柔道整復師・鍼灸師を育成する専門学校

日本医学柔整鍼灸専門学校

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【柳先生コラム】痛くない鍼はある? 皮膚表面を刺激して効果を出す“刺さない鍼”

2023/09/28

みなさん、こんにちは!
日本医学柔整鍼灸専門学校です。

本校教員が執筆するコラム「東洋医学を正しく知って不調改善」が日刊ゲンダイヘルスケアに掲載されましたので、ご紹介します!

痛くない鍼はある? 皮膚表面を刺激して効果を出す“刺さない鍼”

鍼は痛いというイメージをお持ちの方は多いと思いますが、実はまったく痛くない鍼というものもあります。

なぜ痛くないか?

それは接触鍼といって、皮膚表面を刺激して効果を出す、“刺さない鍼”だからです。

「刺さなくても効果があるのですか?」と患者さんによく聞かれます。

しかし、実はすごい効果があるのです。

東洋医学の考えでも、皮膚をなでたりこすったりして全身にあるツボを刺激することで、脳や内臓に働きかけ、心と体の健康を維持できるとされています。

とても軽い刺激ですから小さなお子さんにも使うことができ、そのやり方のひとつに「スキンタッチ」という方法があります。

お子さんの健康管理・健康増進を目的に古くから行われている「小児はり」を現代風にアレンジしたもので、鍼を使わずにご家庭にあるスプーンやドライヤー、歯ブラシといった生活道具を用いて刺激をするものです。

やり方は、スプーンの背の部分でお子さんの素肌をスリスリ優しくなでたり、ドライヤーの風でポカポカ温めたり、または歯ブラシでトントン軽く叩いて、スキンシップを取りながら心地よく刺激していきます。

実際こんな簡単なやり方でも、おねしょや疳の虫、夜泣きなどに効果があり小さいお子さんだけでなく、大人がやっても気持ちがいいものです。

またつまようじを数十本束ねたもので頭皮をトントン刺激すると頭皮の血行が良くなり、薄毛対策に効果的です。

専門的な道具がなくても鍼はできる。

ご家庭でお手軽に試してみてはいかがでしょう?

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柳 知佳 先生/鍼灸学科 専任講師
はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師。

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