9年前に始めたテコンドーで二度の世界大会優勝、経営者、そして日本医専の学生。
三本柱を、樋口さんは静かな信念と共に、確かな足取りで進み続けています。

移動中や湯船に浸かりながらオンデマンドやアーカイブで復習、テスト結果も良好。

「日本医専に通うようになって、今の段階でも本当180度考え方がかわるくらいのインパクトがあって、

だいぶ濃い授業をやっていただいています。」

 

優勝だけを目指したことは一度もない。

試合は、日頃の練習がどれだけ自分の中に根付いているかを確かめる場。

「甘い考えだと思われるかもしれませんが…」

そう言いながら優しく笑う姿には、気品をまとった強さとしなやかさが共存しています。

何かになろうと無理に背伸びするのではなく、何を信じどう在りたくて、どう在り続けるのか。

その“信念”を強い軸に、日々の選択を静かに重ねていく。

迷いのないその姿は出会う人の心に尊敬を生み、自分自身の可能性を「自分には何ができる?」

静かに問いかけてくるようです。

 

 三本柱――会社経営・アスリート・学生生活

2025年3月、世界大会の出場が決定。
ここから半年間は、ほとんど“削れるものを削り切った”生活だったと言います。

✓週1回、全国の代表選手が集まる強化練習(半日~終日)
✓平日は授業前に毎日トレーニング
✓経営者としての仕事

そして勉強法は…

移動中や湯船に浸かりながら、日本医専オリジナル学習システムKEISHIN.netでアーカイブ復習!

⇒ながら時間や、隙間時間に復習や問題を解いたりできるのは、多忙な学生にピッタリです♪

国際大会は、海外のリングドクターの処置方法や、各国の帯同トレーナーの動きを見られる貴重な機会でした。

 

SNSは全削除、友人との約束も、食事時間すら削る。美容院にも行かず「髪の毛も伸ばしっぱなしでした(笑)」と笑いますが、その裏にある静かな覚悟は想像を超えます。

それでも樋口さんは、“やめたい”と思ったことは一度もないと言い切ります。

「テコンドーは、社会的立場や年齢が関係なくて。何にも忖度がない。シンプルに、自分が努力してきたかだけが出る。とてもピュアなものを感じたというか。社会で決められた概念が取っぱられた状態で学べるのでやめようという気持ちになったことは1回もないですね。」

 

 完全デスクワークから、なぜ“世界大会チャンピオン”へ?

樋口さんのテコンドー人生は34歳から。武道経験も興味もゼロからのスタート。

始まりは、仕事で出会った映画監督の一言。運動不足解消になる何かを探している中で…

「多分、樋口さんはテコンドーが向いているんじゃないかな。」

「すすめてもらったなら、まずはやってみようかな、と。家の近くで検索して出てきた道場に行きました。」

先生の動きを見て「とにかく動きが美しかったというか無駄がない感じの動きをされていて、
体の使い方がすごく美しいなって思ったのがキッカケで入ろうと思って、それが9年前です。」

樋口さんのテコンドー人生がスタート。

 

 柔道整復師を目指した理由

競技を続ける中で、常に誰かが怪我をしている。
身体のことを知ってなんとか怪我の予防や治療に携われたらいいなってのが一番のキッカケです。」

自分自身も“身体のケアなくして競技は続かない”と痛感した日々。
精神と身体の限界に挑み続けるテコンドーの世界だからこそ、怪我の予防、回復、競技継続のためには
柔道整復師の知識が必要だと考えるようになりました。

 

 日本医専に決めた理由

樋口さんが日本医専を知ったのは、ネット検索から。
いくつかの学校を候補に入れオープンキャンパスを予約していた中で、
たまたま日本医専の開催日が一番早かった——。

「行ってみたら、すごく良かったんです。先生たちの印象がとても良くて。
その場で“ここにしよう”と決めて、他校のオープンキャンパスはキャンセルしました。」

心を動かしたのは、柔道整復学科長の森下先生、川崎先生の言葉や人柄。
“ここなら学びが深まる”と感じられたそうです。

 

勉強の乗り越え方——“先生たちの工夫”

今回の世界大会に向けて勉強時間がほとんど取れない中でも、樋口さんのテスト結果は良好。
オンデマンド復習をすることと、「わからないことは、すぐ聞く」。
授業後に先生のもとへ行き、理解できていない点を質問する。

「どの先生も、ただ教科書をなぞるだけじゃなくて、記憶に残る方法で教えてくださるんです。
治療現場でのエピソードを交えたり、一緒に絵を描いてみたり、クイズ形式にしてみたりと。」

日本医専の先生たちは、記憶させるための工夫が多い——

これは在校生や卒業生は大きくうなずくポイントかもしれません!!

 

 10年後の未来

「今の仕事は大好きで続けたいなとも思っていますが、人って目標とか環境って変わっていくものだと思うので実はそんなにこだわりを持っていなくて。

でも、柔道整復師として成長していくには、何年かは整形外科などに就職してしっかり経験を積まなければいけないと思っています。就職して勉強してその上で独立だったりとか。」

“片手間ではできない”そう語る真剣さ。全てのことに真正面から向き合ってきた。

それでも”実はそんなにこだわりを持っていない”と、驚くほどの軽やかさ。

樋口さんらしさを感じさせます。

 

そして見えてきた未来の形。

女性アスリートを支えたい。格闘技・コンタクトスポーツに挑む女性たちを。
男性とは異なるホルモンバランス、周期、体調管理の難しさ。

その中で戦う女性アスリート選手の苦しさとリアルを体験して、まじかで見てきたからこそ

「女性アスリート選手を理解できる、支えられる存在になりたい。」

「前期には接骨院の実習に行かせていただき、後期になっても実習があります。さらに、2年生では介護実習やスポーツ現場実習、整形外科の実習なども経験できるそうです。

それらを通じてもしかしたら考え方がどんどん変わっていくのかもしれないので。学べることによって考えがどう変わってくるのかみたいなところも実は結構楽しみにしながら、通わせていただいています。」

 

取材の最後には、
「勉強楽しいです!」と満面の笑顔。

無理をして頑張った人の強さではなく、
自分の信念を軸に迷いなく進む。この姿に触れ——

あなたの一歩は、どこへ向かいたいですか?
自分自身の可能性を、静かに問いかけてみたくなりますよね。

樋口さん、貴重な人生の軌跡話をありがとうございました。

 

最後に

日本医専には、樋口さんのように“今の自分にもう一つスキルを積みたい”と考える社会人・アスリート・芸能・エンタメ業界の学生が多く在籍。一緒に学ぶ仲間が、大きな刺激と勇気をくれます。

日本医専の強みであるオンラインやオンデマンドで学べる環境は、多忙な皆さんの強い味方になってくれます!

あなたの可能性を引き上げてくれる環境、仲間、そして手厚い先生たちが、日本医専には揃っています。
ぜひお気軽にオープンキャンパスへ♪

 

樋口さんのリールはこちら♪