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【片橋先生コラム】アキレス腱

2023/12/14

日本医学柔整鍼灸専門学校です。

今回は柔道整復学科専任教員 片橋先生によるコラムの第46弾をお届けします!

アキレス腱

今日はアキレス腱の話です
みなさん、アキレス腱はご存知だと思います
踵のアレ、太いスジですね

以前のコラムで筋肉は腱になって骨についていると書きました
アキレス腱の筋肉はどれでどの骨についているでしょうか?

正解は・・・ふくらはぎの筋肉から踵の骨まで!

ふくらはぎの筋肉は二重構造です
表面を腓腹筋(ひふくきん)、奥をヒラメ筋といいます
これらの筋の腱があの太いアキレス腱で、踵の骨、踵骨(しょうこつ)についています
踵の骨も大きいんですよ

この太いアキレス腱が切れるって聞いたことはありますか?

意外と多いんですよね
特に運動会シーズンでしょうか
この腱を切ってしまうのは運動会の主役のお子さんではありません

そう、付き添いのお父さんお母さんなんですよね
どうしてでしょう?

実は、ケガにも年齢が関係しています
年を取ってくると腱の柔軟性、弾力性が少なくなっていくのです
そんなときに、急激な運動をしてしまうとあんなに太いのに腱は切れてしまうんですよね

アキレス腱を切った方はみなさんその衝撃を実感していらっしゃいます
ばちーんとすごい音がした、だれかに蹴られたと思った、などとおっしゃいます
それだけ太い腱が一瞬で切れてしまうのですね

予防としては、アキレス腱を伸ばす、身体を温めるようにウォーミングアップをする、長時間運動しない、無理なことをしないがあげられます

もちろん、絶対切れないということではありませんが、予防するのは大切なことです

(監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員)

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