柔道整復師・鍼灸師を育成する専門学校

日本医学柔整鍼灸専門学校

鍼灸学科 BLOG

高齢者鍼灸ゼミに行ってきました! ~便秘~

みなさんこんにちは!

日本医学柔整鍼灸専門学校、広報担当です。

本日は、4大鍼灸ゼミの1つ、高齢者鍼灸ゼミの実技授業を見学してきました!

講師は鍼灸学科専任教員の山中先生です。

高齢者の方への施術の場合、長時間のうつ伏せが困難であったり、どのような疾患があるのか?鍼灸をしていいのか?ということを確認する配慮が必要です。

より患者さんに寄り添った施術が求められるので、本日もたくさんの生徒が熱心に授業を受けていました!

テーマ:便秘

今や現代病ともいわれている便秘ですが、原因も様々です。

高齢者の方は、辛い食べ物の過食による排便困難「熱秘」というより、

・ストレスを受けたり長時間座って動かないことによる便意はあるが排便できない「気秘」

便意はあるが便が固く排便困難となる「虚秘」

腹部や四肢の冷え・頻尿などを呈し排便困難となる「冷秘」が主な原因です。

ここまでに出てきた「熱秘」「気秘」「虚秘」「冷秘」をゼミで細かく学ぶなかで、自分の便秘はどのタイプなのかもわかりますね!

フェイスシールドを付けて、実技に入っていきます。

高齢者の方の中には、ご自身の「痛い」「寒い」という身体状況を言葉にすることが難しい方もいらっしゃいます。

その為、言葉で問診するだけでなく、実際に体に触れる触診もとても大切です。

お腹に力を入れてもらう場合、そもそもお腹に力が入るのか?

患者さんは何歳なのか?

細かい設定を生徒同士で決めてもらい、2人1組になって実技が進んでいきます。

また、施術者の立ち位置も大切です。

患者さんの顔が見える位置で鍼を打つことを心掛けることで、顔色の変化に気付くことができます。

特に高齢者の場合は顔色が急に悪くなったりする場合もあるので要注意です。

「痛くないですか?」「寒くないですか?」と声かけをしていきながら施術を進めていきます。

施術が終わったら、打った鍼の本数と抜く本数が合っているかを確認し、患者さんの体を支えながら起き上がってもらいます。

転倒防止の為、最後の最後まで気が抜けませんね…!

次回は「吸玉(すいだま)」をメインに授業を進めていきます。

山中先生から「その日にパーティーがあって、背中の開くドレスを着る人は授業前に申告してね!」と声かけがありました。

患者さんに寄り添う施術を大切にする山中先生ならではの紳士的な言葉に、生徒達からも笑みがこぼれました♪

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