仕業と考えていました。これらを追い払うために、加持祈祷、お祓い、祭礼の儀式を行い、お札やお守りを大切に持っていました。節分もそのひとつで、追儺(ついな)という悪鬼・疫癘(えきれい)を追い払う中国から伝わった宮中の行事だったそうです。鬼に扮した役人を桃の弓、葦の矢で追いかけていたとか。 鬼と桃の関係は古く、現存する日本最古の歴史書『古事記』(奈良時代)に記されています。 イザナギノミコトが黄泉(死者の世界)から脱出する際に、追いかけてきた黄泉の国の軍勢に向かって、桃の実を投げました。すると、追って達は逃げていきました。 女王卑弥呼がおさめた邪馬台国の有力候補地とされる奈良県の纒向(まきむく)遺跡(3世紀初め~4世紀初め)では大量の桃の種が出土しています。祭祀(さいし)で使われた後に捨てられたと考えられているようですね。 朝廷の追儺が民間の節分に形を変え、炒り豆をまくようになった理由は諸説あるようです。 中国の医書 『神農本草経』に書かれていた。 鬼の魔の目=「魔目(まめ)」に豆を投げることは、魔を滅する=「魔滅(まめ)」に通じ、豆を炒ることは「魔を射る」につながる。 昔からの風習や知恵と医療は密接に関係してきました。 「病は気から」ということばもあります。除災招福で健康を保ちましょう。 (監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員) 日本医専では、柔道整復学科をご検討中の方にピッタリなイベントを開催しています! ▼お申し込みはこちら▼ 2/7(日)13:00~15:00『柔道整復師の仕事~スポーツ・開業・高齢者ケア~』 2/13(土)14:00~16:00『接骨院でできる治療法とは』]
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2021/02/01ゼミ活動
- 4大柔整ゼミの『高齢者ケアゼミ』をご紹介!
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こんにちは。日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 今回は本校 柔道整復学科の魅力のひとつ、4大柔整ゼミの中の『高齢者ケアゼミ』についてご紹介します! 【4大柔整ゼミとは?】 ケガゼミ、スポーツゼミ、ヘルスケアゼミ、高齢者ケアゼミの4分野に分かれて、より専門的な知識を学ぶことができる本校独自の学習制度です。 >>詳しくはこちら 高齢者ケアゼミとは? 高齢者ケアゼミとは、高齢化社会で近年ますます需要を高めている高齢者に適した手技療法体験や機能訓練実技、研究発表などを行うゼミです。 機能訓練プログラム学習、介護施設見学などゼミ学習を通じて、身体機能の維持・向上のための指導を専門に行う「機能訓練指導員」としての知識・技術を身につけることができます。卒業後は病院、介護施設、デイサービスなどの臨床現場で活躍することができます。 機能訓練指導員はもちろん、接骨院の先生を目指す方にもおすすめのゼミです! ▼高齢者ケアゼミではこんなことを学んでいます▼ <<筋膜リリース>> <<池袋敬心苑様で見学実習>> 実技に力を入れている日本医専では、このように様々な技術を学ぶことができます! <<4大柔整ゼミ『ケガゼミ』についてはこちら>> <<4大柔整ゼミ『スポーツゼミ』についてはこちら>> <<4大柔整ゼミ『ヘルスケアゼミ』についてはこちら>> 柔道整復学科ブログではゼミの各ゼミの様子やコラムなどをご紹介しております。 興味のある方は是非ご覧ください! <<柔道整復学科ブログはこちら>>]