【片橋先生コラム・第22弾】~動いただけで骨が折れる⁉~

こんにちは!
日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。
片橋先生によるコラム・第22弾!

動いただけで骨が折れる⁉

こんにちは。

柔道整復学科専任教員の片橋です。

GWが過ぎ、新年度が本格的に始まりました。

今年は梅雨が早いのか、雨や曇りの日が増えてきましたね、お元気でしょうか。

GW半ばから後半は晴天が続いてよかったです。

2年ぶりに規制がないGWになって、もちろん感染症対策はしつつも外出を楽しまれた方が多かったですね。

みなさんはどこかに行かれましたか?どのような休暇を過ごされましたか?

私は家族で実家に帰省をしました。

そして2年ぶりに子どもの日と子どもの誕生日(5/5)をお祝いしてもらいました。

実家の父(80歳)と話していると、

「最近、身の回りの人が骨を折っている。しかも何人も、何か所も。ちょっと姿勢を変えただけで折れたんだよ。」とのこと。

父の知り合いなのでみなさんやはり高齢。ほとんどが女性だそう。

「ちょっと姿勢を変えただけで骨が折れる」・・・ってこんなことがあるのでしょうか?

本当にあるんです。

しかも珍しいことではなくて、接骨院にもよくいらっしゃいます。

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)って聞いたことはありますか?

字のごとく、骨がスカスカになってしまう病気です。

骨がスカスカとは骨密度が低くなって骨が弱く、折れやすい状態になることです。

この状態になると、静かな日常生活を送っているだけで気づかないうちに骨折を起こすことがあります。

折れても気がつかないこともあります。

高齢になると伸長が低くなる原因の一つでもあります。

骨はずっと同じ細胞でできているのではなく、常に新しい細胞に入れ変わっています。

これを代謝といいます。

新しい細胞を作る骨芽細胞と古い細胞を壊す破骨細胞の働きで、代謝が行われています。

年齢と共に両細胞のバランスが崩れ、骨芽細胞<破骨細胞になるのが骨粗鬆症です。

女性に多いのは女性ホルモンの影響もあるからなんです。

放っておくと何カ所も骨折してしまい、日常生活が不自由になります。

痛みはしばらくして治まっても、活動が制限されたり不安があったりすると、高齢の方は生きていく活力を失いかねません。

あしの骨を折ってしまったら、寝たきりになる可能性が非常に高くなります。

骨粗鬆症の予防や治療には運動と食事が大切ですが、それだけでは不十分なので薬による治療をします。

高齢になってきたら骨粗鬆症になる前に骨密度を図ってもらうといいですね。

特に女性は40歳以上から検査を受ける事が推奨されているようです。

食事では骨を作るのに必要な栄養素を多く取り入れることが必要ですね。

どんなものがあるでしょうか?

そう、カルシウムですね。

カルシウムを多く含む食材は、乳製品、魚のほか、大豆製品、緑黄色野菜、海藻、ごまがあるそうです。

カルシウム以外に、ビタミンDK、蛋白質などが骨を作るのに必要な栄養素です。

運動は、高齢者が急に過剰に行うと体を痛めたり骨折を起こしたりする可能性があります。

無理のない範囲で行います。

散歩や日常の動作の中で歩くことを増やしたり、水泳や水中ウォーキングもよいです。

楽しく長く続ける必要があります。

また、若い頃に骨を丈夫にしておくと予防になることから、20歳代から運動や身体を動かす習慣があるとよりよいです。

負荷をかけると骨は強くなります。

特別なことではなく、荷物を持って階段を使うなど日常の動作を見直すとよいでしょう。

(監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員)


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