子どもの成長痛

こんにちは。
日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。

子どもの頃に「成長痛」を経験した方も多いのではないでしょうか。
今回は成長痛について、その特徴や原因、対処法について詳しく説明します。

1、成長痛とは?

日中には痛みのなかった子どもが、夕方くらいになると急に膝などが痛いと訴え出す。
そして翌日になるとまた何ごともなかったかのようになる。このように成長痛は一過性の痛みです。

●成長痛の特徴

①足や膝、かかとなどに痛みが出やすい。
②夕方から夜にかけて痛みを訴える。
③一過性のもので、30分~1時間で痛みが落ち着く。
④定期的ではないが、繰り返し痛みが起こる。

 

2、成長痛の原因は?

成長痛の原因は未だにはっきりとは解明されていませんが、大きくは2つの原因があると言われています。

●原因1:「昼間の疲れ」

成長期の子どもは骨や筋肉、関節が成長途中の段階で柔らかいため、激しく動いた等の疲労で痛みが生じやすいことも考えられています。
日中や放課後にたくさん走り回ったり、ダンスやバレエのレッスンがあった日などはその疲労感が夜になって痛みを引き起こすこと原因ともされています。

●原因2:「精神的なストレス」

学校の入学や卒業、クラス替えなどの環境の変化や、親がかまってくれないなどの精神的なストレスや不安も成長痛の原因を考えられています。

 

3、成長痛はいつ起こる?

●幼児

一般的には小学生から中学生に起こりやすいのですが、幼児に起こることもあります。
幼稚園や保育園の4、5歳の時に痛みを感じる幼児もいます。成長痛で夜泣きが続くといったこともあります。

●小学生

一般的に成長痛が起こりやすいのは、小学生から中学生にかけてです。
この時期は体も大きくなる時期で、男の子に多く見されるようです。スポーツを激しくしている子どもは成長ホルモンの分泌量の変化や筋肉が大きく向上するこの時期に痛みが出ることが多いようです。

●中学生~高校生

中学生や高校生では、部活などで日常的にスポーツをしている子どもが、膝などに痛みを訴えるケースもあります。これはオスグッドやシンスプリントと呼ばれ、激しい運動や反復運動を繰り返すことで起こります。

 

4、成長痛の対処法とは?

子どもが「足が痛い」と訴えてきたら、どのような対処法があるのでしょうか。
ここでは成長痛の5つの対処法をお伝えします。

①安静にする

成長痛は基本的には一過性の痛みですので、痛みがあるときには安静にしましょう。
痛みがひどい場合には無理をせず、部活やレッスンなどはお休みをするとよいでしょう。

②患部をさする

成長痛は精神的ストレスから起こる場合もあるので、優しくさすってあげましょう。
痛みがある部位をさすってあげたり、幼児の場合には抱っこしてあげるなどのスキンシップで安心感につながり、痛みが緩和することがあります。
痛みを仮病扱いして子どもの心を傷つけないようにしましょう。

③充分な睡眠をとる

日中に激しい運動をして疲れた体を、睡眠でしっかりと回復させてあげることも重要です。夜更かしはほどほどにして、体をきちんと休ませてあげましょう。

④運動前後にストレッチをする

急に体を動かすと筋肉や関節に負荷がかかってしまいます。まずがストレッチをしてから運動をすると体の負担が軽減します。そして、運動後はまたストレッチでクールダウンをすることをおすすめします。

⑤痛みを感じる部分を冷やす

痛みを感じる部分をアイスノンや湿布で冷やすことで痛みが和らぐこともあります。
また逆に、お風呂で温めると緩和するケースもありますので、その子どもにあった対処法を見極めましょう。

 

5、痛みが続くようなら病院へ

成長痛の痛みは基本的には一過性です。痛みが長くようであれば、医療機関への受診をおすすめします。

・痛みが8時間以上も続く。
・痛みの部位が毎回同じ。
・痛みがどんどんひどくなる。
・腫れがある。
・発熱を伴う。
・足を引きずるように歩いている。

このような症状の場合には、成長痛と似たような「病気」も考えられるため、整形外科や小児科などを受診しましょう。

 

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