柔道整復師・鍼灸師を育成する専門学校

日本医学柔整鍼灸専門学校

柔道整復学科 BLOG

【片橋先生コラム・第34弾】学校でカードゲーム~人生を考える~

2023/03/22

日本医学柔整鍼灸専門学校です。

今回は片橋先生によるコラム・第34弾をお届けします!

学校でカードゲーム~人生を考える~

今日のタイトル、気になりましたよね?

なんと、授業でカードゲームが登場しました!!

題して「もしバナゲーム」!

もしバナゲーム

ご存知の方はいらっしゃいますか?

みなさんが、例えばあと3か月しか生きられない、と設定して、どのような最期を迎えたいのか、希望する内容のカードを集めるゲームです

亡くなる前の、個人的な整理や遺言などを行う終活とは違います。

あくまでゲームですが、どのような状態で最後を迎えたいのか、身体的、心理的、肉体的に、最後に望む環境は何なのか、チーム内で自分に必要なカードを選びます。

カードの枚数は5枚1枚捨てて1枚選びます

「え~」
「○○だな」
「これはいらない」

わいわいブツブツ声に出したり、じっと考え込んだり、ゲームといえども真剣に選んでいましたよ。

チームやクラスによって、または年齢層によって、選ぶカードが全然違いました。

【親友が近くにいる】
【家族に迷惑をかけない】
【医療機器につながれていない】
【ユーモアがある】などなど

みなさんなら、どれを選びますか?

カードを全部開いて、交換するものがなくなったらおわり。

集めたカードを優先順位で並べてスマホでパチリ!写真に残します。

最後に、集めたカードの中で優先順位が高いものについてチーム内で、なぜそれを選んだのかを理由をつけて発表しました。

仲の良いチーム内での発表は、友達の新たな面を発見するとともに、その人が最後に望むことを知ることになります。

海外発祥のこのゲーム、医師が作った日本版は介護現場の研修で大人気とのこと。

救急救命士としても活躍されてきた講師の授業での、もしバナゲーム。

介護や救急の現場は死と向き合わなければならないことがあります。

その時は、急に来ます。

いざというときに自分はどうしてほしいのか、大切な人に知らせておくことは自分の望む最後を迎えるうえでとても意義のあること。

私も家族とやってみたくなりました。

(監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員)


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