柔道整復師・鍼灸師を育成する専門学校

日本医学柔整鍼灸専門学校

柔道整復学科 BLOG

川﨑先生コラム 第25弾「こんな進路もあるよ!部活指導員」

2022/08/05

こんにちは!

日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。

川﨑先生コラムの第25弾をお届けいたします!

こんな進路もあるよ!部活指導員

柔道整復師は、接骨院、整形外科、フィットネスジム、スポーツトレーナー、介護福祉施設などが主な就職先ですが、スポーツに関わる仕事として、最近では柔道整復師の資格を持ちコーチ兼トレーナーとして、学校の部活動やクラブチームで活躍している方が多くいます。

競技に対する専門的なスキルと、障害予防に対する人体の構造と機能の知識を兼ね備えているので選手一人ひとりに対して必要な要素を考えることができ、強い選手の育成とチームの強化にもつながり心身ともに寄り添った指導ができることが魅力でもあります。

柔道整復師と部活指導員の関係

  

柔道整復師と部活指導員は関連がないように思うかもしれませんが、技術的な指導をしていくためには運動メカニズムの知識は必要となってきます。

専門的に学ぶとなるとトレーナーの仕事と両立ができる柔道整復師を選ぶことが多いです。

柔道整復師の資格を持つことで人体の構造と機能を理解し、外傷処置と障害予防、トレーニング理論、コンディショニングケア、栄養学などの専門知識を身に着けることができます。

なので、部活指導員が柔道整復師の資格を持つことは、ケガの予防やケガをした時の対応や今後のリハビリ指導、競技パフォーマンス向上に必要なトレーニング方法の指導、運動する上で必要な最低限の身体の使い方、競技レベルでの身体の使い方の指導など日々のコンディショニング指導を含めた総体的な指導をすることができます。

本校の学生の中にもクラブチームのコーチとしてアルバイトをしている学生がいます。

早く資格を取って練習指導以外で選手の力になりたいと頑張っています。

トレーナーとして選手をサポートするためには

まずは、競技の動きや性質など競技性をよく理解することが必要不可欠です。

その動きのメカニズムからトレーニングメニューの指導や動作指導を行い「ケガをしない・させない体作り」

ただ障害に目を向けるのではなく、”なぜ障害につながってしまうのか”を考えて競技性から必要な身体能力を強化していき、練習メニューを組み立てることがパフォーマンス向上につながり良い選手を育成することに繋がっていきます。

部活指導員になるには

部活指導員とは、「中学校・高校の部活動において、学校長の監督下で顧問の代わりに単独で指導・引率ができる人のこと」です。

学校教育法において学校職員という身分が定められ学校職員という位置づけですが、公務員ではないため他職との兼業が可能です。

また、教員免許がなくても、指導経験があり、公益財団法人日本スポーツ協会等の団体認定の指導員資格があれば部活指導員になることができます。

例えば、私の場合柔道競技において、公益財団法人全日本柔道連盟の指導者認定を受けていますので、外部指導員として学校の武道の授業や柔道部の指導員になることができます。

部活指導員として働く

部活指導員はキャリアを広げてくれる職業ですが、それだけで生計を立てることは難しいです。

なので、ほかの仕事と両立させながら生活することになります。

ほとんどは、接骨院など治療院に勤めながら平日の夕方や土日に部活指導員として勤務することが多いです。

その他に、フリーランスとして企業に所属せずに個人事業主として活動を行う人であれば、働き方には複数の選択肢があります。

一つの職場だけでなく、働く場所や時間を自分自身で選択出来るため、理想とするライフスタイルを実現しやすくなります。

部活指導員として大切なこと

専門的な知識・技能を持ち、適切な指導が行われ想定される事故・ケガの未然防止することが大事です。

全ては部活動の質を向上させるために部活指導員を雇用しています。

実技指導、安全障害予防、技能指導、大会等の引率、事故が起きた際の対応など職務は責任が大きいです。

終わりに

今まではスポーツトレーナーとして働きたいという人が多かったが、最近では、多様性に富んだ働き方でコーチ兼トレーナーを目指す人も多くなっています。

コーチングスキルやトレーニング法や体のケア方法も、常に進歩しています。

向上心の強い選手ほど最新の情報を求めています。

常に新しい情報を集め選手に明確な情報を伝え説明することも大切な仕事です。

柔道整復師・鍼灸師
本校柔道整復学科 専任教員 川﨑有子


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