柔道整復師・鍼灸師を育成する専門学校

日本医学柔整鍼灸専門学校

鍼灸学科 BLOG

日刊ゲンダイヘルスケアにて連載中!「東洋医学を正しく知って不調改善」第二十一回

2022/06/02

みなさん、こんにちは!
日本医学柔整鍼灸専門学校の広報です。

本校鍼灸学科教員が執筆する「東洋医学を正しく知って不調改善」の第二十一回が日刊ゲンダイヘルスケアに掲載されましたので、ご紹介します!

漢方や鍼灸で「頭痛」も治せるのか “一次性”が治療対象

頭痛は頭部に感じる痛みの総称で、後頭部と首の境界、目の奥の痛みなども含まれます。

非常に多くの方が経験している症状です。

原因が特定できないものを「一次性頭痛」。緊張型頭痛、片頭痛、群発性頭痛などが該当します。

脳血管障害など原因疾患が特定できるものは「二次性頭痛」といいます。

頭痛を訴える人の多くは一次性頭痛が多いかと思われますが、東洋医学で頭痛の主な治療対象となるのは、この一次性頭痛です。

片頭痛の場合、漢方の処方でいえば、前触れとしてむくみが、そして回復期には利尿が表れることから、体の中の水の滞り(水滞)を改善させる生薬「五苓散」「呉茱萸湯」を用い、月経時に伴う血の滞りを改善させるには「当帰芍薬散」「桃核承気湯」という生薬がよく用いられます。

指先を揉むことでも効果あり

鍼灸治療となると、頭痛が起こる部位によって分類し、体にめぐる気・血・水の循環経路である経絡に基づいた施術が行われます。

この経絡に関していえば指先を揉むことでも効果があり、たとえば「太陽経頭痛」は手足の小指、「陽明経頭痛」は人さし指、「少陽経頭痛」は薬指、「厥陰経頭痛」は手の中指と足の親指がよく効きます。

日頃からおうちで揉んでみて気持ちが良い、効きそうな指を刺激することもいいでしょう。

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天野陽介先生(鍼灸学科専任教員)
北里大学東洋医学総合研究所医史学研究部客員研究員も務める。
日本伝統鍼灸学会、東亜医学協会、全日本鍼灸学会、日本医史学会、日本東洋医学会所属。


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