柔道整復師・鍼灸師を育成する専門学校

日本医学柔整鍼灸専門学校

柔道整復学科 BLOG

【片橋先生コラム】風邪やケガの初期に大切なこと

2023/08/25

日本医学柔整鍼灸専門学校です。

今回は片橋先生によるコラム・第41弾をお届けします!

カゼやケガの初期に大切なこと

みなさんはどんな夏休みでしたか?

今年は各地でお祭りや花火が久しぶりに開催されて楽しみが戻ってきましたね

楽しい夏休みのスタートをきったところ、次男が発熱しました😿

子どもも休みのときに疲れが出るんですね

風邪をひいた場合

風邪をひいたとき、みなさんはどうされていますか?

治療として大切なのはなんでしょう

薬を飲むこと?

水分を摂ること?

栄養のある食べ物を摂ること?

私がお世話になった大学の名誉教授もされていた医師がおっしゃっていたのは「安静」にすること

体を休めることが風邪を治すのに最も必要なことなのです

ケガをした場合

急性期と呼ばれるケガをした直後から数日の処置がとても重要で、ケガの治りを左右する時期です

そのときの処置をRICE(ライス)処置といいます

R rest:安静
I ice:冷却
C compression:圧迫
E elevation:挙上

ケガの場合にも「安静」がありますね

ケガしたところを休ませることがやはり大切なのですね

近代外科学の創始者といわれる

16世紀フランスのアンブロワーズ・パレ(1509~1590)が残した有名なことばがあります

「我包帯す、神癒し賜う」

医者である自分はケガに処置をするのみで、ケガを治すのは神=自然治癒力です、という意味です

自然治癒力

みなさんの体に備わっている、病気やケガを治す力が自然治癒力

これが働かなければ、薬や栄養を与えても体は治っていかない

この力を最大限に発揮させるために必要なのが「安静」、体を休ませることなのです

(監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員)

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