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日本医学柔整鍼灸専門学校

柔道整復学科 BLOG

【片橋先生コラム・第18弾】~尾骨骨折~

2022/02/15

こんにちは!
日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。
片橋先生によるコラム・第18弾!

尾骨骨折

こんにちは。
柔道整復学科専任教員の片橋です。
寒い日が続いていますね、お元気でしょうか。

北京オリンピック、観ていますか?
寒さならではのスポーツ。
雪や氷の上をジャンプしたりすべったりと美しくも迫力がありますね。

このウインタースポーツの特性上多いのが、ジャンプやすべった際の転倒によるケガです。

「スノーボードに行ったときに転んで、お尻が痛い」
「特に、座ったときに痛い」

と来院することがあります。

転んで尻もちをついて上記のように訴える場合、尾骨(びこつ)骨折をしていることがあります。

尾骨はサルから進化してきたときの名残のしっぽにあたる骨のことで、背骨の一番下にあります。

細かく言うと、3~5個の尾椎(びつい)という小さな背骨くっついて一つの骨になったものです。

転倒したときの衝撃でここが折れると尾骨骨折になります。

ケガの原因と痛む場所、痛む骨を押して痛みが強くなることからおおよその判断はつきますが、X線検査で骨折線がみられると確定診断になります。

尾骨は折れても固定や整復が難しい場所のため、骨がくっついて痛みが治まるまでがまんになります。

「座ったときに痛い」のを和らげるため、円座を使用するとよいです。

尾骨が座面に当たらないように、円座のドーナツ部分の空間におさめるのです。

痛みがあると体が休まらず疲れてしまいますので、できれば痛みを軽くした方よいようです。

温かいお家の中で冬季オリンピックもお楽しみください。

(監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員)


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