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【コラム】マラソンや駅伝のコンディショニング

2021/08/26

こんにちは!日本医学柔整鍼灸専門学校です。

もうすぐ秋ですね。
今年は東京マラソン大会も開催が予定されておりマラソンのシーズンの到来です。
そしてお正月には実業団駅伝や箱根駅伝など日本人に深く愛される駅伝のスポーツ中継が新年の定番ですね。

今回のテーマはこれからシーズンを迎えるマラソンや駅伝についてです。
マラソンのコンディショニングや駅伝の魅力についてお話ししたいと思います。

1、マラソンに参加する前のコンディショニング

普段ランニングしている方もマラソン大会前にはケガや故障、そして当日棄権をしないためにも準備が大切です。
まずは当日のコンディショニングを整えるための5つのポイントをご紹介します。

① 本番にむけてしっかり準備をしておく

コンディショニングで一番重要なことは本番に向けて準備をしておくということです。
そして本番や大会直前に初めてのことをやらないということも大切です。
例えばトレーニング法・食事・治療などこれまでに試したことがないことを急に試してしまうことによってコンディショニングに悪影響がでてしまう可能性があります。
これまでトレーニングで積み重ねてきた力を発揮して、楽しいランになるように本番に向けてしっかりと準備をしておきましょう。

② マラソンに必要な食事を摂る

マラソンのように持久力が必要なスポーツでは、スタミナを保つために炭水化物を多めに摂る食事法があります。
炭水化物を多く食べることで、体内でエネルギーの素となるグリコーゲンが効率よく蓄えることができます。
マラソン当日の3日前くらいからは油の多い食事は控えめにして、ご飯や麺類など炭水化物が多めの食事がおすすめです。
ただし、極端に食べ過ぎてしまうと体が重たくなって走りにくくなることもあるので気を付けましょう。
また、炭水化物のほかにタンパク質もプラスするとさらに理想的です。
炭水化物の多いカステラ、糖質のあるバナナなどの果物、タンパク質も含まれているココアなどもおすすめです。

③ 準備は前日までに済ませておく

前日の準備といってもいろいろあります。
まずは、体調面
前日は意識していなくても緊張していることがあります。
胃腸に負担のかかる食事やこれまでお腹を壊してしまったメニューなどが避けましょう。胃腸を冷やす冷たい飲み物や利尿作用のある緑茶やコーヒーも控えめにするといいでしょう。
そして、道具の準備
当日の朝にスムーズに出発できるように荷物は前日までに準備しておきましょう。
特に天候予報はよく確認してウエア調節や冷え防止のためのカイロの準備など事前に用意しておくと安心です。

④ 当日の寒さ対策も万全に

マラソン大会は秋から冬のシーズンに開催されることが多いので、寒さ対策も必要です。
体が冷えないように温かい服装で会場に行くとよいでしょう。
会場では冷えやすい太ももの内側、腰、膝のマッサージをして血行をよくするなど、走り出しをスムーズにすることもポイントです。

2、駅伝の魅力

ここではコンディショニングの話題だけでなく、駅伝の魅力についてお伝えしたいと思います。
駅伝もマラソンと同じく中長距離を走るスポーツですので、コンディションはマラソンと同様です。
マラソンとは違う駅伝の魅力は、襷(たすき)をつなぐということでしょう。

人気の箱根駅伝はまさに母校の襷をつなぐリレーであり、1人20㎞を超える距離を走り、それを10人でつなぐことに毎年ドラマが起きるのです。
チームのエースが快走したとしても、途中1人のコンディショニングが悪くて完走できなければチームの記録が残らないのです。
全員が全力を尽くして成果を出すスポーツです。

ただ、駅伝は団体戦とも言えません。
あくまで走るのは個人であり、誰の助けも借りずに1人ただひたすら使命感を持って走るのです。
前の選手から受けた襷をひたすら次の選手につなぐために全力で走り、襷をつなぐと倒れこむというシーンもあります。
まさに使命感からの解放の瞬間なのかもしれません。
駅伝もまたマラソンと同じく日々の練習と大会に向けたコンディショニングが勝敗を分けるのです。

スポーツには欠かせないコンディショニング。
本番前のケガを防ぎ、全力を発揮できるように意識して取り組みたいですね。
そして、スポーツ後のメンテナンスも忘れずに。楽しく体を鍛錬しましょう!

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