日刊ゲンダイヘルスケアにて連載中!「東洋医学を正しく知って不調改善」第二十八回
2022/07/27
みなさん、こんにちは!
日本医学柔整鍼灸専門学校の広報です。
本校鍼灸学科教員が執筆する「東洋医学を正しく知って不調改善」の第二十八回が日刊ゲンダイヘルスケアに掲載されましたので、ご紹介します!
がん治療における東洋医学の役割は? 再発対策としても注目
がん治療専門病院の中には漢方外来を設け、さまざまな漢方薬の処方を行っているところも増えてきています。
例えば漢方薬の「大建中湯」という処方薬は、外科や婦人科の開腹術後で腸の働きが悪い場合や、放射線治療による放射線腸炎、鎮痛剤のモルヒネの副作用による便秘などの改善に使われています。
また、抗がん剤による倦怠感、無力感、食欲不振、食べても味がしない、吐き気などには「六君子湯」、免疫力の維持およびがんの再発予防には「補中益気湯」や「十全大補湯」などといった漢方薬が処方されています。
鍼灸治療も、抗がん剤治療に伴う肢体の痛みやしびれ、がん治療全般に広く応用されています。
いまや、がんに対する上記のいわゆる標準治療に東洋医学を加えることは、決して珍しくありません。
西洋医学の負の部分をカバーし、がん患者さんの生活の質(QOL)および生存率の向上に大きく貢献すると考えられるようになっています。
王 瑞霞先生/本校鍼灸学科専任講師・婦人鍼灸ゼミ顧問
北京中医薬大学医学修士 日本大学医学博士 中医師
専門分野は内科・婦人科 漢方・薬膳などの中医学に精通
週末のイベントでは先生ともお話しができます!
>>オープンキャンパス情報はこちら
先生のコラムや授業の様子がわかる!
>>ほかの鍼灸学科ブログはこちら
まずは日本医専を知ろう!
>>日本医専の資料請求はこちら
新着記事
-
2024/09/26その他
- 【日本医専付属 美容鍼灸サロンAcure】早稲田地球感謝祭2024 出展しました!
-
日本医学柔整鍼灸専門学校です。 本校の付属施設「美容鍼灸サロンAcure」が早稲田地球感謝祭2024へ美容鍼体験で出展させていただきました! 早稲田地球感謝祭2024 早稲田地球感謝祭とは、1996(平成8)年に始まった環境、福祉、防災などをテーマにしたイベント「エコサマーフェスティバル」を前身とし、2001(平成13)年から「早稲田地球感謝祭」として毎年開催されてきました。 そんな歴史深いこのイベントは、毎年延べ3万人の来場者があり、早稲田の商店街で主催するイベントとしてはもちろんのこと、早稲田の地域イベントとしても最大規模のものです。 日本医専卒業生であり、美容鍼灸サロンAcure 代表の森山 敦美先生による美容鍼を体験できるということで、当日はたくさんの方にご来場いただきました。 初めて鍼を体験する方や、身体にはうったことがあっても、顔には初めて・・・という方まで様々いらっしゃいましたが、皆さん効果を実感し、美容鍼灸に興味を持っていただけてとても嬉しかったです。 施術の様子は、日本医専公式Instagramのハイライト「美容鍼灸サロン Acure」で公開していますので、是非ご覧ください。 <<日本医専公式Instagram>> 美容鍼灸サロンAcureは、より多くのお客様に美容鍼灸の効果を体感していただくために、ご希望にあった施術と通いやすい価格をご提供しています。 ご予約は公式HP、もしくはホットペッパービューティーをご利用ください。 <<美容鍼灸サロン Acure 公式HP>> <<ホットペッパービューティー>> 皆様のお越しを心よりお待ちしております。 おまけ (施術以外の時間は早稲田地球感謝祭2024 スタッフTシャツを着用し、地域の方々と一緒にイベントを楽しみました!✨)]
-
2024/06/20その他
- 【不妊治療・婦人科治療】田中レディスクリニック渋谷様と提携しました。
-
日本医学柔整鍼灸専門学校です。 この度、妊娠を望むすべての方に寄り添う不妊治療クリニックの【田中レディスクリニック渋谷】様と提携しました! 本校・鍼灸学科の婦人鍼灸ゼミでは不妊症、生理不順、冷え性、更年期障害、悪阻(つわり)など、婦人科系疾患や女性特有の身体の不調を緩和する施術を身に着けます。 また、本校附属の臨床施設・敬心鍼灸院でも、日本鍼灸と中国鍼灸の両方の技術を取り入れた不妊鍼灸治療を行っています。 田中レディスクリニック渋谷様と提携し、学生にとってより深い学びを提供できるよう学校としてサポートしていきます。 オープンキャンパスでは、婦人鍼灸ゼミのご説明や、鍼に触れることができますので、お気軽にお越しください。]
-
2023/12/18美容鍼灸ゼミ
- 【美容鍼灸ゼミ】首やせ・小顔・リフトアップの施術法
-
こんにちは!! 日本医学柔整鍼灸専門学校・広報担当です。 本日は鍼灸学科のレポートをお届けします✨ 美容鍼灸ゼミ(2年生) このゼミでは美容鍼灸の基礎から応用までを学び、臨床に使える技術を習得します。 筋肉、リンパへのアプローチから、ピコリナ(パルス)を使用した首やせ、リフトアップの仕方、ほうれい線や額のシワのアプローチ方法など、様々な美容鍼を学ぶことができるゼミです。 テーマは「首やせ・小顔・リフトアップの施術法」! 担当は鍼灸学科 専任教員の遠藤先生です。そして卒業生の大江さんもチューターとして入っています。 鍼灸学科の実技授業・ゼミは「教員2名のサポート」で運営しています🎵 今回のゼミで扱うピコリナ(パルス)は微弱電流をながす治療器です。 鍼に流れる電流によって筋肉に刺激を入れ、緩ませることができます。 電流の大きさを微調整でき、症状別に設定を変更可能なセイリン株式会社の製品です。 ※セイリン株式会社で勤務する日本医専の卒業生 山本さん🎵 鍼灸師として独立経験があり「鍼灸の魅力を広げたい」の想いからキャリアチェンジ。✨ 器機の使い方をレクチャーするためにゼミに来ていただいています! ペアになって施術スタートです。まずは顔まわりではなく足の甲に鍼を刺します。 鍼には血管を拡げる効果があり、顔・頭部中心に鍼を刺すと上半身は血流は良くなります。 足の甲から鍼を刺す理由は、ほてりやのぼせの防止、足先の冷えを防ぐためなのです。 首やせ(天容・完骨) 次に首まわりの天容(てんよう)・完骨(かんこつ)にそれぞれ鍼を刺します。首やせを期待できる2つのツボです。 先生から「鍼の半分まで入れないと筋層まで届かないですよ」と指導が入りながら、施術が進んでいきます🎵 ツボの場所によってピコリナ(パルス)の設定を変える必要があり、先生に確認しながら取り扱いを学びます🎵 小顔・リフトアップ(大迎・下関)と(頭維・角孫) 首やせの施術が終了後、小顔・リフトアップの施術です。 下あごのエラ周辺にある大迎(だいげい)と耳穴の近くにある下関(げかん)というツボに、鍼を刺し電流を流します。 頭皮にある頭維(ずい)・角孫(かくそん)というツボにも鍼を刺します。 ツボの名前や位置をしっかり勉強して、多くの方がスムーズに施術を進めていました🎵 「通常授業とゼミを合わせて実技の時間が多く、いっぱい練習ができています!」と話す学生さん🎵 アウトプットの機会が多いと、座学で学習した内容も定着しているのですね。 最後にリンパを流すように首まわりをマッサージします🎵 ビフォーアフター 施術前後の違いを比べてみました🎵 各写真の右側を見て、ビフォーと比べると… ●お顔のトーン ●頬のたるみ が改善されました✨ ※施術効果は個人差があります。 日本医専は実技・演習の時間が多いカリキュラムです。 美容鍼灸の技術は授業時間内ではもちろん、授業時間外のゼミでさらに学べます!! 本校で学び、美容鍼灸師として活躍する卒業生も紹介しています! ≪日本医専の美容鍼灸・卒業生の紹介はこちら≫ 仕事と両立しながら美容鍼灸師を目指す社会人が多い日本医専✨ 鍼灸学科での学び方やカリキュラム、学費・入試については誰でも参加できる週末オープンキャンパスでご相談ください! ≪日本医専 週末オープンキャンパスの申込はこちら≫ ≪平日開催!好きな時間帯を選べる「個別相談会」の申込はこちら≫ ★まずは日本医専を知ろう!★ ]
-
2023/11/30その他
- 【王先生コラム】漢方薬に即効性のある薬はあるのか? 感染症にも使われている
-
みなさん、こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校です。 本校教員が執筆するコラム「東洋医学を正しく知って不調改善」が日刊ゲンダイヘルスケアに掲載されましたので、ご紹介します! 漢方薬に即効性のある薬はあるのか? 感染症にも使われている 中国が起源の漢方医学は2000年もの歴史がありますが、そんな長い歴史の中で繰り返し用いられてきた漢方薬には即効性のあるものもたくさんあります。 おおよそ1800年前に成書され漢方医学に最も影響をもたらした、日本でも広く知られている中国伝統医学古典「傷寒論」は、現在でいうインフルエンザ、チフス、マラリアなどの急性感染症に関する専門書として有名であり、この本の中にある当時の漢方処方は、今でも医療現場で応用、活用されているほどです。 例えば、よく知られている麻黄湯、葛根湯はいずれもこの「傷寒論」の処方。 特に麻黄湯はインフルエンザに効き、葛根湯は風邪のひき始めに使われますが、どれも現代医学の薬と同等の即効性が認められた研究結果が出ています。 また、最近のコロナ感染症にも「傷寒論」の処方やその後の温熱病(急性熱性感染症)処方を用いた治療や研究も多数行われ、感染した早い段階に漢方薬を投与することにより、コロナの重症化や合併症の防止に有意義であることが報告されています。 <<記事全文はこちら>> 王 瑞霞先生/本校鍼灸学科専任講師・婦人鍼灸ゼミ顧問 北京中医薬大学医学修士 日本大学医学博士 中医師 専門分野は内科・婦人科 漢方・薬膳などの中医学に精通]
-
2023/11/07その他
- 【西野先生コラム】東洋医学では「脱毛」や「育毛」に対して打つ手があるのか
-
みなさん、こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校です。 本校教員が執筆するコラム「東洋医学を正しく知って不調改善」が日刊ゲンダイヘルスケアに掲載されましたので、ご紹介します! 東洋医学では「脱毛」や「育毛」に対して打つ手があるのか 男女を問わず誰でも、日ごろから自分の頭髪のことを気にしている方は少なくないはず。 中でも男性は、年齢を重ねるにつれ脱毛や育毛の悩みを抱えるようになりがちではないでしょうか。 東洋医学では髪を「血の余り」と捉えています。 髪は豊富な栄養分を有し、体を滋養する血によってできたもの。 栄養失調や過労、ケガ、長期にわたるストレスや怒り、ショックなどで血の巡りが悪くなると、髪に栄養が運ばれなくなり、髪が細くなり、脱毛が起こるとされています。 育毛の代表的なツボは3つ。 まず「血海(けっかい)」。 膝のお皿の内側、お皿から指3本ほど上にいったところにあります。 次に「百会」。 頭のてっぺんにあります。 両耳の頂点からまっすぐ頭頂に向かった線と、両眉の中間からまっすぐ頭頂に向かった線が交わるところにあります。 そして、百会から指1本分後ろ側「防老」。 セルフケアとして、いずれも気持ちいい強さで押すようにするといいでしょう。 さらに、規則正しい生活も重要です。 たばこ、お酒、刺激の強い食品は控えめに。 できる範囲で、少しずつ実践していきましょう。 <<記事全文はこちら>> 西野 祐介先生(鍼灸学科専任教員) はり師・きゅう師・柔道整復師。]