case 16 キャリアチェンジ 鍼灸院院長

42歳で、看護師から鍼灸師へ。
「人を治したい」という想いで
独立開業という夢を実現。
鍼灸学科 卒業青木 早苗さん
  • キャリアチェンジ
  • 鍼灸院 院長

プロフィール

看護師として勤務する中、自身の腰痛をきっかけに鍼灸と出会う。病院を転々としても改善しなかった症状が、鍼灸治療によって変化した経験から「どうして鍼灸で良くなるのか知りたい」という思いが強くなり、42歳で日本医専へ入学する。卒業後は地域に根差した鍼灸院を目指して独立開業する。その後も日本医専の卒後研修に継続して参加しながら技術を磨き、小児から高齢者まで幅広い世代の施術を行っている。治療院のレビューサイトには高評価の口コミが多数寄せられるなど、確かな治療技術と厚い信頼を集めている。

勤務先西荻窪 はなみずき鍼灸院 院長

鍼灸師を目指したきっかけ

歩けないほどの腰痛が、人生を変えた。

私は以前、看護師をしていたのですが、仕事のハードさから腰痛を繰り返し歩行が困難になったことがありました。

その際いろんな病院を紹介され受診しましたが治らず、最終的に鍼灸治療を受けました。すると、劇的に変化がみられ改善していきました。

今まで西洋医学を学んできた私にとって「どうしてこんな風に鍼灸が人を治すことができるのだろう」ということが、とても気になりました。どうしても、それを知りたくて本を読み、文献も調べましたが納得できる答えは出ませんでした。そんな時、治療してくださった先生から「鍼灸学校で学ぶと分かりますよ。鍼灸師になってみない?」と声をかけていただきました。その一言で″答えが出た″と確信し、日本医専へ入学しました。

42歳でのキャリアチェンジについて

不安より、"絶対に知りたい"という気持ちが強かった。

日本医専に入学したのは42歳の時でした。キャリアチェンジに対する不安は全くありませんでした。何故、鍼灸が人を治すのか知りたい気持ちが強かったので、学べる楽しみの方が大きかったからです。

また、自身の体験や、看護師時代に助けることが出来なかった患者さんを、鍼灸で改善できるのではないか。また、看護師のキャリアも活かせたら、統合医療へとつながり、より人々の健康につながるのではないか。と感じていました。

日本医専を選んだ理由

ホームページを見た瞬間、「ここだ!」と思いました。

鍼灸学校を決める時、まず、ホームページで検索しました。

ホームページに書かれていた内容が、時代に合致しており、あらゆる年代に鍼灸が提供できるよう学びの環境が整えられていることが伝わりました。1つの治療にこだわることなく、引き出しを増やそうと学びの幅があることが魅力でした。そのため、他校と比較することもなく、すぐ連絡して入試面談を受けました。

在学中に感じた日本医専の魅力

先生方の熱意と、柔軟な学びが支えになりました。

実際に入学してからは、先生方の熱意を感じる授業が本当によく伝わってきました。事務の方々も熱心で本当に学生生活が楽しかったです。

また、日本医専は多様化する時代に合わせて、漢方や薬膳・古典・独立開業ゼミなど、柔軟に学べる環境があり魅力を感じていました。また、スポーツ鍼灸・美容鍼灸・婦人鍼灸などを学び、日々の施術に活かされています。

卒業した今も「まだ学校に行きたい!」と思うくらい楽しかったので、今でも積極的に卒後研修に参加しています。

仕事のやりがい

鍼灸の力で地域の方々がより健康になって、社会で活躍してほしい。

現在は独立開業し、地域の方々を中心に施術を行っています。10代から90代まで幅広い方が来院されますが、特に40代以降は病気になりやすい世代でもあるので、定期的な鍼灸が受けられるよう治未病に取り組んでいます。また、病院やクリニックで治療しても良くならない方が多く来院されます。

その方々の施術にも日々、奮闘しながら取り組んでいます。
このように、地域で開業するにあたりあらゆる年代に対応できるのは、日本医専での学びと卒後研修を受けたからです。この技術で、患者さんからは「気持ちが前向きになって働きやすくなった」「眠れるようになった」「手術をしなくてよくなった」「薬を飲まなくて良くなった」「骨折が早く治った」などの声をいただきます。

鍼灸の提供により、目の前で良くなっていくのを見られることが本当に嬉しいです。

卒業後も続く学びとサポート

「卒業したら終わりじゃない」という安心感がありました。

学校を卒業してから、開業の準備を進めましたが、卒業後すぐは「自分が治せない方が来たらどうしよう」という不安がありました。

そんな時に支えになったのが、日本医専の卒後研修でした。技術研修だけでなく、現場で困っていることに対しても先生方が教えてくださるので、すぐに現場で実践できました。だからこそ、「できれば全部の研修を受けたい」と思いました。

卒後研修については「どの研修を受けても学びと技術の向上がある」と感じています。現場に出ると、学校では学びきれない悩みや課題がたくさん出てきます。そういう時に、卒業後も相談できる場所があることは本当にありがたいです!

独立開業という選択

自分の信念を持って、自分が必要だと思う治療を届けたい。

私は、どうしても独立開業したいという思いがありました。それは、25年培った看護師のキャリアを生かして、鍼灸治療をしたかったからです。

しかし、鍼灸技術が未熟な私は、開業して2年目に「もう一手、何か必要だ」と悩むようになりました。

そんな時、卒後研修で筋肉テストを使った治療法を学んだことが大きな転機となりました。この技術の習得で、より自分の思う治療が提供できるようになってきたと感じています。

今後も研鑽に努めながら、自分が学んだ技術を後世に引き継いでいきたいと考えるようになりました。

これからキャリアチェンジを考える方へ

できない理由ではなく、"できる理由"を考えてほしい。

新しいことに挑戦するとき、脳は変化に対して不安を感じて、できない理由を考えます。それに負けずに勇気をだして″できる理由″を考え、ノートに書き出すことをお勧めします。書き出したら小さなこと1つでも行動してみます。一歩踏みだすことで新しい道が見えてくるはずです。

私は看護師から鍼灸師へキャリアチェンジし、独立開業までもちろん不安はありましたが、できる理由を考え続けた結果、自分の考える鍼灸を提供できています。また、このことは多くの先生方や私を応援してくださった方のおかげだと思っています。

自分の信念と他者への感謝を忘れずに行動してみてはどうでしょう!!

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