【片橋先生コラム・第2弾】鬼と豆と桃

こんにちは!
日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。

2021年から、本校柔道整復学科教員によるコラムがスタート!
片橋先生による第2弾「鬼と豆と鬼」です♪

鬼と豆と鬼

みなさん、こんにちは。はじめまして。柔道整復学科専任教員の片橋です。
コロナ禍の中、いかがお過ごしでしょうか。

2月に入り節分が過ぎましたね。
昨年は鬼の映画が大ヒットし、まだまだブームですね。
作品を観ていない私に、学生が熱くそのストーリーを語ってくれました。

さて、昔は災害や病気など目に見えない恐ろしいことの原因を疫病神や邪気(鬼)、怨霊、神罰、虫などの仕業と考えていました。これらを追い払うために、加持祈祷、お祓い、祭礼の儀式を行い、お札やお守りを大切に持っていました。節分もそのひとつで、追儺(ついな)という悪鬼・疫癘(えきれい)を追い払う中国から伝わった宮中の行事だったそうです。鬼に扮した役人を桃の弓、葦の矢で追いかけていたとか。

鬼と桃の関係は古く、現存する日本最古の歴史書『古事記』(奈良時代)に記されています。

イザナギノミコトが黄泉(死者の世界)から脱出する際に、追いかけてきた黄泉の国の軍勢に向かって、桃の実を投げました。すると、追って達は逃げていきました。

女王卑弥呼がおさめた邪馬台国の有力候補地とされる奈良県の纒向(まきむく)遺跡(3世紀初め~4世紀初め)では大量の桃の種が出土しています。祭祀(さいし)で使われた後に捨てられたと考えられているようですね。

朝廷の追儺が民間の節分に形を変え、炒り豆をまくようになった理由は諸説あるようです。
中国の医書 『神農本草経』に書かれていた。
鬼の魔の目=「魔目(まめ)」に豆を投げることは、魔を滅する=「魔滅(まめ)」に通じ、豆を炒ることは「魔を射る」につながる。

昔からの風習や知恵と医療は密接に関係してきました。
「病は気から」ということばもあります。除災招福で健康を保ちましょう。

(監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員)

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