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日本医学柔整鍼灸専門学校

柔道整復学科 BLOG

川崎先生コラム 第12弾「ニューノーマル時代の健康増進」

2021/10/01

こんにちは!
日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。
川崎先生コラムの第12弾をお届けいたします!

ニューノーマル時代の健康増進

コロナ渦以降、社会のほとんどがニューノーマル時代を迎え生活様式や働き方が一変しました。

ニューノーマルとは、時代の転換期、新しい常識・常態という意味があります。
今まではビジネスで使用される言葉でしたが、コロナ渦で世界中が以前の常識が通用しない生活様式となり通常に使用されるようになりました。
その代表としてはリモートワーク中心の働き方改革。

生活ではステイホーム時代になりインターネットショッピングや宅配の利用が増加したことが代表的です。
しかし、急速に普及したニューノーマルな生活や働き方は、健康にも大きく変化をもたらしています。

【ニューノーマル時代の健康のリスク】

①疲労を感じやすくなる
今まで通勤や外出によって歩く時間が普段の活動で得られていましたが、巣ごもり生活で体を十分に動かさないことによる身体機能の低下、心肺機能の低下、体力の減退、筋力の低下などが疲労を感じやすくなる原因となります。
生活の質も低下するため適度な運動を心がけるようにしましょう。

②疾病の罹患リスクが上昇
エネルギー消費量が減少したことで、太りやすくなったと感じる人も多いのではないでしょうか。

運動不足は疾病の罹患リスクが上昇します。
活動量の低下や1日中座っている時間が多くなると、腰痛や肩こりの原因となり、肥満、高血圧、脂質異常などの生活習慣病のリスクも高まります。
また、長時間座っている時間が長いほど心筋梗塞・脳卒中・癌で死亡するリスクが増大すると言われています。
エネルギー消費量が多いほど疾病の罹患や死亡リスクは低下します。
1時間に1回程度、仕事の合間に体を動かす意識を持つようにしましょう。

③メンタルヘルス不調
メンタルヘルス不調は、異常に対する正常な生体反応です。
ニューノーマル時代に対応できず不安や焦りを感じたり、社会生活に適応できず精神的ストレスが大きくなり身体の不調を抱えている人も多いのではないでしょうか。

特に、人と会う機会が少なくなり、親しい人と何気ない会話で和んだり、コミュニケーションを取ることができないことでモチベーションの低下や精神的疲労も生じます。
外出制限も好きな活動ができない精神的ストレスになります。

コロナ鬱という言葉を時々聞くことがありますが、気分の落ち込みにより何事も手につかないことが問題となっています。
人は五感から脳へ情報を送り無意識で心身活動に影響を働きかけます。
脳は全身をコントロールしているため、考え込むほど様々な病気を引き起こしてしまいます。

可能な範囲で外出し人と話す機会を作ったり、日常の生活の変化をつけるなど、部屋の模様替えや体を動かす作業をしてみるのも気分転換となります。
メンタルヘルス予防を心がけましょう。

リモートワークや巣ごもり生活が続くことで意識的に運動をしたり、新しい趣味にチャレンジする方も多いと思います。
こうした自分時間を大切にして生活のメリハリをつけるようにしていきましょう。
意外と時間があると思って1日のスケジュールがはっきりしない生活をしていると仕事を終わらせる時間が遅くなり深夜まで作業をしてしまうケースが多く見られます。
結果的に労働過多となり睡眠障害なども起こる可能性があります。
生活習慣を一定リズムに保つことを心がけていきましょう。

残暑厳しいですが少しずつ涼しくなり過ごしやすくなってきました。
この時期は、夏の疲れや気温の変化による体調不良が起きやすい時期です。
特に女性は運動不足や筋力低下は冷えの原因となります。
少しずつ体を動かして冬に備えていきましょう。
そろそろ、お肌の乾燥が気になる季節になりますね。
乾燥にはナツメがいいそうです。
世界3大美女の楊貴妃も食していたナツメは1日3個食べれば歳をとっても老いが現れないというほどの健康と美容に関する効能があります。
その他、疲労回復、腸内環境を整え、冷えや代謝亢進、貧血、精神安定作用などがあります。
私は、冬になると鍋料理に入れて食べます。
ほんのり甘くておいしいです。
ナツメ茶もおすすめです。

本校柔道整復学科 専任教員
川﨑有子 柔道整復師・鍼灸師


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