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VOL.2スポーツトレーナーの種類と仕事『スポーツトレーナーを目指そう!』

2019/06/19

 

 
スポーツトレーナーは、スポーツ選手がベストなコンディションで試合中にプレーできるようにサポートする仕事です。
そして、サポートする分野によってそれぞれ名称が異なって呼ばれることがあります。
今回はスポーツトレーナーの種類と仕事内容について、具体的にご紹介します。

 

4つの種類のスポーツトレーナー

 

①アスレティックトレーナー(スポーツ外傷を担当)

 
「アスレティックトレーナー」と呼ばれるスポーツトレーナーについてご紹介します。
アスレティックトレーナーは、おもに練習や試合などのスポーツ現場で選手が打撲や裂傷などのケガをしたときに、アイシングや止血、テーピングなどの応急処置をおこなって、
場合によっては救急車を呼ぶなどの判断をするスポーツトレーナーのことです。
また、疲労回復のためにスポーツマッサージをしたり、リハビリ指導、ケガ予防のための身体のケア法の指導もおこないます。

 
アスレティックトレーナーは、ケガの手当てやスポーツ選手の体調管理がおもな仕事となるため、柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ師の医療系国家資格を取得している人が多いです。

 

②メディカルトレーナー(ケガからの復帰サポートを担当)

 
「メディカルトレーナー」と呼ばれるスポーツトレーナーについてご紹介します。
メディカルトレーナーは、選手がケガをしてしまった時に少しでも早く復帰できるようにサポートをするスポーツトレーナーです。
たとえば、選手が骨折をしたとき、ケガの治療は医師がおこないますが、歩行訓練のリハビリを担当するのはメディカルトレーナーです。
また、ケガのリハビリを終えたあと、スムーズに競技生活に戻れるように手助けをしたり、骨折でギプスをしている選手でもできるトレーニングをしたりと、ケガで休んでいる間のトレーニング補助もメディカルトレーナーの仕事です。

 
メディカルトレーナーは、運動療法や物理療法を用いたリハビリをおこないます。また、少しでも早く競技復帰できるようにサポートする仕事のため、基礎医学・スポーツ医学・東洋医学概論・メディカルマッサージなど幅広い知識とスキルが必要です。そのため、柔道整復師・理学療法士の医療系国家資格を取得している人が多いようです。

 
また、最近では、メディカルトレーナーの活躍する場として、スポーツチームだけでなく、
介護施設で高齢者の骨折防止や回復トレーニングに携わる人も増えてきており、今後ますます活躍の場は拡大していくスポーツトレーナーと言われています。

 

③ストレングストレーナー(身体能力向上を担当)

 
「ストレングストレーナー」と呼ばれるスポーツトレーナーについてご紹介します。
ストレングストレーナーは、スポーツトレーナーのなかでも身体の筋力やパワー、筋肉の立ち上がり速度、筋持続力の向上、骨や腱、靱帯の強化、ケガに強い身体作りなどを指導して、スポーツ選手のパフォーマンス向のためのトレーニング指導をおこなうスポーツトレーナーです。
人間の体とトレーニング法に精通し、競技特性に応じてチーム全体で取り組むトレーニングと、選手ごとの個性やそのスポーツのポジションに応じたトレーニング法を指導して、
運動能力などの身体能力を上げるためのトレーナーです。

 
ストレングストレーナーは、経験と実力が認められればプロスポーツ選手と個人契約できる可能性もゼロではありません。特に取得が義務付けられている資格はありませんが、ストレングストレーナーの認定資格を取得しておくとアピールポイントになるかもしれません。

 

④フィットネストレーナー

「フィットネストレーナー」と呼ばれるスポーツトレーナーについてご紹介します。
「フィットネストレーナー」とは、スポーツジムやフィットネスクラブで、個人のニーズに
合わせた運動プログラムを提供するスポーツトレーナーのことです。
ダイエットやメタボ対策、健康維持など一般の方を対象としたり、時には市民ランナーや部活やサークル活動で故障した大学生や高校生の選手を対象としたりしています。

 
資格は特に決まっていませんが、日本体育協会のスポーツプログラマーや健康運動指導士などの民間の資格があります。
また。フィットネストレーナーの経験を積みながら人脈を増やし、柔道整復師や鍼灸師の国家資格を取得して、スポーツトレーナーとしてキャリアアップしていく人もいます。

>スポーツ分野で活躍する柔道整復師がわかる こちら

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