「この年齢で、本当にやっていける?」「独立開業って可能なの?」

——そんな不安を抱える人ほど、前のめりになった2時間。

2025年12月15日(月)「独立開業・キャリアアップゼミ 第2弾」

日本医専では独立開業支援にもチカラを入れています!

 

今回のテーマは
「資格(免許)取得後、“即”開業したアラ還(57歳)鍼灸師は5年後どうなった?」

講師は、日本医専卒業生であり
平塚駅前「鍼灸整体治療院セボーン」院長の富永圭一先生。

 

・オープン初日は来院0人

・最初の1年は、ほぼ休みなくチラシ配り

・思うように治せず、悩んだ時期もあった

今では「1日の稼働が3〜4人で心身のゆとりを持ち、単価と設計次第で月60万円前後は見えてきています」

 

現在も1人治療院として運営を続け、毎月黒字で経営。

 

✔コロナ禍の影響を受けながらも、集客方法の見直し

✔強み施術の明確化(膝痛・股関節痛・坐骨神経痛)

✔手技・鍼・整体を組み合わせた施術スタイルの確立

などを重ね、「無理なく、長く続けられる形」に。

 

開業に不安を感じていた在校生にとって、非常に現実的で参考になる内容でした。

ゼミの当日は、オンライン・対面あわせて約50名。
鍼灸学科・柔道整復学科の在校生が参加。毎年人気のセミナーです!

 

 

サラリーマン30年。鍼灸とは無縁の57歳のスタート

富永先生が日本医専に入学したのは54歳。
それまで30年以上、大手外資系金融会社で働いてきた“治療とは無縁”のサラリーマンでした。

「サラリーマンに飽きてた。」

「人の役に立ち、笑顔にできることをしたかった。」

奥様の友人が鍼灸師に興味を持っていたことをきっかけに調べ始め

日本医専のHPを見て、タイミングよく翌日の試験に参加。
勢いもありつつ、内心は不安だらけだったと語ります。

「この年齢で就職できるのか」

その問いに対し、先生は在学中から
「開業しかないかもしれない」と、現実的に考え始めていました。

 

🍎50代から鍼灸師として治療院で働いてる卒業生もいます!

【鍼灸学科 夜間部/卒業生】株式会社マイナビ様から取材を受けました!/西畑さん⇒コチラ

 

 

 

当日の資料で語られたのは「理想論」ではなく「数字と選択」

今回のゼミでは、
卒業後5年間の歩みを実際の数字・行動ベースで紹介。

特に印象的だったのは、

・治療マーケットをどう見たか

・鍼灸だけにこだわらなかった理由

腰痛・膝痛・首肩こり・頭痛など、
多くの患者さんがまず病院やリラクゼーションを選ぶという現実。

「そもそも自分はどうなりたいの? 鍼灸師になりたい?
鍼灸で患者を治したい?“鍼灸師になりたい”より、
“困っている人を助ける治療家になりたい”に辿り着いた。

だからこそ先生は、
在学中に 背骨を揺らすDRT療法 を探し出し、
鍼灸以外にも“治せる手段”を取り入れることにしました。

この判断が、その後の開業と経営を支える柱になっていきました。

そして2年生のときに、自宅で整体院を開業。

 

会場が一気に前のめりになった「施術デモ」

後半では、
DRT(背骨ゆらし)療法とJTAフラッシュリプロ療法の施術デモを実施。

在校生が実際に施術を受けると

✔足先が温かくなる ✔可動域が広がる ✔体が軽くなる

といった変化が、その場で共有されました。

「あれ?体が動きやすくなった!」「すごい、楽になった…」

会場の空気が一段階変わった瞬間でした。

 

開業を考える人が、在学中に具体的に「やっておくべきこと」

セミナーの中で、特に多くの在校生がうなずいていたのが
「在学中に何を準備すれば、開業が現実になるのか」 という話でした。

富永先生が繰り返し強調していたのは、
「特別な才能」ではなく、段取りと経験の積み方です。

 

たとえば――

 

📍強みの施術を作ること

⇒富永先生の場合は、坐骨神経痛・膝痛・股関節痛

 

📍“よくなった”と言ってもらえる経験を、学生のうちから重ねること

⇒とにかく臨床経験を積み重ねたり、友人・知人・近所の人に声をかけて施術していたそう

 

📍半年以上前からエリアや物件を“実際に見に行く”こと

⇒開業する土地に、平日休日、朝昼夜と何度も行く。音・匂い・周辺環境も確認する

 

📍3カ月前にはHPを作成・準備

⇒HPには、施術内容や考え方がきちんと伝わること。集客ができているHPを持っている人に話を聞くことが大切!

 

「まだ1年生だから」「まだ先の話だから」と思っていた在校生にとって、
今すぐできる行動を具体的に示すものでした。

 

開業に一番大事なのは…

ゼミの終盤、富永先生が何度も繰り返していたのが、次の言葉です。

「開業に一番大事なのは、
ドキドキ、ワクワク、好奇心」

不安がゼロになることはない。

それでも、「困っている人を助けたい」

という原点があるから、ピンチを乗り越えられる。

そして、

「徹底的に真似ること。
うまくいっている人のやり方を、まずはやってみる」

 

年齢を理由に諦めない人の“現実的な選択肢”がここにある

日本医専には、
10代から60代まで、さまざまな背景を持つ学生が在籍しています。

社会人でも通いやすいオンデマンド学習コースやオンライン環境が整っています!

登校は週2-3日の実技のみ! ▶ コチラ

 

独立開業やキャリアを計画実行できる豊富なゼミや支援で
卒業後の態勢も在学中から築いていけます。

 

そして富永先生の姿は、
”年齢を理由に諦めない選択肢が、現実としてある”
ことを示していました。

年齢を重ねていても、独立を考えていても、黒字経営をすることにも、“遅すぎる”ことはない。

 

その一歩を、安心して踏み出せる環境があるかどうか。

このゼミは、その答えを
在校生一人ひとりに手渡していたように感じます。

ゼミが終わった後、在校生たちの表情が明るかったのが、とても印象的でした。

「やってみたい」と思った瞬間が、まさにその一歩を踏み出すタイミングです。
ぜひ、日本医専の独立開業支援がある中で安心してその一歩を踏み出してみてください。

 

お気軽にお問い合わせください☺

 

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