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日本医学柔整鍼灸専門学校

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【コラム】「マスク肌荒れ」を防ぐには

2021/10/12

こんにちは。
日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。

こんにちは!日本医学柔整鍼灸専門学校です。
毎日のマスク生活は肌への負担も増えてしまっているせいか、マスク肌荒れ・マスクかぶれを実感する人も増えているようです。

1、マスク肌荒れの実態

企業によるマスク生活に関するアンケート調査では、1カ月にほぼ毎日マスク生活という人が約70%、さらには1年以内でマスクによるお肌トラブルを経験したことのある人は約3人に1人というほど、最近ではマスク生活によるお肌トラブルを感じている人が増えています。

■マスク肌荒れの具体的症状

1、 湿度変化による皮膚炎
マスク内の温度変化によって肌荒れが起きる原因のひとつとして湿気による蒸れがあります。
湿度は一見お肌に潤いを与えてよさそうなイメージを持ってしまいがちですが、マスク着用による過剰な湿度ではお肌がふやけてしまい外部環境の影響を受けやすくなります。
暑い日は汗や皮脂の過剰分泌がかゆみを引き起こすこともあります。
マスク蒸れで発生した菌によって皮脂分解物が刺激となって「脂漏性皮膚炎」などの皮膚炎を発症してしまいます。

2、 マスクのつけ外しによる摩擦
日中飲み物を飲んだり、食事をしたりするときにマスクを外すこともありますが、このマスクのつけ外しのたびにお肌とマスクがこすれて、摩擦ダメージを受けています。
これによってかゆみやかぶれの原因となってしまいます。

3、 マスクを外したときの乾燥
ずっとマスクをしているとマスクの中は湿気で蒸れている状態ですが、これがマスクを外すことによって溜まった湿気が急激に蒸散することでお肌の中の水分まで一緒に奪われてしまうのがマスク乾燥です。
特にこれからの季節乾燥しやすい秋冬は余計に肌のかゆみを感じやすくなってしまうので注意したいシーズンです。

マスク荒れやかぶれを防ぐためには、マスクの内側で汗をかいたらこまめに拭いて、拭いたあとには保湿ケアをしっかりしましょう。

2、不織布マスクの肌荒れがつらいときに

これまでは若年層でウレタンマスクが流行ったり、布や絹などデザイン性の高いマスクをしている人もよく見かけましたが、デルタ株の流行で不織布マスクを着用する人が増えてきました。
スーパーコンピューター富岳でもウイルス対策として最も有効なのは不織布マスクという結果も発表されました。

でも不織布マスクだけを着用したら、肌荒れがひどくなってしまったという人も少なくありません。
不織布マスクはウイルス対策としては有効でも、息苦しい・蒸れる・ごわごわするなどの着け心地ではウレタンマスクや布マスクに比べて気になるところもあります。
効果的でもお肌にダメージを与えてしまうのは悩ましいですね。

その対策として「二重マスク」もおすすめです。

夏の暑い季節は避けたい二重マスクですが、これからの秋冬シーズンであれば可能かもしれません。

・不織布マスクの下に1枚あることで、不織布が直接に触れなくなる
・蒸れをもう1枚のマスクに吸収させることでさっぱりした使用感になる
・2重にすることでフィルター機能が強化できる
・汚れてもすぐに替えられるため衛生的

二重マスクをするときには、吸湿性・通気性がよく肌に優しい素材がおすすめです。
肌荒れが気になる方も安心して使えるシルクなどもよいでしょう。

ワクチン接種は進んでいるものの、もうしばらく続きそうなマスク生活。
少しでも快適かつ健康に、そして肌荒れを防ぎながら過ごていきたいですね。

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