【コラム】 髪に効く美容鍼灸 ~薄毛のお悩みには「育毛鍼灸」~
2019/11/07
こんにちは!日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。
女性でも男性でも気になる、髪のケア。
サラサラ、しっとり、つやつや…美髪はみんなの憧れですね。
今回の美容鍼灸は小顔ではなく、「育毛鍼灸」についてご紹介します!
1、秋は「抜け毛の季節」
男性や女性に関わらず、若い時にはつやつや・フサフサだった髪が、いつの間にかボリュームダウンして、枕や洋服に抜け毛が目立つ…ということはありませんか?
「育毛」「発毛」のお悩みは多くの人たちが感じています。
実は、夏の紫外線や暑さによる寝不足やストレスが表面化してくる秋は、抜け毛の危険が大きい季節です。秋は、夏の異常ともいえる暑さと紫外線の影響がいつも以上に頭皮にストレスをかけているので、抜け毛のリスクは高い季節なのです。
薄毛の原因がサイクルの乱れと関係があると考えられています。
髪には、しっかりとした太い毛根ができる「成長期」、毛根が退化していく「退行期」や「休止期」を経て抜け落ち、再び成長が始まる成長期へとサイクルが回っていきます。
このサイクルがうまくいかなくなると髪が太く育つための「成長期」が途中で途絶えてしまって、
すぐに「退行期」「休止期」に入ってしまい、だんだんと毛が生える土台が痩せてしまい、薄毛へと繋がっていくのです。
2、薄毛に効果のある「育毛鍼灸」とは?
薄毛の原因は先に説明したように季節的要因もありますが、日常生活における生活習慣も影響しているとも言われています。現代社会では、深夜や朝方までの仕事やスマホ、テレビなどの生活リズムが悪くなる人は増えてきており、一方で、ストレスを抱えたり運動不足になったりすることで生活リズムが乱れ、年配の男性だけでなく、若い世代や女性でも薄毛に悩む人は多くなっています。
育毛鍼灸は、たくさんの育毛・発毛治療法のなかでも、副作用がなく、確実に自然に髪が生えてくる治療法です。
3、「育毛鍼灸」の治療方法
①全身治療
薄毛や抜け毛は、東洋医学では臓腑、気血(きけつ)などに原因があるとも言われています。この臓腑の働きを正常化することで抜け毛や薄毛の対策・予防になるため、頭部だけでなく全身に鍼灸のアプローチをおこないます。
②局所治療
鍼で頭部にあるツボや反応点を刺激して、頭皮の新陳代謝を促す治療をおこないます。
これから生えてくる毛髪をいかに強くするかが育毛鍼灸の原点です。
東洋医学では毛髪は血が変化したものという概念のため、鍼治療で血流を促して頭皮の状態を正常な働きに改善し、新陳代謝を活発にさせることで発毛を促進させます。
③治療期間と治療効果
毛髪の状態は、全身状態の影響が出ます。そのため、育毛鍼灸治療では全身治療をした上で頭部に鍼で刺激を与えて、頭部の血流を改善させます。個人差はありますが、一か月を過ぎた頃から髪が少し生えてきます。
治療期間の目安としては、週1回を継続的に半年から1年間通院するとより効果が出やすいです。
また、育毛鍼灸は何らかの治療効果がありますが、年齢・持病・薬の服用・生活習慣・ストレスなどにより治療効果は大きく変わってきます。
全身治療で体質を改善しながら、あきらめずゆっくりと効果を出していくのも東洋医学である育毛鍼灸のよい所です。
日本医学柔整鍼灸専門学校鍼灸学科では、美容鍼灸を得意としています。
通常授業のほかに美容鍼灸ゼミを無料で開講しており、より深く美容鍼灸を学ぶとともに、
育毛鍼灸などの手技も修得することができます。
育毛鍼灸の治療では、本校ならではの中国鍼、パルスを使用した治療法を在学中から練習できます。
【監修者】
日本医学柔整鍼灸専門学校
鍼灸学科 青木春美(鍼灸師・あん摩マッサージ師)
日本と中国の両方の鍼灸師資格を取得
>育毛鍼灸の技術を見学したい こちら
>日本医学柔整鍼灸専門学校 鍼灸学科 詳しくはこちら
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