日本医学柔整鍼灸専門学校 柔道整復学科 学科長の森下です。
本校では学校の方針として、海外での学びを推進しています。
前回に続き、来年の成都研修開始を目標に現在行っている視察の模様をご報告します。
視察メンバー：奥田相談役、鍼灸学科 学科長 天野先生、柔道整復学科 副学科長 青木先生、森下
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今回も中国四川省成都第一骨傷病院を視察しました。
まずは骨傷科の治療室を見学しました。
腕の骨を骨折されている患者さんの実際の整復と固定を見せてくださいました。
骨折名は上腕骨の近位端骨折（外科頸骨折）とのことです。
本来であれば観血療法(手術をして治す)が適応される状態でしたが、患者さんの体調などを含めて検討した結果、保存療法(手術はしないで手で治す)で治すことになったそうです。
整復は3人で行い慎重に丁寧に行われました。
無事に終わると直ぐに固定に入りました。
先生方の素晴らしい対応で、患者さんはとても安心されていました。
使用した固定材料は、日本では目にしたことが無いものでした。
軽くしなやかさがありながらも患部を支える強度も兼ね備えていました。
今回、私達の視察に合わせて治療スケジュールを調整してくださったようで、心より感謝申し上げます。
骨傷科の視察はまだ続きます。
柔道整復師・鍼灸師を育成する専門学校
2024.07.10
中国上海研修再開に向けて ⑤
- 柔道整復師・鍼灸師の専門学校-日本医学柔整鍼灸専門学校
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