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2021/07/29ゼミ活動
- 【スポーツゼミ】肩関節の検査法と手技
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校・広報担当です。 毎週木曜日は4大柔整ゼミのひとつ、「スポーツゼミ」の日です。 【4大柔整ゼミとは?】 ケガゼミ、スポーツゼミ、ヘルスケアゼミ、高齢者ケアゼミの4分野に分かれて、より専門的な知識を学ぶことができる本校独自の学習制度です。 スポーツゼミでは、主にスポーツトレーナーとして活躍する際必要とされる知識や技術を学びます。 >>詳しくはこちら 肩関節の検査法と手技 前回、三田先生の肩を痛めている学生に対しての検査法と施術を行いましたが、時間がそこまで取れなかったため、今回はその検査法と手技を復習の為にもう一度やってみます。 2週間前に学んだことですが、細かく覚えていないことも多く、前回の動画を見て思い出しながら検査をしていきます。 大隅先生も検査の際のポイントを模型を使いながらわかりやすく伝えます! 検査が終わったら次は手技の練習へ! 肩周りの筋肉を緩め、緊張を取っていきます。 場所によっては「痛い」や「くすぐったい」などの声もありましたが、先生や先輩がすぐにアドバイスを教えてくれて、肩が軽くなったと嬉しい感想が。 スポーツ現場では肩のケガは多くあるとのことで、学生の皆さんも真剣に、時には楽しく学んでいました! 本校ではゼミの見学会も行っています。 >>ゼミ見学会のお申込みはこちら 是非お気軽にご参加ください。 みなさまのご来校を心よりお待ちしております! >>過去のゼミ活動の様子はこちら >>日本医専のスポーツトレーナー教育についてはこちら]
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2021/07/28ゼミ活動
- 【ケガゼミ】厚紙副子による一体型固定法
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校広報担当です。 7/27(火)に4大柔整ゼミのひとつ、「ケガゼミ」が行われましたので、その様子をお届けします。 担当は本校の学校長、奥田先生と柔道整復学科専任教員の横山先生です。 本日は主に肩を脱臼したときの施術で行われる「厚紙副子(あつがみふくし)による一体型固定法」を勉強していきます。 厚紙副子は段ボールのもっと薄い紙をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません♪ 初めはこの状態から… 自分の肩や腕に合わせて作成していきます! 図工のような感じで、みんな楽しそうに作っていました♪ この厚紙副子を施術箇所の肩にはめ、その上から包帯を巻いていきます。 包帯は「ずれない・とれない・ゆるまない」巻き方が大切です。 少し圧をかけながら、空気を入れないように巻いていきましょう。 生徒へお手本として巻くだけでなく、壁を人の肌に見立てて「巻くのではなく、貼り付ける感覚」と、奥田先生から説明がありました。 なるほど、わかりやすいです! 続いて、三角巾で固定する時には、ひじの角度と結び目の位置が大切です。 腕に負担がないように…首の頸動脈を締め付けないように…患者さんのために配慮すべき点は数多くあります。 施術方法を間近で見て説明を聞き、生徒たちのイメージもできたところで、実際に巻いていきましょう。 「苦しくない?」 「もう少し結ぶ場所をずらした方が良いよ」 とお互いにアドバイスし合います。 全学年合同のゼミなので、上級生から下級生にアドバイスしている場面も。 ひじの角度の調整が難しかったようですが、先輩のアドバイスでフィットする巻き方に♪ その頼もしい姿に、広報としてとても嬉しくなりました! 横山先生は、三角巾の巻き方を生徒に見えやすいようにお腹に巻きながら教えます。 上手に結べた時は「できたね!」と生徒以上に嬉しそうな表情の横山先生。 マスク越しでもあふれる笑顔がわかりますね♪ 今回は厚紙副子という道具でしたが、これは文房具屋さんに販売されている厚紙や6缶パックビールの紙でも代用することが可能です。 これからの季節、キャンプや山登りで突然の事故があった場合、この一体型固定法で処置することができます。 「その場にあるもので処置できる」ということが柔道整復師の良いところでもある、と奥田先生。 施術方法だけでなく、柔道整復師の魅力もわかったケガゼミでした! 本校ではゼミの見学会も行っています。 >>ゼミ見学会のお申し込みはこちら 是非お気軽にご参加ください。 皆さまのご来校を心よりお待ちしております! >>オープンキャンパスについてはこちら >>過去のゼミ活動の様子はこちら]
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2021/07/21授業見学
- 【授業レポート】~足関節のテーピング~
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こんにちは。 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 柔道整復学科 昼間部 1年生の実技授業を見学させていただきました! 担当は大隅先生です。 今回は足関節のテーピングをしていきます! 患者さんの症状によってテーピングの種類も変わり、様々な巻き方があります。 ・アンダーラップ ・アンカー ・スターアップ ・ホースシュー ・サーキュラー ・フィギュアエイト ・ヒールロック 本校のオープンキャンパスに参加されたことのある方は、聞いたことや挑戦してみたことのある巻き方もあるのではないでしょうか♪ ちょうど7/11(日)に行われたオープンキャンパスでは、フィギュアエイトの巻き方を行いました! >>その時の模様はこちら 大隅先生から説明を受けた後、生徒たちもテーピングを巻いていきます。 大隅先生の人柄もあり、教室の中は笑顔でいっぱいです。 少し難易度の高いヒールロックの巻き方は、みんな苦戦していましたね。 「ヒールってなに?かかとのこと?かかとって、ここ?」「そこはアキレス腱だよ」と、少し心配になってしまう会話も繰り広げられていました…!笑 まだ1年生なので芸術的な巻き方になってしまった生徒もいましたが、練習していくうちに確実に上手になっていきます! サポートする選手や患者さんの「ありがとう」はすぐそこ! 頑張りましょうね! また、今だけ限定! 柔道整復学科 昼間部の実技授業に参加することができます! このイベントに参加して一足早く日本医専の授業を受けてみませんか? ※10:30~12:00の時間帯のみ授業に参加できます <<お申込みはこちら!>> >>過去の授業体験レポートはこちら 毎週末のオープンキャンパスでは、柔道整復学科/鍼灸学科の体験授業が受けられます! <<日本医専のイベント情報はこちら>> <<日本医専の資料請求はこちら>>]
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2021/07/19コラム
- 【木下先生コラム】東京2020オリンピック会場別研修会
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 柔道整復学科 専任教員の木下先生によるコラムです! 東京2020組織委員会主催による「会場別研修会」に参加してきました。 今回は競泳の競技会場である東京アクアティクスセンターで行われ、多くのメディカル・スタッフの先生方がお集まりになりました。 研修会では、開催にあたっての諸注意をミーティングスペースでお聞きしたあと、実際に業務を行う東京アクアティクスセンターに移動し、会場内を見学しました。 写真は、東京アクアティックセンターの観客用入口になります。 会場では、「オリンピック本番で使用する競泳用プール」「選手用医務室」「ド-ピング検査室」など様々な施設を見学させて頂きました。 医務室は、実際に使用しないで済むことがベストではありますが、万が一に備えて各先生方は、真剣な眼差しで見学をされていました。 私も当日は、「医務室」や「試合会場」「練習場」などでメディカル・スタッフ業務をさせて頂く予定です。 研修会の詳細内容を記載することはできませんが、全てのオリンピックスタッフは、開催に向け、精一杯努力をしているところです。 コロナ禍での開催となる今回のオリンピックは、安全・安心を第一に考え実施されようとしています。 関係者一同みんなで力を合わせて、素晴らしいオリンピックとなるよう臨んでいけたらと存じます。 今回は大変短い報告ではありますが、「東京2020オリンピック会場別研修会」ついて報告させて頂きました。 (監修/木下美聡先生:柔道整復師 日本大学水泳部オフィシャルトレーナー) >>柔道整復学科の過去のコラムはこちらから >>本校の資料を請求する場合はこちらから >>オープンキャンパスや説明会についてはこちらから]
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2021/07/16コラム
- 【浮谷先生コラム・第9弾】WHOって何だっけ…?
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こんにちは、日本医学柔整鍼灸専門学校です。 柔道整復学科教員で歯科医師の浮谷先生コラムも第9弾です。 WHOって何だっけ…? 皆さまいかがお過ごしですか? 柔道整復学科教員・浮谷です。 前回の自身のブログで、最後にWHO(世界保健機関)に関するクイズを出しました。 本日は解答・解説編です。 あらためてどんな問題だったか確かめてみましょう。 問1. 日本はWHOのどの地域に属するか。 1. アメリカ地域 2. 東地中海地域 3. 南東アジア地域 4. 西太平洋地域 問2. WHOの西太平洋地域事務局はどの都市に置かれているか。 1. 東 京 2. 北 京 3. マニラ 4. ニューデリー いかがですか? いずれも柔整の教科書『衛生学・公衆衛生学』改訂第6版(全国柔道整復学校協会 監修)を調べれば答えがわかります。 まずWHOの正式名称ですが、(英語の得意な方は訳してください) WHO = WORLD HEALTH ORGANIZATION この略称で、世界保健機構あるいは世界保健機関と訳されています。 さて問1ですが正解は4、西太平洋地域です。 コロナ対策の尾身茂先生がかつてこちらの事務局長をされていたことを前回のブログで紹介しました。 その西太平洋地域事務局がどの都市にあるかが問2です。 正解は3、フィリピンの首都マニラでした。 ただし付属機関として日本では神戸にWHO健康開発総合研究センターがあります。 そしてWHOの本部はスイスのジュネーブに設置されています。 ここからは余談になります。 前回と今回ブログは息子とコロナワクチン接種のことで話している際に生まれました。 その時息子がやたら尾身先生のことに詳しいので聞いてみると、あの人は出身高校のOB で、当時高校主催の講演会に招かれていたゲストの一人だったそうです。 コロナが収束したら日本医専にも来てお話して欲しいですね。 (監修/浮谷英邦先生:歯科医師・介護支援専門員) >>柔道整復学科コラムはこちらから]
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2021/07/16ゼミ活動
- 【スポーツゼミ】肩関節の評価とリハビリテーション
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校・広報担当です。 毎週木曜日は4大柔整ゼミのひとつ、「スポーツゼミ」の日です。 【4大柔整ゼミとは?】 ケガゼミ、スポーツゼミ、ヘルスケアゼミ、高齢者ケアゼミの4分野に分かれて、より専門的な知識を学ぶことができる本校独自の学習制度です。 スポーツゼミでは、主にスポーツトレーナーとして活躍する際必要とされる知識や技術を学びます。 >>詳しくはこちら 前回、前々回に引き続き、三田先生の講義の様子を取材しました! 三田先生は鍼灸師資格、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー資格のみならず、NATA-ATC(National Athletic Trainers‘ Association)の資格を活かし、NFLサンフランシスコ49ersトレーナー、米国陸上選手タイソン・ゲイ氏(他、代表選手5名)のパーソナルトレーナーを務めるなど、第一線で活躍中の先生です。 肩関節の評価とリハビリテーション ケガは1度手術したら終わりではなく、「完治に向けて」トレーナーに何が求められるのか、選手の心に寄り添いながらサポートする三田先生だからこそ、わかりやすく解説していただきました。 特に、高校生やオリンピック選手は大切な試合やイベントがある場合、手術のタイミングや方法は、かなり繊細な問題です。 患者さんとコミュニケーションをとることの重要性がわかるお話から始まり、座学中には「この写真を見て、右肩を痛めていると思う人?」「左肩を痛めていると思う人?」という問いかけがありました。 生徒の答えは満場一致の大正解! 皆さんはおわかりになりましたか? 患者さんの体に触れるだけでなく、目で見て症状がわかることも、施術のスピード感を求められるトレーナーにとって必要な力です。 続いて、野球で肩を痛めている生徒に対しての問診と施術を先生が実際に行っていきます。 肩の施術はトレーナーが特に頻繁に行うものなので、生徒の皆さんも真剣に学んでいました! 実技にも熱が入ります! 仲良し3人組もがんばってます! 施術の際、少しひじが曲がっていることに先生からご指摘が入りました。 施術者の方も体が資本なので、正しい姿勢で施術していきましょう♪ 教室では最初こそ「痛い!」という声がたくさん挙がっていましたが、皆さん授業終わりには「体が軽くなった!」と喜びと驚きの声が挙がっていました。 是非、その気持ちを患者さんと共有する素敵なトレーナーになってくださいね。 野球で肩を痛めている生徒の完治も願ってます! 本校ではゼミの見学会も行っています。 >>ゼミ見学会のお申込みはこちら 是非お気軽にご参加ください。 みなさまのご来校を心よりお待ちしております! >>過去のゼミ活動の様子はこちら >>日本医専のスポーツトレーナー教育についてはこちら]
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2021/07/09コラム
- 【片橋先生コラム・第9弾】子どもの肘がぬける?!
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 片橋先生によるコラム・第9弾! ~肘内障~ みなさん、こんにちは。柔道整復学科専任教員の片橋です。 梅雨入りしましたね、暑さが少し落ち着いているようです。 お元気でしょうか。 接骨院や整骨院に来院される患者さんのなかにお子さんもいます。 お子さんが来院される理由のひとつが、「肘(ひじ)がぬけた」です。 聞いたことありますか? お子さんの年齢の多くは保育園や幼稚園に通う3歳前後。 親御さんが「子どもの手を引っ張ったら急に泣き出して、手を動かさなくなった」と言うことがほとんどです。 これは肘内障(ちゅうないしょう)というもので、ひじの骨を取り囲んでいるヒモ(靭帯)がひじを引っ張ったことでずれてしまったのです。 するとひじが痛くなるので、子どもは泣き、腕や手を動かさなくなります。 痛みはありますが、捻挫や骨折と違って、腫れや赤みがないのが特徴です。 靭帯(じんたい)は骨と骨のつなぎ目である関節を補強しているものです。 子どもの骨は成長途中で、まだ形が完成していないため外れやすいのです。 ですから、肘内障になったからといってひじに問題があるわけではありません。 接骨院で柔道整復師の先生が外れた靭帯をはめて(整復)、すぐに動くようにしてくれますよ。 お子さんによっては肘内障を何度も起こすこともありますが、心配いりません。 骨の成長とともに靭帯は外れなくなります。 それまで、ひじがぬけやすい状態にならないように、手首を強く引っ張らないように気をつけましょう。 (監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員) >>柔道整復学科の過去のコラムはこちらから >>本校の資料を請求する場合はこちらから >>オープンキャンパスや説明会についてはこちらから]
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2021/07/08ゼミ活動
- 【スポーツゼミ】スポーツでの応急処置
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校・広報担当です。 毎週木曜日は4大柔整ゼミのひとつ、「スポーツゼミ」の日です。 【4大柔整ゼミとは?】 ケガゼミ、スポーツゼミ、ヘルスケアゼミ、高齢者ケアゼミの4分野に分かれて、より専門的な知識を学ぶことができる本校独自の学習制度です。 スポーツゼミでは、主にスポーツトレーナーとして活躍する際必要とされる知識や技術を学びます。 >>詳しくはこちら 前回に引き続き、三田先生の講義の様子を早速取材しました! 三田先生は鍼灸師資格、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー資格のみならず、NATA-ATC(National Athletic Trainers‘ Association)の資格を活かし、NFLサンフランシスコ49ersトレーナー、米国陸上選手タイソン・ゲイ氏(他、代表選手5名)のパーソナルトレーナーを務めるなど、第一線で活躍中の先生です。 今回のテーマは「スポーツでの応急処置」です! 前回は「脳震盪」についてのテーマでしたが、今回はスポーツ現場でケガや事故が起きたときの応急処置法を学びました。 RICE処置やケガが起きた際の固定法、搬送方法などスポーツ現場で活躍している三田先生だからこそ、わかりやすく解説していただきました。 他にも夏に起きやすい事故として、熱中症について原因や対策、予防の仕方も学びました! 後半は実際にケガを診てみようということで、スポーツでケガをして今も症状が残っている学生に対して問診の仕方、カルテの書き方を学びました。 次回、その症状に対しての治療法を学びます!! 将来スポーツ分野に関わりたいと思っている学生のみなさんは真剣に、時には笑顔もありつつ三田先生の話を聞いていました!! 是非その知識を将来活かしてくださいね! 本校ではゼミの見学会も行っています。 >>ゼミ見学会のお申込みはこちら 是非お気軽にご参加ください。 みなさまのご来校を心よりお待ちしております! >>過去のゼミ活動の様子はこちら >>日本医専のスポーツトレーナー教育についてはこちら]
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2021/07/05ゼミ活動
- 「ヘルスケアゼミ」の説明会を実施しました!
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みなさんこんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校、広報担当です。 本校 柔道整復学科の魅力のひとつ、4大柔整ゼミの中の『ヘルスケアゼミ』の開講にあたり、説明会が実施されました! 【4大柔整ゼミ】 ケガゼミ、スポーツゼミ、ヘルスケアゼミ、高齢者ケアゼミの4分野に分かれて、より専門的な知識を学ぶことができる本校独自の学習制度です。 <<詳しくはこちら>> ヘルスケアゼミとは? 健康の維持や増進、病気予防、美容といったヘルスケア領域は年々需要が高まりつつある分野で、その様々なニーズに対応できるよう、ヘルスケア分野に力を入れている企業からその知識と技術を学び、多様性のある思考と技術を習得できることを目標にしています。 多様性、と一口に言っても中々イメージが難しいですよね? 過去には「正しいストレッチ」を学んだり、「手技による美顔矯正」を学びました。 ストレッチと美顔…そもそもジャンルが異なるようにも思えますが、ヘルスケアゼミでは、「健康」というものを一つのキーワードにして、色々なアプローチで知見を広げていきます。 接骨院の先生はもちろん、パーソナルトレーナーを目指す方にもおすすめのゼミです! 担当は柔道整復学科・専任教員、鴨田先生と西村先生。 マスク越しでも解る笑顔で、和やかに説明会が進んでいきます。 オンライン受講生へも同時に説明していきます。 今後のゼミの内容の予告として「猫背改善」や「フィットネス関連」の企業の方をお招きするという具体的なお話もありました。 知っているようで知らない事もあるので、皆さんの良い刺激になれば!と西村先生。 説明会が終わった後も、熱心に質問に来る生徒の姿が印象的でした。 ヘルスケア分野に力を入れている企業からその知識と技術を学び、学生の皆さんが卒業後、多くのニーズに対応し、求められる柔道整復師として自立できるように取り組んでください! 今後も定期的に開催する「ヘルスケアゼミ」。 次回以降もレポートをお届けします。 お楽しみに!! 柔道整復学科のイベントはこちら]
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2021/07/02コラム
- 川﨑先生コラム 第9弾「梅雨の季節で気分は憂鬱、気象病かも?!」
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です 川﨑先生コラムの第9弾をお届けいたします! 「梅雨の季節で気分は憂鬱、気象病かも?!」 本格的に梅雨入りとなりました。 雨が多く、湿気でジメジメした天候で不快を感じますね。 天候によって起きる様々な体調不良は「気象病」と言われています。 原因の多くは自律神経の乱れによるもので、検査などでは明らかに診断されない不定愁訴を訴えます。 また、体調が悪いと新型コロナウイルス感染症を心配したり、精神的なストレスも関わって更に心身反応として悪化させる要因となりいいことはありません。 どのような症状を感じるのか 自律神経は全身をコントロールしていて、無意識に循環器や消化器、呼吸器、免疫機能など各器官のバランスを調整しています。 自律神経が乱れることは交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで、生命維持活動の不調を引き起こします。 気分が憂鬱、頭痛、倦怠感、めまい、イライラ、便秘、下痢、冷え、ほてり、肩こり、耳鳴り、月経不順などの症状がみられ個人差が大きく多様です。 体調不良を感じる人の悩み 多くの悩みは、全身的倦怠感や頭痛などの症状によりイライラしたりして、仕事への集中力がなくなり効率が悪くなることです。 効率が悪くなると仕事のプレッシャーを感じ、頑張ろうと心身にストレスをかけ、症状を悪化させてしまいます。 症状を感じている本人にとっては頑張りたいと思っていても対処できずにいます。 曖昧な症状は説明するのも難しく、やる気がないなどと思われてしまい「周囲の理解を得る」のが難しいことが問題です。 誰もが元気に活き活きと働き、調和の取れた生活をしたいと願うものです。 気楽に相談できる職場環境や、周囲の人ができる限り親身に話を聞いてあげたりなど、協力できる対策を考えて乗り越えられる配慮が必要となります。 予防と対策 ①温度差をなくしましょう。 朝晩と日中の温度変化が大きい時期です。 また、室内冷房調節が原因となっていることがあります。 扇風機やエアコンの風が直接当たったり、極度に冷えた室内から暑い屋外に出た場合、急激な血圧の変化が起きて体調不良になりがちです。 日本では省エネ対策として室内温度の設定を28℃にするように推奨されています。 また、外気温と室内温度の差がないほど作業効率が上がるという報告もされています。 環境要因の改善を見直してみましょう。 難しい場合は、上衣を1枚持つなど衣服で調節できるようにしましょう。 ②適度な運動をしましょう。 雨で運動できないこともありますが、適度な運動をすることで脳内の神経伝達物質であるセロトニンが活性化されて精神の安定やストレスの改善につながります。 日光を浴びることも重要ですが、ウォーキングや室内でのストレッチなど30分程度の運動を試みて、幸せホルモンであるセロトニンをたくさん分泌してください。 ③バランスの良い食生活を心がけましょう。 体調不良で食欲が低下することが多いですね。 健康には偏りのないバランスの良い食事が基本です。 食事もセロトニンの分泌に関与します。 セロトニンは脳に関与する物質と考えられていますが消化管にも存在しています。 腸の働きも自律神経に支配されていますので、腸内環境を整えることでセロトニンの分泌が活性化され免疫力がアップします。 バランスの良い食事で腸活しましょう。 ④睡眠をしっかりとりましょう。 気象病の一つに朝の目覚めが悪く起きられない、入眠が悪いなどの症状があります。 寝不足で脳の機能が低下すると、作業効率の低下、イライラし、気分が晴れないなどが起きます。 睡眠にもセロトニンが関係しますが、特に睡眠をサポートするメラトニンという脳内物質が関係します。 メラトニンを活性化させるためには朝起きて日光を浴びることが必要です。 雨の日や曇っていても大丈夫です。 不規則な生活になっている人は生活リズムを改善し体内時計を整え、脳を休ませるようにしてください。 パソコンやスマートフォンの使用が交感神経を亢進させ睡眠障害の原因になっている場合があります。 睡眠前のスマートフォンの使用をやめることも改善に必要です。 ⓹入浴をして体を温めましょう。 毎日シャワーで済ませる人も多いと思いますが、36℃~40℃のぬるめのお湯に浸かることで副交感神経が優位となり緊張をほぐします。 緊張がほぐれることで肩こりの改善、冷えの改善、心身のリラックスによる精神安定、良質な睡眠に繋がります。 夏本番に向けて疲労を残さず生活環境を改善して、体調不良による気持ちの焦りを感じることなく、スローライフを心がけてください。 本校柔道整復学科専任教員 柔道整復師・鍼灸師 川﨑有子 最近、豆腐料理を食べています。 変わった物では豆腐皮というのがあり湯葉のような感じで平たく厚い皮です。 味は豆乳や高野豆腐のような味です。 細く切って麺の代わりにしたり、鶏肉を巻いて焼いたり、炒め物に入れたりなど工夫して食べています。 健康食を意識して野菜と魚料理を中心に頑張っていますが、ちょっと飽きてきたので考えてしまいます。 夏に向けて体力を維持することも大切なので無理しないで続けたいです。 >>ほかの柔道整復学科コラムはこちら]