柔道整復師・鍼灸師を育成する専門学校

日本医学柔整鍼灸専門学校

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【王先生コラム】東洋医学の不妊症に対するアプローチ

2023/09/06

みなさん、こんにちは!
日本医学柔整鍼灸専門学校です。

本校教員が執筆するコラム「東洋医学を正しく知って不調改善」が日刊ゲンダイヘルスケアに掲載されましたので、ご紹介します!

東洋医学の不妊症に対するアプローチ…腎の働きをよくする

五臓六腑の中で、生殖をつかさどる臓器が腎。

不妊症に対して、東洋医学では腎の働きをよくすることが最も重要だと考えられています。

そのため不妊治療には、この腎のパワーダウンを食い止める「補腎」が重要になってきます。

この「補腎」の考え方は、さまざまです。

性欲や精力減退が主症状の場合は「腎精」にアプローチしますし、精神的・肉体的疲労感が主症状の場合は「腎気」、腰や下腹部の冷え、全身の冷えが主症状の場合は「腎陽」、のぼせ、ほてり、寝汗が主症状の場合は「腎陰」にアプローチします。

漢方処方としては、六味地黄丸、八味地黄丸、牛車腎気丸などが知られています。

西洋医学で行われる最新の不妊治療(生殖補助医療)に東洋医学療法を加えることで、妊娠し、無事に出産に至った例は数多くあり、また東洋医学療法のみでも体調を整え妊娠に至ったケースも一定数あると報告されています。

子供が欲しいが、なかなか授からない……。

そんな場合は、不妊治療の経験のある漢方医や鍼灸師に相談するのも手です。

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王 瑞霞先生/本校鍼灸学科専任講師・婦人鍼灸ゼミ顧問
北京中医薬大学医学修士 日本大学医学博士 中医師
専門分野は内科・婦人科 漢方・薬膳などの中医学に精通

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