柔道整復師・鍼灸師を育成する専門学校

日本医学柔整鍼灸専門学校

鍼灸学科 BLOG

【コラム】スポーツ鍼灸でケガを治そう!

2021/03/24

こんにちは、日本医学柔整鍼灸専門学校です。

トップアスリートもケガの治療に好む「スポーツ鍼灸」という施術をご紹介します。

急性や慢性に問わず、スポーツによるケガの早期回復に、即効性のある鍼灸が用いられることが多くあります。

ここでは、スポーツトレーナーとして活躍できる鍼灸師の技「スポーツ鍼灸」について説明します。

1、スポーツアスリートに多いの悩み

①膝・足首・脛などを痛めやすい。

②腰や背中を痛めやすい。

③姿勢が悪い。

④骨盤が歪んできた。

⑤ケガをしたい身体作りをしたい。

⑥パフォーマンスアップを図りたい。

⑦走るフォームを改善したい。 など

アスリートはトレーニングや試合でスポーツ外傷と呼ばれるケガをしたり、痛みをかばって骨格のバランスが崩れてしまうなどの悪循環になることもあります。

 

2、鍼灸を知る

痛みなど問題のある患部や経穴と呼ばれるツボに鍼やお灸を用いて刺激を与え、疾病の治癒や予防をめざすのが鍼灸治療です。

人が本来もつ自然治癒力や免疫力を高めて治療から、病気の予防、ケガの予防までをおこないます。

 

身体には361か所のツボが存在すると言われており、その大きさは500円玉くらいです。

東洋医学ではツボのことを「経穴(けいけつ)」と呼ばれており、刺激すると症状を緩和し、弱った機能を回復させます。

 

<鍼灸治療の基本的な仕組み>

①鍼やお灸を用いてツボを刺激する

②皮膚や筋肉などの組織を微小に傷をつける

③傷を修復するために細胞が活性化する

④自然治癒力や免疫力を高める

 

3、スポーツ分野での鍼灸効果

 

鍼灸とは本場中国から伝わってきた東洋医学です。東洋医学では、ケガが発症する前に施術をすることでケガを未然に防ぐことができます。

この特性を活かしてスポーツ分野ではアスリートのコンディショニングに鍼灸が用いられています。

スポーツ鍼灸の治療では、筋肉の張りの改善や免疫力向上などを目的に施術をおこないます。

実際にも、プロ野球・Jリーグ・社会人スポーツな各種目でスポーツトレーナーとして鍼灸師が多く活躍しています。鍼灸師の活躍の場として、スポーツ分野は今後益々広がっていくでしょう。

余談ですが、グローバルに活躍する鍼灸師が増えています。

スポーツの分野では、日本人アスリートがアメリカやヨーロッパをはじめとする海外でプレーするときに、帯同することが多いのが鍼灸師である日本人トレーナーです。

日本人は鍼灸の手技が丁寧で繊細な施術をすると世界でも高く評価をされています。

>>アメリカのメジャーリーグで活躍する鍼灸師に会いに行く フロリダ研修の記事はこちら

将来、スポーツ現場で活躍するスポーツトレーナーになるために、鍼灸師を目指すのも近道と言えるでしょう。

 

>>日本医専のスポーツトレーナーについてもっと詳しくみる

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