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柔道整復師×スポーツトレーナーの種類とは?

2019/04/15

 

「将来は、スポーツトレーナーになりたい!」

運動系の部活動に所属している高校生や、これまでスポーツ経験のある社会人が目指す『スポーツトレーナー』という職業について詳しく知っていますか?

スポーツトレーナーとは、スポーツをする人を指導したり、サポートしたりする役割を担う職業の総称です。
そのため、スポーツトレーナーと一口にいっても実はいろいろな働き方があります。

それでは、スポーツトレーナーについて詳しく理解してみましょう!

 

スポーツトレーナーの種類と専門分野

スポーツトレーナーはその目的によって求められる仕事の内容が大きく変わります。
そのなかでも、代表的なスポーツトレーナーの種類をご紹介します!

①アスレティックトレーナー
②メディカルトレーナー
③コンディショニングトレーナー
④フィットネストレーナー
⑤ストレングストレーナー

これらのスポーツトレーナーの仕事内容について、それぞれ違いやサポートする内容についてぜひ知っておきましょう!

 

①アスレティックトレーナー

アスレティックトレーナーとは、スポーツ選手のケガや故障に対応するスポーツトレーナーです。

試合や練習でケガをしたときの応急処置(アイシングやテーピングなど)をおこなうため、ケガの発生メカニズムや対処方法などの専門的な知識が必要とされます。
スポーツ現場で起きたケガの対応だけでなく、治療後のリハビリ、疲労回復のためのマッサージ、ケガを予防するためのトレーニング指導などの仕事もあります。

そのほかに、医師の診断結果をわかりやすく選手やチーム関係者に説明するというパイプ役も担っていて、その競技の特性や状況に応じた情報を医師に説明するのもアスレティックトレーナーの仕事です。
スポーツと医療の2つに関わる仕事なので、「メディカルコーチ」や「メディカルスタッフ」と言われることもあります。

 

②メディカルトレーナー

メディカルトレーナーとは、ケガやスポーツをした人をできるだけ早期に復帰できるようにサポートや指導をする仕事です。
スポーツ選手だけでなく、一般の方の腰痛や打撲などの回復もサポートする場合もあります。

ケガの治療は医師が担当しますが、その後のリハビリなどはメディカルトレーナーが医師と連携しながらリハビリメニューを考案したり、ケガで休養しているスポーツ選手のトレーニング、ストレッチ、マッサージ、テーピングなどをおこないます。

そのため、スポーツ業界だけでなく、福祉業界でもとても重宝される職業です。そのほかにも整形外科病院や接骨院などでも需要の高い人材です。

 

③コンディショニングトレーナー

コンディショニングトレーナーとは、心身のコンディショニングを整えることが役割であり、ケガをした人だけでなく、スポーツをする人や身体に違和感を持つ人に対しても、フィジカルとメンタルの両方からサポートする仕事です。

スポーツをする人に対しては、運動機能の向上や心肺機能の強化、トレーニングメニューの開発などをおこない、「フィジカルトレーナー」と呼ばれることもあります。選手の健康管理をおこなうため、ウォーミングアップやクールダウンのメニューも考案します。

 

④フィットネストレーナー

フィットネストレーナーとは、スポーツジムやフィットネスクラブで利用者に直接、運動の指導をする仕事です。

スポーツジムなどを利用している人に対して、年齢・性別・体力・目的など利用者のニーズに合わせた運動方法を指導したり、モチベーションアップをしたりと、じつにさまざまな仕事があります
ケガをせず、楽しく運動できるようなトレーニングメニューを組んだり、マシンの使い方をサポートしたりします。
なかにはフリーランスで独立し、セレブ専属のトレーナーとして活躍するフィットネストレーナーもいます。

 

⑤ストレングストレーナー

ストレングストレーナーとは、本格的にスポーツをしたい人のために、筋トレや身体作りのサポートをする仕事です。

スポーツ選手の筋力や身体能力を強化することで、競技におけるパフォーマンスを最大限に発揮できるように指導します。
筋力強化のみならず、持続力や柔軟性を上げたり、靱帯や腱などを適切な状態にキープすることにも気を配ることができるトレーナーのため、スポーツジムやフィットネスクラブのほかに、プロスポーツチーム・実業団・アスリートとの個人契約などでも活躍できます。

 

まとめ

このように、スポーツトレーナーといっても種類があり、その仕事や役割がさまざまであることをお分かりいただけたでしょうか。

スポーツトレーナーになるために必須となる資格は存在しません。
しかし、実際には基礎医学・スポーツ医学・運動生理学・解剖学などの専門的な知識が必要とされるため、柔道整復師や鍼灸師、理学療法士といった医療系国家資格の取得者が多く活躍しています。

将来、スポーツトレーナーになりたい方は、ぜひこのような国家資格も取得しながら、アスリートや利用者から“信頼されるスポーツトレーナー”を目指して、夢を叶えてくださいね。

 

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