柔道整復学科 BLOG

【柔道整復学科・片橋先生コラム】熱中症予防

2025/07/17

こんにちは、日本医専です!
今回は、柔道整復学科の専任教員 片橋先生コラムの第67弾をお届けします!

柔道整復学科専任教員の片橋です

暑いですね~ 「それしか言葉が出ない・・・」という患者さんがいらっしゃいました
わかる~、ですよね みなさんは暑さ対策、どのようにされていますか?

この時期本当に心配なのが熱中症!!!
「その辺でフラフラしている人を見かけたよ」なんて声も聞きました・・・

他人事ではありません
だれがなってもおかしくないですよね

まず思いつくのは、水分補給!!こまめに、がいいですね
塩分などミネラルも摂るといいですよね

次に、適切なエアコンの使用
TVでもよく言っていますね
エアコンの設定温度は、一般的に26〜28℃が推奨されます
極端に低い温度設定は体に負担をかけ、体温調節機能を鈍らせる恐れがあります
外気との気温差が大きいと体の負担になり、だるくなってしまうのです

適切な服装
通気性の良い、明るい色の衣服を選び、直射日光を避けましょう
できれば下着を取り換えたり、着替えをしたりするとよいですね

涼しい場所での休憩
日陰やエアコンの効いた場所で休むことも大切です
日陰に入るだけで体感温度は全く違いますよね
汗を拭いて水分補給をしましょう

それから、睡眠と食事など基本的な生活リズム
どんな体調不良とも切り離せないこの2つ 特に睡眠!
体を休めて活力をいっぱいチャージしていなければ、この熱気とギラギラの日差しに耐えられません
暑いからといって、冷たいアイスやかき氷ばかりでは栄養がとれません
野菜、果物のミネラル、良質なたんぱく質は体に欠かせませんね

あとは、いかがでしょうか?

私が気になっているのはマスクの着用です
感染症予防のためにきちんとされている方、特にご高齢の方が心配です

エレベーターに乗り合わせて「暑いですね~」とごあいさつしました
その方がマスクをされていたので
「マスク、熱中症になりやすいので気をつけてくださいね」
とお伝えしたところ
「呼吸がしづらく苦しくて」
とおっしゃっていました

マスクをしていると体内に熱がこもりやすくなるため、熱中症のリスクが高まるのです

ご高齢の方は体力も低下していますのでリスクになります
必要に応じてマスクを外すことを検討しましょう

それと、エアコンの使いすぎによる暑熱順化不足 の重要性

暑熱順化とは、徐々に暑さに体を慣らすことで、熱に対する耐性を高める方法です

室内と外気の温度差が大きすぎることは、暑熱順化の妨げにもなります
最初は短時間の外出から始め、徐々に活動時間を延ばすことで、体の適応を促します
これにより、汗腺の働きや体温調節機能が向上し、熱中症の予防につながります

また、適度な運動も対策になります
朝や夕方の涼しい時間帯に外で軽い運動や活動を行って体力をつけるのです

いかがでしたか
もうすでに実行されていますか

長い夏、
楽しい思い出をたくさんつくって
元気に乗り切りましょう‼

(監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員)

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