柔道整復師・鍼灸師を育成する専門学校

日本医学柔整鍼灸専門学校

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【鍼灸学科】第68回日本東洋医学会学術総会にて天野先生が講演をおこないました!

2017/06/20

こんにちは。
日本医学柔整鍼灸専門学校・広報担当です。

6月4日(日)は本校の学園祭が行われました。(学園祭の様子はこちらから)

その同時期、6月2日~4日に第68回日本東洋医学会学術総会が名古屋国際会議場で開催され、鍼灸学科専任教員の天野先生が参加しました。

日本東洋医学会は昭和25年(1950)に設立され、東洋医学に関するさまざまな事業を行っている、日本の東洋医学界では最大の学会です。およそ9000名いる会員の約8割が医師で、日本医学会の分科会にもなっています。

年に1回行われる学術総会は、今年は名古屋で開かれました。

天野先生は「灸関連用語に関する一調査」と題した一般演題を発表。

お灸はモグサを燃焼させて温熱刺激を与える治療法で、古代中国から行われている鍼灸治療の一翼を担うものです。その灸治療は日本で盛んに行われてきており、特に透熱灸という手法は日本鍼灸の特徴のひとつとされています。お灸を効果的に行うためには繊細な技術が必要で、本校の学生さん達もお灸実技の授業で熱心に練習を重ねています。

そのようなお灸に関する用語について、現代日本での様相を調査したのが今回の発表でした。長い歴史を持つお灸療法を今後もしっかりと伝承していくためには、道具や技術を具体的に表す用語の整理が必要だということを示した内容でした。

一般演題の発表の他に、一般演題の医学史セッションの座長(進行や取りまとめ役)を務めたり、担当している委員会の会議に出席したそうです。

ちなみに、天野先生は盛り上がった学園祭の様子を聞いて、参加できなかったことを残念がっていました。

天野先生、学術総会へのご参加お疲れ様でした。
来年は学園祭に参加できるといいですね!

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