2021年3月
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2021/03/25鍼灸実技動画
- 鍼灸動画紹介⑭ 美容鍼 ~鍼の力で美しく!!~
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こんにちは。 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 今回は本校の鍼灸学科で学べる「技」をご紹介します。 教えてくれるのは、鍼灸学科 学科長の青木先生です。 ~美容鍼(びようしん)~ 「美容鍼」とは、顔や頭部、身体にある美容に効果のある「ツボ」に鍼やお灸の施術をおこない、自然治癒力を高めることによって、美顔や肌質改善をしていく治療です。 美容鍼灸には血液の流れを良くして新陳代謝を活性化させるとともに、内臓機能や自立神経のバランスを整えて、心身ともにリラックスできるため不眠やイライラを抑える効果もあります。 美容鍼では下記のような効果が期待できます。 ・リフトアップ・小顔効果 ・透明感のある輝く美肌へ ・アンチエイジング効果 ・ホルモンバランスの改善 ・精神的なストレスの緩和 など。 近年、需要の増えてきている美容鍼灸を体験してみませんか? 実技に力を入れている日本医専では、このように様々な手技を学ぶことができます! >>過去の鍼灸動画紹介はこちら! 鍼灸学科ブログではコラムや授業・ゼミの様子などを紹介しております。 興味のある方はぜひご覧ください。 <<鍼灸学科ブログはこちら>>]
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2021/03/25王先生コラム「カラダとココロを整える東洋医学」
- 【王先生コラム】第8弾 「花粉症に効く漢方薬・ツボ」
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です 王先生コラムの第8弾をお届けいたします! 王先生コラム「花粉症に効く漢方薬・ツボ」 春の到来とともに花粉が飛散のシーズンとなり、花粉症の方にとってはうっとうしい時期でもあります。 花粉症の症状に多く見られるのがくしゃみ、鼻水、鼻づまりと目の痒みです。 中医学はそれらの症状を引き起こす原因は、体外では「風邪」に関係し、体内では「肺」に関係すると考えています。 邪とは発病因子のことを指し、外からの邪を外邪、内部からの邪を内邪といいます。 花粉はあちこち飛散し、鼻や目のなどの人体の高い部位に侵入し悪さをするので、風の移動しやすく、高く舞う性質に似ていることから、外邪の風邪の部類に入るのです(他の外邪もある)。 また、同じ環境にいながら、花粉症になる人とならない人の差は体内の肺にあります。 中医学でいう肺は、呼吸の他、鼻に通じ合い、皮膚や毛孔を含めた体表のバリア機能をも担っていると考えています。 肺はきちんと働いて、体表のバリア機能がしっかりすれば、外邪から身を守ることができ、花粉などが容易に侵入することができません。 反対に、花粉症にかかっている方は、肺による体表のバリア機能が低下していると思われます。 そのような視点から、花粉症にかかっている方はシーズン中にまずは外邪を追い出して症状を治し、シーズンでない時に肺の働きを高めるなど抜本的治療が必要だと思われます。 本篇は今シーズンに使える漢方薬やツボ及び生活上の注意を簡単にご紹介します。 花粉症に効く漢方薬 ①水様鼻水タイプ:鼻水が白くサラサラして大量に出る、くしゃみ、寒気、手足が冷えるなど。 →小青竜湯 ②黄色鼻水タイプ:鼻水は黄色くて粘り気のある、鼻づまり、目が痒く充血する、口やのどの渇きなど。 →辛夷清肺湯 ③白くて粘り気のある鼻水タイプ:鼻水が白くて粘り気がある、鼻づまり、のどのつかえる感など →柴胡桂枝湯または柴胡桂枝乾姜湯 花粉症に効くツボ 上星、迎香、列缺、合谷など 花粉症を抑えるための注意点 なお、花粉シーズン中の生活面での注意として、以下のものが挙げられます。 ①充分に睡眠を取る。充分な睡眠を取ることでバリア機能を高めることにつながります。 ②身体を冷やさない。特に水様鼻水タイプの方は、冷えないように着るもの注意し、生ものや冷たいものを摂りすぎないように気をつけていただきたい。 ③バランスのよい食事。特に黄色鼻水タイプの方はお酒、油っぽいもの、香辛料の入っている料理を控えていただきたい。 以上の注意点を守ってみましょう。 温飲・温食の徹底!! また、上記の注意点にくわえて、冷たいものは極力口にしない生活をすることをおススメします。 私の経験ですが、2年前までは鼻炎がとてもひどく、夜中に鼻水や鼻づまりで目を覚ましたり、朝起きると必ず鼻をかむのが日課でした。 当時の食生活を振り返ると、生野菜、ビール、果物など身体を冷やす飲食をかなりしていました。 その後の生活改善で、特に夜の温飲・温食を意識したところ、驚くほど鼻をかむ機会が少なくなりましたよ。 黄色の鼻水タイプの方は また、黄色の鼻水タイプの方は、熱を冷ます食材を意識して摂取しましょう。 豆腐やごぼう、レンコン、大根などがおススメです。 また、ペパーミントや菊花にも熱を冷ます働きがあります。お茶などにして飲むといいですね。 また、別回のコラムで取り上げた?養生法“も意識して身体のメンテナンスをすると症状の軽減につながると思います。 <<王先生コラム「カラダとココロを整える東洋医学」の別テーマはこちら>> 是非実践を! (監修/王瑞霞 先生) 王 瑞霞先生/本校鍼灸学科専任講師・婦人鍼灸ゼミ顧問 北京中医薬大学医学修士 日本大学医学博士 中医師 専門分野は内科・婦人科 漢方・薬膳などの中医学に精通 今回の王先生のコラムでは花粉症に効くツボを紹介しました。 是非参考にしてみてください! <<王先生コラム「カラダとココロを整える東洋医学」の別テーマはこちら>> 王先生はオープンキャンパスも担当しておりますので、興味のある方はぜひご参加ください。 ▼お申し込みはこちら▼ <<4/24(土)14:00~16:00「婦人鍼灸・漢方鍼灸の効果」>>]
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2021/03/24その他
- 【コラム】スポーツ鍼灸でケガを治そう!
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こんにちは、日本医学柔整鍼灸専門学校です。 トップアスリートもケガの治療に好む「スポーツ鍼灸」という施術をご紹介します。 急性や慢性に問わず、スポーツによるケガの早期回復に、即効性のある鍼灸が用いられることが多くあります。 ここでは、スポーツトレーナーとして活躍できる鍼灸師の技「スポーツ鍼灸」について説明します。 1、スポーツアスリートに多いの悩み ①膝・足首・脛などを痛めやすい。 ②腰や背中を痛めやすい。 ③姿勢が悪い。 ④骨盤が歪んできた。 ⑤ケガをしたい身体作りをしたい。 ⑥パフォーマンスアップを図りたい。 ⑦走るフォームを改善したい。 など アスリートはトレーニングや試合でスポーツ外傷と呼ばれるケガをしたり、痛みをかばって骨格のバランスが崩れてしまうなどの悪循環になることもあります。 2、鍼灸を知る 痛みなど問題のある患部や経穴と呼ばれるツボに鍼やお灸を用いて刺激を与え、疾病の治癒や予防をめざすのが鍼灸治療です。 人が本来もつ自然治癒力や免疫力を高めて治療から、病気の予防、ケガの予防までをおこないます。 身体には361か所のツボが存在すると言われており、その大きさは500円玉くらいです。 東洋医学ではツボのことを「経穴(けいけつ)」と呼ばれており、刺激すると症状を緩和し、弱った機能を回復させます。 <鍼灸治療の基本的な仕組み> ①鍼やお灸を用いてツボを刺激する ↓ ②皮膚や筋肉などの組織を微小に傷をつける ↓ ③傷を修復するために細胞が活性化する ↓ ④自然治癒力や免疫力を高める 3、スポーツ分野での鍼灸効果 鍼灸とは本場中国から伝わってきた東洋医学です。東洋医学では、ケガが発症する前に施術をすることでケガを未然に防ぐことができます。 この特性を活かしてスポーツ分野ではアスリートのコンディショニングに鍼灸が用いられています。 スポーツ鍼灸の治療では、筋肉の張りの改善や免疫力向上などを目的に施術をおこないます。 実際にも、プロ野球・Jリーグ・社会人スポーツな各種目でスポーツトレーナーとして鍼灸師が多く活躍しています。鍼灸師の活躍の場として、スポーツ分野は今後益々広がっていくでしょう。 余談ですが、グローバルに活躍する鍼灸師が増えています。 スポーツの分野では、日本人アスリートがアメリカやヨーロッパをはじめとする海外でプレーするときに、帯同することが多いのが鍼灸師である日本人トレーナーです。 日本人は鍼灸の手技が丁寧で繊細な施術をすると世界でも高く評価をされています。 >>アメリカのメジャーリーグで活躍する鍼灸師に会いに行く フロリダ研修の記事はこちら 将来、スポーツ現場で活躍するスポーツトレーナーになるために、鍼灸師を目指すのも近道と言えるでしょう。 >>日本医専のスポーツトレーナーについてもっと詳しくみる]
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2021/03/22高齢者鍼灸ゼミ
- 【高齢者鍼灸ゼミ】脳血管障害に対する鍼灸治療法
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こんにちは。 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 本日は4大鍼灸ゼミのひとつ、「高齢者鍼灸ゼミ」についてのレポートです。 【4大鍼灸ゼミとは?】 「美容鍼灸」「スポーツ鍼灸」「婦人鍼灸」「高齢者鍼灸」の4分野に分かれて、より専門的な知識を学ぶことができる本校独自の学習制度です。 「高齢者鍼灸ゼミ」では、複数の疾患を同時に持つ患者様や慢性疾患の患者様への施術を学びます。 >>詳しくはこちら 本日は脳血管障害に対する鍼灸治療法を学びました。 今回はその中でも脳血管疾患の後遺症である、片麻痺などに効果が望める治療法です。 学んだ治療穴は「人中」「合谷」「曲池」「後渓」「委中」です。 「人中」は鼻と口との間にある縦の溝の部分で、脳血管の詰まった部分を通す作用があります。 上肢の麻痺には「合谷」「曲池」「後渓」を、 下肢の麻痺には「委中」に鍼を刺すという事を学び、学生同士で刺していきます。 今回のゼミも、皆さん楽しく真剣に取り組んでいました。 オープンキャンパスでは様々なテーマの体験授業を行っております。 是非お気軽にご参加ください!! ★鍼灸学科★ 3/27(土)14:00~16:00 「きれいなすっぴん素肌をつくる~美容鍼灸の効果~」 <<お申込みはこちら!>> <<その他イベントはこちら!>> ]
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2021/03/17鍼灸実技動画
- 鍼灸動画紹介⑬ かっさ ~牛の角や鉱石で血流改善!!~
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こんにちは。 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 今回は本校の鍼灸学科で学べる「技」をご紹介します。 教えてくれるのは、鍼灸学科 学科長の青木先生です。 ~かっさ~ 「かっさ」とは、中国の民間療法「刮痧(かっさ)療法」からきており、「刮(かつ)」は“削る”、「痧(さ)」は“滞っている血液”を意味します。 使い方はプレートという独特な形の板を使って、肌の上からリンパなどを刺激し、体内の毒素を肌表面に押し出すことができます。 かっさでは下記のような効果が期待できます。 ・リフトアップ ・むくみ解消 ・毛穴の引き締め ・肌質改善 ・便秘の改善 ・冷え性改善 など。 かっさと鍼灸を組み合わせてより良い身体づくりをしてみませんか? 実技に力を入れている日本医専では、このように様々な手技を学ぶことができます! >>過去の鍼灸動画紹介はこちら! 鍼灸学科ブログではコラムや授業・ゼミの様子などを紹介しております。 興味のある方はぜひご覧ください。 <<鍼灸学科ブログはこちら>>]
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2021/03/10鍼灸実技動画
- 鍼灸動画紹介⑫ 隔物灸 ~生姜やニンニクを使うお灸!?~
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こんにちは。 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 今回は本校の鍼灸学科で学べる「技」をご紹介します。 教えてくれるのは、鍼灸学科 学科長の青木先生です。 ~隔物灸(かくぶつきゅう)~ 「隔物灸」は肌と艾(もぐさ)の間に、生姜やニンニク、味噌などを置いて燃やす方法です。 実際に生姜やニンニクを置くことでどんな効果があるのかというと… ・身体を温める ・滋養強壮 ・殺菌作用 など、生姜やニンニクの効能や栄養成分と、お灸の効果を合わせて期待することができます。 腹部や背中に隔物灸をすることで、痙攣、痛み、神経痛のような神経系の機能を鎮める効果が期待されます。 寒い時期にピッタリの隔物灸をみなさんも体験してみませんか? 実技に力を入れている日本医専では、このように様々な手技を学ぶことができます! >>過去の鍼灸動画紹介はこちら! 鍼灸学科ブログではコラムや授業・ゼミの様子などを紹介しております。 興味のある方はぜひご覧ください。 <<鍼灸学科ブログはこちら>>]
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2021/03/03鍼灸実技動画
- 鍼灸動画紹介⑪ 棒灸 ~穏やかな温熱効果で健康管理~
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こんにちは。 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 今回は本校の鍼灸学科で学べる「技」をご紹介します。 教えてくれるのは、鍼灸学科専任教員の渡邊先生です。 ~棒灸(ぼうきゅう)~ 「棒灸」は前回の箱灸と同じくお灸の一種で、体を温める作用のある“艾(もぐさ)”を棒状に整えて和紙で包んであります。 そして先の方に火をつけ、患部に近づけて温めるだけで、お灸の効果が得られます。 箱灸は広い面を温めるのに対して、 棒灸はピンポイントで温めることができます。 普通のお灸とは違い、急に熱くなることがなく、 熱のコントロールがしやすいので気持ちよく受けていただけます。 <<箱灸について詳しくはこちら>> 棒灸は主に下記の症状に効果が期待されています。 ・花粉症の時のズルズルの鼻 ・風邪のひきはじめ、ひきかけの時の寒気 ・足元の冷え ・顔のむくみ・たるみ、目の下のクマ 是非、棒灸で健康管理してみませんか? 実技に力を入れている日本医専では、このように様々な手技を学ぶことができます! >>過去の鍼灸動画紹介はこちら! 鍼灸学科ブログではコラムや授業・ゼミの様子などを紹介しております。 興味のある方はぜひご覧ください。 <<鍼灸学科ブログはこちら>>]