【片橋先生コラム】登山
2024/05/10
日本医学柔整鍼灸専門学校です。
今回は柔道整復学科専任教員 片橋先生によるコラムの第52弾をお届けします!
登山
ゴールデンウィーク、みなさんはいかがお過ごしでしたか?
私は、家族に子どもがおりましてこのゴールデンウィークは登山に行きました
「山には何があるの?」「山に登るとどうなるの?」「どうやって登るの?」などなどの質問がありました
「何があるのかねぇ」「登ってみたらわかるんじゃない?」「大変なのかな、楽しいんじゃないかな」
行きは歩いて登って帰りはケーブルカーで帰る予定を伝えながら、登山口へ
「えぇぇぇ~⁉どうして歩いて登るの?」「ケーブルカーで行けばいいじゃん」「あしが痛くて登れないよ~」
ぶつぶつぶつ・・・
知恵を絞り、歩いて登らない理由を並べていました
だから、登山の経験をさせたいんだよねーというのが親心なのです
登り始めると、同じ年頃や年下の子どもたちが何人もいました
負けないぞという気持ちや話したり交流したりの楽しさがでてきたようです
大きな虫を見つけて教えてくれたり、巨木に抱きついてみたり、崖の深さに驚いたり。
自分のペースで休憩をとりながら、急な坂を登り、大岩をよじ登り、頂上に着きました!
子どもたちはまだまだ元気いっぱいでした
意味のある苦労はよい経験・体験になりますね
みなさんはどんな経験や思い出ができましたか?
きっと、ゴールデンウィークでリフレッシュしましたよね
日本医専の学生たちは久しぶりに登校して元気な姿を見せてくれていますよ
次の長期休暇の夏休みまで、がんばりましょう!
(監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員)
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2024/05/20コラム
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こんにちは!! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 川﨑先生コラムの第52弾をお届けいたします! スポーツアロマ・マッサージで梅雨の時期を乗り越えよう💛 6月から梅雨の季節になりますね。各地の梅雨入りの発表もありました。 これからは、気圧の変化により体調を崩しやすくなる季節です。 特に梅雨の時期に体調を崩しやすい人は、「お天気病」といわれるもので、天候の変化に よって体に不調を起こし、低気圧が来ると自律神経のバランスが崩れ、頭痛・めまい・むくみ・肩凝り・関節痛・集中力が低下する・気分が落ち込みやすくなるなどの症状を引き起こしやすくなります。 昔から、「雨の日は古傷が痛む」と言われていますが、低気圧により体の内圧が高まり、血管や神経が圧迫され循環が悪くなることで痛みを引き起こします。 人は大気の中で暮らしていますが、空気にも重さがあり(大気圧)、地上の人の身体にも圧力がかかっています。 人間や動物の体は、空気や液体が満ちあふれ外の空気と同じ圧力を持っています。 空気の重みは感じませんが、身体の中からも同じ圧力で空気を押し返して、その内外の微妙な圧力の変化を自然に調節しています。 もし、気圧よりも体の内圧が高くなってしまうと膨らんで身体は破裂してしまいます。 不調は、こういった自然な身体バランスを良好に保とうとする反応の一つです。 運動不足の人や、ストレスを抱えやすい人、これから暑くなる季節に冷房による冷えや外気との温度差などが原因で自律神経が乱れて症状を引き起こしやすくなりますので、日頃の生活習慣や環境に気を配ることが大切です。 最近では、スポーツ選手も心身のケアとして取り入れている、快適に過ごせる一つの方法としてスポーツアロマ・マッサージのお話をしたいと思います。 スポーツアロマ・マッサージとは 植物から抽出した香り成分である精油(エッセンシャルオイル)を使い、心と体のリラックスやリフレッシュを行い体の不調を回復させ、疲労回復を目的に行うケアの一つです。 症状や目的に合ったオイルを使用し、その成分を活かしてマッサージすることで筋肉痛の緩和やケガの予防など、様々な効果が期待でき、競技能力を高めることができます。 コンディショニングを整え、心身を穏やかに回復させ、健康や美容にも役立ちます。 アロマオイルの効果 ①香りの効果 エッセンシャルオイル(精油)の香りを嗅ぐことで、香りの刺激が嗅覚から脳に届きます。 香りの情報は自律神経系や神経系を鎮静させ気持ちを鎮めリラックスさせたり、消化活動を活性化させて食欲増進や胃を健やかにするように働きかけます。 また、ホルモンバランスを整え、免疫を活性化させる効果もあります。 鼻の中の天井部分には嗅上皮があり、そこに嗅細胞という神経細胞がたくさんあります。 匂いの認識は、嗅細胞から脳の嗅球で認識されます。 人の五感(視覚・聴覚・触覚・味覚、嗅覚)の中で、嗅覚だけが記憶や感情、本能行動、自律神経調節を支配する大脳辺縁系に直接伝達することができるため、香りで脳を刺激することにより身体機能の調節をすることができます。 ②身体の効果 エッセンシャルオイル(精油)を塗りこむことで、皮膚から吸収されたオイル成分が毛細血管やリンパ管で吸収されることで様々な効果をもたらします。 皮膚に塗られたオイル成分は分子構造が小さいため皮膚の奥までしみこみ、皮膚の保湿や乾燥から肌を守り美肌にも役立ちます。 また、マッサージを行うことで、全身の血行を良くして身体の老廃物を取り除き、筋肉の緊張を緩和したり、障害部位の回復を促進し、本来の身体機能を正常な状態に戻すように働きかけてくれます。 血行が良くなり代謝がUPすると、筋肉を動かしやすくなりエネルギーの燃焼も良くなるため痩せ体質につながります。 日々の疲労を回復するセルフケア 効果がある方法は、入浴時によく筋肉を温めてからオイルを塗り込みマッサージを行います。 入浴時でなくても大丈夫です。 1)疲れている患部にオイルを手のひらで擦るようにマッサージしていきます。 2)オイルが浸透してきたらゆっくりと筋肉を手の圧力を強めて圧迫したり、つまむ様に刺激を加えていきます。 3)オイルのべたつきがなくなってきたら、手のひらで優しく皮膚表面を擦りマッサージを終了します。 1部位のマッサージは、3分~5分程度を目安に行ってください。 ♢ 使用するオイルは、適度に肌滑りが良いものが扱いやすく皮膚トラブルを起こしにくいです。 ♢ 香りが好きな方は、体調や気分に合わせて色んな香りを楽しんで下さいね。 ♢ 香りが苦手な方は無香料のオイルもありますので心配ありません。 ♢ 敏感肌の方は、低刺激性のオイルを使用することをお勧めします。 ♢ また、アレルギーをお持ちの方は成分を確認してからご使用ください。 ♢ オイルには植物性と動物性のものがあります。植物性のものがお勧めです。 ♢ 美容効果をプラスしたい方は、美容液成分が含まれるオイルがあるので美肌効果がUPしますよ。 日々の活動に疲れている方や、スポーツ選手でも、心と体のバランスがとても大事ですね。 普段のケアに、スポーツアロマ・マッサージを加えることで予防医学と障害予防の相乗効果をもたらし、生活の質を改善・向上させてより快適な日々を送ることができます。 是非、身体のメンテナンスとして取り入れてみてください。 柔道整復師・鍼灸師 本校柔道整復学科 専任教員 川﨑有子]
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2024/05/10コラム
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2024/04/26コラム
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校です。 柔道整復学科専任教員、山中先生によるコラム 第27弾をお届けします! デトックス 皆さま、新年度が始まり生活のリズムはついてきましたでしょうか? 生活リズムや生活スタイルが変わったことにより体調に変化がでていませんか? 浮腫み(むくみ)が出ている、便秘気味になっている、体型の変化が気になる・・・等、 体調の悩みは出てきている方もいるのではないかと思います。 そんなあなたにおススメのポイントをいくつかご紹介します。 ①太谿(たいけい)穴 内くるぶしとアキレス腱の間にあります。 ペコっとへこんでいる場合は、疲れが出ているサインでもあります。 身体の元気を全身へ巡らせるポイントでもありますので、温めたり揉んだりしながら体に刺激を入れてみましょう。 ②天枢(てんすう)穴 臍の両側、指3本分のところにあります。 硬くなっている場合は、硬さをやさしくほぐしましょう。 冷えている場合は、ホカロンなどで温めてみてください。 ③大腸兪(だいちょうゆ) ちょうど、ウエストの高さにあります。 腰(骨盤の骨)に手を当て、親指のあたるところを目印に押したり温めたりしてみましょう。 上記の3点以外にも、たくさんツボはありますが刺激のしやすい所をご紹介いたしました。 足・お腹・腰を刺激して、身体に溜まった老廃物を体外に出していきましょう。 是非試してみてください。 ▽山中先生は本校TikTokでも活躍中✨ 是非ご覧ください!▽]
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2024/04/19コラム
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こんにちは!! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 川﨑先生コラムの第51弾をお届けいたします! 運動で頭が良くなる! 皆さん、新年度が始まりいかがお過ごしでしょうか? 学生は新しい勉強やクラスの雰囲気に慣れず、社会人は仕事で緊張が続き、そろそろ疲労・倦怠感を感じている方が多いのではないでしょうか。 一生懸命頑張ろう、期待に応えようと気持ちが張り詰める一方、不安感も大きくなり気づかないうちにストレスを感じ体調不良になってしまうことが多くみられます。 このような状況での解決策は、リラックスできるように環境調整をしてストレスから距離を置くことと、運動をすることです。 運動というと、ダイエットやメタボ改善、体力増強など体に良いということはわかっていると思いますが、脳の健康にも関係しています。 運動と脳の関係 運動は、ストレスの解消や生活の充実につながることがわかっています。 体に良いというだけでなく、運動をすることで、生活の中で物事を判断したり、遂行したり、社会的な生活を送るうえで欠かせない重要な機能である、記憶や思考、理解、判断などの向上、加齢に伴う老化現象や認知症、アルツハイマー、パーキンソン病などの神経性疾患の抑制や、運動神経障害からの回復など脳神経系への様々な効果をもたらし、脳の健康にも有益であることがわかっています。 全く運動をしない人に比べ、1週間に運動を約2時間以上している人は、抑うつになるリスクが約半分に抑えられるという調査結果があります。 リズミカルな運動をすると、セロトニンという悩みや不安をやわらげる物質が多く分泌されます。 セロトニンは、心身をリラックスさせ、脳エネルギー代謝の調節を行い、脳を活性化することで記憶力の向上や冷静な判断ができるように働きかけてくれます。 セロトニンは脳内神経伝達物質の一つなので、脳に関係すると考えるのが普通ですが、実はセロトニンは腸で作られ90%は消化管に存在しています。 脳内に存在するセロトニンは2%ほどで、セロトニンを増やすには食生活がとても大事になります。腸は「第2の脳」ともいわれ、腸内環境を整えることが脳や心身の健康につながります。腸活ってとても大事なんですね。 運動すると頭が良くなる! 運動で学力が向上することは科学的に実証されています。 脳の記憶をつかさどる海馬は脳に記憶を保持する役割をしています。 また、大脳の白質は情報を伝える役割をしています。 これらは身体活動量が多い人ほど活性化し体積が大きくなるとわかっています。 脳は30歳代から萎縮が始まり60歳代から明らかに進行していきます。 海馬が萎縮すると新しい情報を覚えにくくなります。それがもの忘れの症状として現れます。 しかし、運動により脳の働きを活発にして海馬の神経を新生することにより萎縮や衰えを抑制することができるのです。 ストレスも海馬の萎縮リスクが高まる要因とされているので、ストレス発散のためにも運動することが大切で、適度に体を動かした方が集中力が高まり学力を伸ばすことができます。 短期記憶から長期記憶へ 海馬は記憶の司令塔ですが、すべての記憶を保存するわけではありません。 「短期記憶」に関係があり、新しい記憶は海馬に一時保存されます。そのあと大脳皮質で大事な情報が「長期記憶」として保存されます。 短期記憶は、最高でも約7つまでしか暗記することができず、その記憶は10秒~15秒、長くても1分程度しか持たないと言われています。 しかし、短期記憶ができる情報量は情報のタイプによって変化していきます。 聞きなれない単語や、特徴などをイメージして、関連付けることで記憶量は増えていきます。 また、似た単語同士や派生語などをまとめて覚えるなど、大量の情報をあるグループに分けて覚えていくチャンキングにより増やすことができます。 短期記憶は意識的に維持しようと努力しないと忘れてしまい、長期記憶につなげていくためには、何度も復習と暗記を繰り返していくことが必要になります。 エビングハウスの忘却曲線から時間の経過とともに人の記憶がどのように変化していくかというと、人は以下のスピードで記憶を忘却していきます。 20分後 覚えた内容の42%を忘れる 1時間後 覚えた内容の56%を忘れる 1日後 覚えた内容の74%を忘れる 1週間後 覚えた内容の77%を忘れる 1ヶ月後 覚えた内容の79%を忘れる すぐに忘れてしまうと思うとがっかりしますよね。 しかし、人間の脳は忘れることにより記憶が整理され、より効率的に必要な記憶が引き出せるようにできています。 だから、忘れてしまうことは当たり前なんです。 長期記憶として必要な情報は、脳の海馬に「必要」と判断させることです。 そうすると、記憶は長期記憶に分類され、分類された長期記憶はいつでも取り出しができる状態になっている記憶としてずっと覚えておくことができます。 さて、本校でもサッカー部や野球部、柔道部などの部活動を行い、心身の健康や学習力UPに繋げています。 他と違うところは、トレーナーを育成するために部活の後はコンディショニングや外傷処置の勉強をしているところです。 部活で体を動かした後だからきっと効率よく学べているはずです。 学生の成長がとても楽しみで、頑張っている姿がとても微笑ましいです。 課外活動としてお料理教室も楽しく開催しました。 今年度の第1回目は、中華風ハンバーガーです。美味しそうですね。 部活もお料理教室も、各学年の枠を超えた交流の場として大切にしています。 柔道整復師・鍼灸師 本校柔道整復学科 専任教員 川﨑有子]
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2024/04/12コラム
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