VRで楽しい授業習慣~脳の構造を理解しよう~

日本医学柔整鍼灸専門学校です。

先日、鍼灸学科にてVR(バーチャルリアリティ)を活用した模擬授業が行われました。

近年、デジタル分野が急速に発展し、そこから生まれた多彩な技術が多種多様な現場に取り入れられ世の中を一段と便利に変革しています。

その変化は教育の現場にも起こっており、本校を運営する学校法人敬心学園では、夢を持った学生たちの学びに「VR(Virtual Reality・仮想現実)」を導入する文部科学省主導のプログラム「専修学校における先端技術利活用実証研究」の開発に着手しました。

これまでの「座学」と「実習」の学習内容の中間にあたるレベルの学びをVRが担うことを目指し、実際の授業に取り入れながらより良いプログラムの構築に取り組んでいます。

今では多くの医療施設で使用されているVRの技術に触れようと、当日は多くの学生が参加しました。

まずは脳側面図の解剖用語を確認し、その部位をVRで触ってみます。

今までは平面で理解していたものが立体的になることで、学生からは「イメージしていたものより大きい!」「位置関係が解りやすい」との声が挙がりました。

授業を進める鍼灸学科の渡邊先生からは「解剖用語を文字で見たときに、頭の中に立体の映像が浮かんでいたら成功です」と、学習効果を説明。

続いて、脳血管障害の患者様におけるベッドからの起き上がりの介入を学んでいきます。

鍼灸師も病棟で麻痺により動けない方に鍼灸治療を行なったり、介護施設や在宅医療も担うこともできます。

起き上がりの介入は2025年問題に向け必要な知識と技術になります。

※2025年問題とは、西暦2025年以降、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、我が国が超高齢化社会になることを指します。 団塊の世代の人口は、現在約800万人です。 厚生労働省の試算では、この方々が75歳以上になると、現在約1,500万人の後期高齢者人口が、約2,200万人に膨れ上がる

VRの映像を見ながら患者役の学生へ「お年はいくつですか?」「お名前を伺っても良いですか?」と声をかけていきます。

映像の中に「お腹に力を入れて、目線は立ち上がる方向に向けて下さい」と手順も説明があるので、一つ一つクリアしながら介入を進めます。

これまで学生が練習する場合には介助者役と要介助者役で2人以上が必要でしたが、VRを利用すれば一人での練習も容易になるため、学生が完全に修得するまで繰り返し練習することもできますね。

今回、授業前に3問の小テストを行い3問とも正解した人は19人中0人でしたが、授業後に類似問題を出したところ19人中13人が全問正解

また、授業終わりに学生たちからは「先生方の実技動画をVRで見てみたい」「筋肉や骨の名称が出ると便利」など様々な意見が出ました。

授業を担当した渡邊先生からは「VRは骨や筋肉の標本としても活用できます。教科書の平面で学ぶ良さももちろんありますが、立体的に学ぶことで色々な情報が入り、深く学ぶことが出来るんです。教育も変わっていかなければなりません」と模擬授業を締めくくりました。

学生たちが今回のVR模擬授業で脳の構造についての位置関係を深く理解し、将来の医療に役立てることを願ってやみません。

 


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